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『時により すぐれば民の 嘆きなり八大龍王 雨やめたまへ「文弱の貴公子」「憂愁と孤独の人」[幕府政治に背を向け公家.文化に耽溺し和歌や蹴鞠に没頭した文弱な将軍]?(源実朝)

2022年09月05日 | 環境.伝統芸術 詩歌 ペット.スポーツ ボラ-
『時により すぐれば民の 嘆きなり八大龍王
雨やめたまへ』 (源実朝) [金槐和歌集]




(日本列島) 秋雨前線に 見舞われ 九州北部に
線状降水帯.大型で強い台風11号⇒東シナ海を
北上中~大雨.暴風.高波に厳重な警戒が必要
西日本も高波.高潮.暴風に 要警戒ですね



『時により すぐれば民の 嘆きなり八大龍王
雨やめたまへ』 (源実朝) [金槐和歌集]




[和歌や 蹴鞠に没頭した 文弱な貴公子]とも
言われた NHK [鎌倉殿の13人] 第3代鎌倉殿
実朝が自選.編集した [金槐和歌集]詞書
には



[建暦元年七月.洪水天に漫り.土民 愁歎せむ事を
思ひて.ひとり本尊に向かひ奉り いささか祈念を
致して曰く] 洪水を鎮める祈りの歌(呪歌)ですね




(正岡子規)の「八たび 歌よみに与ふる書」には
恐らくは世人の好まざる所と存候へどもこは生の
好きで好きで たまらぬ歌に御座候.かくの如く
勢強き恐ろしき 歌はまたと有之間敷~
八大竜王を叱咤する処.竜王もしょう伏致すべき勢
相現れ申候. 八大竜王と八字の漢語を用ゐたる処
雨やめたまへと四三の調を用ゐたる処.皆この勢を
強めたる所にて候.初三句は極めて拙き句なれども
その一直線に言ひ下して拙き処.かへつてその真率
偽りなき示して祈晴の歌等には最も適当致しをり候

(実朝)は固より 善き歌作らんとてこれを作りし
にも あらざるべく.ただ真心より詠み出たらんが
なかなかに善き歌とは相成り候ひしやらん
ここらは手のさき器用を弄し言葉のあやつりに
のみ拘る歌よみどもの思ひ至らぬ所に候  
「八たび 歌よみに与ふる書」 (正岡子規)
(斎藤茂吉)も この実朝の歌を再三とりあげ論評
『短歌に於ける四三調の結句』




源実朝は若くして将軍になり 母 政子を始め
北条氏の力が必要とされ『吾妻鏡』
には(当代は
歌.鞠を以て業となし 武芸廃るるに似たり)と
頼朝以来の勇士である 長沼宗政の評があるが~
数え年28歳で 頼家の遺児つまり甥によって
悲劇の 死を遂げる短い生涯であったので
「文弱の貴公子」「憂愁と孤独の人」または
「北条氏の傀儡」「幕府政治に背を向け公家
文化に耽溺し和歌や蹴鞠に没頭した文弱な将軍」

とも言われ 万葉調の和歌への評価や 孤独の詩人
といったイメージもありますね



洪水天に漫り 土民愁歎せむことを思ひて一人
本尊に向かひ奉り.いささか 祈念を致して曰く
実朝は一人本尊に向かって.微力ながら祈念!

この一首を詠んだ 建暦元年7月当時の実朝の
姿 その心を体現し積極的な姿勢は決して[文弱]
でも[憂愁]でも無く 最後まで (源実朝)は
よき統治者だったとも言えるでしょう


『大海の 磯もとどろに よする波 割れて砕けて
裂けて散るかも』(源実朝) 『金槐和歌集』




将軍として生き. 度重なる謀反.権力争い等を
乗り越え.[武士で初の右大臣]
に のぼりつめた
実朝は 「俺は宋(中国)に行く!」と
言い出し.皆に止められても聞かず船を建造し
海に浮かべ ⇒ [割れて.砕けて.裂けて.散る]
その無残さに自分を重ねたのかもしれません



海の神様には恵比寿様や弁天様.金比羅様!
日本各地に[八大龍王]
に関しての神社や祠が
あり 多くは 龍神が祀られている事でしょう!





『大海の 磯もとどろに よする波 割れて砕けて
裂けて散るかも』(源実朝) 『金槐和歌集』




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