極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

生成AIのインパクトはどのようなものか②

2024年07月25日 | 第4次産業革命

彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦
国時代の軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと
)と兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ-。ひこにゃんの
お誕生日は、2006年4月13日。

【季語と短歌:7月25日】

        蝉時雨いつも通りに大暑かな 


  ※「に」の用法に注目

【今日の短歌研究⑮】

ため息にひとつ炎はふくらんで風のはじまりとおわりをみせる
夜よりも深いあなたの髪の毛に触れようと 触れようとかすかに
ポケットの上から鍵を確かめて落ち着く 団地にぽたぽたと灯り
夜が月の半分ほどを呑み込んでそれでも明るい道を帰った
顔だけを湯舟に出して目をつむる 髪の毛がお湯にそよぐのを待つ


                    薄暑なつ *(号外)             


内容説明
生成AIの登場で、私たちの価値観は大きく変わった。では、最新テ
クノロジーによって、仕事やビジネスのあり方、人々の生活スタイル
はこれからどのような飛躍を遂げるのか?東大松尾研究室に所属する
新進気鋭の著者が、今話題のテクノロジーの現在地からAIが塗り替
える未来までをわかりやすく考察!
--------------------------------------------------------------
はじめに
信じられないほど多くのことが起こっている。




第1章 史上最速で社会変化をもたらす「生成AI革命」
歴史上、汎用技術とされる技術の登場直後は、その技術が良くも悪く
も社会に多大な影響を及ぼし、以降の人類発展の方向を決定づける契
機となっている。ただ、これまでの汎用技術で起こった変化も長期的
に見て大きなものではあったが、その変化のスパンは数十年から数百
年単位というもの。それらの汎用技術が登場した時代の人が1、2年
後にタイムスリップしても、社会構造が激変していると感じることは
なかったはず。産業革命は18世紀中盤から19世紀にかけての長い期間
を経て、社会の生産構造を変えた。インターネットの登場は20世紀中
盤でしたが、一般家庭に普及し始めたのは21世紀に入る直前であゅた。
一方、生成AIはその影響が大きく、これまでの汎用技術とは比較に
ならない速度で変化。ネット記事やSNS、新聞の見出しなどを見て、
どれだけ地球上で最も賢い知的存在、とまで言えるかもしれない。

昨年に生成AI革命が起こってから、本書の執筆段階までに起きたこ

とのみを挙げても、すでに数十年分の技術革命があったかのような様
相である。
ChatGPTQ発表直後、Google社は社内にコードレッド(厳戒警報)を
発令したとされた。ChatGPT現が、Google社の検索事業に深刻な影
響を与えると判断されたためである。実際、Google社に対抗すMicrosoft
社は、すぐに検索エンジン「Bing」ChatGPT搭載し、Google検索エン
ジンを追いかけている。1つの技術によって、突如、世界一の企業の
地位が脅かされる事態になっている。そのMicrosoft社は、普段利用す
るパワーポイントやワード、エクセルなど、ほとんどのビジネス製品
に生成AIを搭載すると発表。私たちの生産作業が根本から変わろう
としている。
画像生成AIで生み出したアートは、アメリカの芸術コンテストでグ

ランプリを獲得し、ドイツの世界的な権威ある写真コンテストで入賞
するレベルに達している。突如として、すべての人間に、今までのプ
ロクリエイター並みの作品を生み出す力が解放されたと言っていい。
教育も生成AIで大きく変わろうとしている。東京大学をはじめとす

る国内の各大学は、生成AIの利用に間する声明を発表している。
問題への解答やレポートの作成に生成AIが使われる事態は容易に想
像でき、従来の教育方法は成立しなくなる。生成AIに聞けば大体の
疑問は解決し、対話的な議論も可能なことから、現在のように教員が
生徒に知識を与える教育形式にも変化が起きるかもしれない。



 すでに生成AIは、世界中のり-ダーの主要な関心事となっている。
2023年5月に開催された広島サミットでは、生成AIが議題に上
り、首脳宣言のなかで生成AIの議論を進めるための「広島AIプロ
セス」を立ち上げることが発表された。同年7月には、東京大学で日
本国内の政治、学術、経済界のりIダーが集まったシンポジウムが岸
田文雄内閣総理大臣出席のもと開催され、今後の国内の生成AIの取
り組みについて議論された。一方、生成AIがもたらす脅威も無視で
きない(具体的な事例は割愛)。  

ここで、第2章以降、特別対談までさっとこなし、「特別対談」で(
ヒント・要約)を書き出し終えることとする。    この項つづく

● 今日の言葉:焦りは禁物。
  ブログ書き込み疲れ(疲労感は昨年の3倍)ると、AI将棋で指
  しストレス発散させているが逆効果となっているのは気付いてい
  るが、三日前、「攻撃前に、溜をつくり攻め急がない」ことにす
  ることで効果があった➲参考:はやる気持ちを抑える方法



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする