■狙撃のGT(第11話) 発表1969年8月
評価 ★★★★★
依頼人 中国統一戦線工作部 麗花
ターゲット 王徳明
報酬 ¥30,000,000
今回弾丸発射数 2 / 通算弾丸発射数 55
今回殺害人数 2/ 通算殺害人数 47
今回まぐわい回数 1 / 通算まぐわい回数 7
<ストーリー>
中国高官の狙撃を依頼されるゴルゴ。走行中の列車のターゲットをいかに狙うのか・・・
<この一言>
さようならは再見だが、もう会うこともないだろうな
<解説>
「パーフクト・マシーン」ゴルゴの魅力が余すところ無く描かれている本作。特筆すべきは下記2点。
①列車の速さ・地形・ターゲットの特性を踏まえ、瞬時に狙撃ポイントを割り出すスーパー頭脳
②カスタマイズした武器で、走行中の列車内のターゲットを走行中の自動車からピンポイントで狙撃
■駅馬車の通った町(第12話) 発表1969年7月
評価 ★★★
依頼人 なし
ターゲット ダディ・リッキー親子とその取り巻き
報酬 なし
今回弾丸発射数 16 / 通算弾丸発射数 71
今回殺害人数 13/ 通算殺害人数 60
今回まぐわい回数 1 / 通算まぐわい回数 8
<ストーリー>
ラスベガスでの狙撃後に立ち寄った小さな町。そこはチンピラたちに乗っ取られた”不毛の町”だった・・・
<この一言>
おれには関係ないことだ
<解説>
「ゴルゴには関わるな」という教訓を示す作品。見過ごしてはならないのが、殺害人数と弾丸発射数の関係。
①ダディ・リッキー父子とその取り巻きが、保安官に対し「13発の処刑」をする。
②ダディ・リッキー父子とその取り巻きは合計12名(一同勢揃いのコマにも13名ではなく12名として描かれている)
③ゴルゴはM16を連射しているが、リッキーと取り巻き10名には丁度11発の弾丸を発射し11名を射殺。
『ドガガガガガ』『ガガガガガ』という発射音で確認できる。
④その後、ゴルゴはダディに対し4発を連射(③④によりダディ・リッキー父子一派は12名と確認できる)
⑤ラスベガスでの仕事は1名を射殺
よって、本作の発射数は16発、殺害数は13名である。
連射でも11発の弾丸で11名を殺害、1発たりとも無駄がない射撃は、さすがゴルゴ。
余談①この作品でゴルゴはコップ一杯のソースを一気飲みさせられており、「ゴルゴにソース一気を強要するな」という教訓も示している。
余談②「ソース一気」にも表情を変えないゴルゴ。さすがである。
■メランコリー・夏(第13話) 発表1969年8月
評価 ★★
依頼人 英国情報部MI6 ヒューム部長
ターゲット アーノルド・グランストン 元上級公務員
報酬 £20,000
今回弾丸発射数 1 / 通算弾丸発射数 72
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 61
今回まぐわい回数 0 / 通算まぐわい回数 8
<ストーリー>
マルタ島で女を見張り続けるゴルゴ。その思惑は・・・
<この一言>
たのんだぞっ すぐにだ
<解説>
スパイといえど男女の情に流される。男女間の機微を的確に捉えるゴルゴの洞察力に感服。
しかし、「たのんだぞっ すぐにだ」と懇願するゴルゴに、成熟していない一面を垣間見ることが出来る。
■猟官・バニングス(第14話) 発表1969年9月
評価 ★★★★
依頼人 コーナン夫人
ターゲット M&M興行株式会社 ビリイ・コーナン会頭
報酬 不明
今回弾丸発射数 2 / 通算弾丸発射数 74
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 62
今回まぐわい回数 0 / 通算まぐわい回数 8
<ストーリー>
囮捜査にてゴルゴ逮捕を目論むICPO。囮捜査に反対する刑事は職を捨てゴルゴを追う・・・
<この一言>
テープを
<解説>
囮捜査に反対、職を辞してゴルゴを追うバニングス。クライマックスの対決シーンでバニングスはゴルゴではなく囮を狙い、囮捜査の漏洩を防ぐ。命を賭して職責を全うするバニングスに敬意を払い、囮捜査の全貌を録音したテープを燃やすゴルゴの男気に感服。
ズキューン
ゴルゴ13 (3)
巻掲載
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★
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