![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/54/2fa55a2f51c0842623b2fa32e0249622.png)
『菊の花 若ゆばかりに袖ふれて花のあるじに
千代はゆづらむ』(紫式部)『紫式部集』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/f9/9d6c04049be2900ea9cab4a69809e242.jpg)
『秋きぬと 目にはさやかに 見えねども
風の音にぞ驚かれぬる』(藤原敏行)(古今和歌集)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/f8/57833dc2ce589651ce91d914747e8dea.jpg)
『重陽の日は三輪山の上にあり』(大峯あきら)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/68/66eb150342d1f956c6b8999bc4cc1e2f.jpg)
『重陽・重九』(9・9)は 五節句の一とされ
陰暦 九月九日~古来 中国では 奇数は縁起の良い
陽の数とされていますが一番大きな陽の数である
九が重なる9月9日~菊の香りを移した菊酒を飲み
邪気を払い長命を願うと言われていますね!
『重陽』として{節句}の 一つとされてきました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/26/68898154c2c80d6e781e1a8fb19eac9b.jpg)
『九月十日即事』 (李白)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/1e/90ebb163af243121793970d41065af0b.jpg)
[九日龍山飲](九日 竜山に飲む)
九日龍山飲 九日 竜山に飲めば
黄花笑逐臣 黄花 逐臣を笑う
酔看風落帽 酔いては看る 風の帽を落すを
舞愛月留人 舞いては愛す 月の人を留むるを
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/bc/94cfb5512852d00a76ad3e6416d15b8d.jpg)
(9月9日)は(キューキュー)の 語呂合わせから
(救急医療)の大切さを理解する~(救急の日)
厚生省(旧厚生労働省)が1982年に制定!
救急業務や救急医療.理解と認識を深め 救急
医療関係者の士気を高める日でも有ります!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/ba/bdbfe6e4ded3807bd22aa5d4031f2535.jpg)
古代中国では 菊は {翁草}{千代見草}{齢草}
{邪気を祓い長生きする効能}があるとされ
この日 中国では{茱萸--グミの実}を袋に入れて
(登高)という丘に登り~菊の香りを移した菊酒を
飲み邪気を払い長命を願うという風習!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/fb/bd03e7186c3bd80b32d6ef3f10f4f56d.jpg)
『九月十日即事』 (李白)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/aa/ca4c1314318a49e81a7b457c85e4f489.jpg)
昨日登高罷 昨日 登高罷み
今朝更挙觴 今朝 更に 觴を挙ぐ
菊花何太苦 菊花 何ぞ太だ苦しき
遭此両重陽 此の両重陽に遭う
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/22/3f0f9a03f95832de7b4593d75ed63914.jpg)
『菊の酒人の心をくみて酌』(星野立子)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/30/82296acac0abe2bb812b406fce68838c.jpg)
我が国では(奈良時代)から 宮中や寺院で菊を
観賞する宴が行われ 平安時代には(重陽の節会)
菊の被綿~重陽の節句の前夜にまだ蕾の菊の花に
綿をかぶせて 菊の香りと夜露をしみこませる
宮中の女官達の様子等が(枕草子.紫式部日記)に
綴られていますね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/bc/414d52c65b52c293bb862a4f68d24e50.jpg)
(江戸時代)には (武家の祝日)になったそうで
旧暦の9月9日~現在では10月になりますが
収穫の秋~農山村等では{栗の節句}とも呼ばれ
栗御飯などで{節句}を祝っていますね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/29/c1f94e2cb275b6bf953f3454302d3aa8.jpg)
京都.嵐山中腹の虚空蔵法輪寺.重陽の日
菊酒を飲み 厄祓い 綿をのせた菊の花から
降りた露で体を拭うと(長寿)になるとされる
「菊の被綿」が催されています!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/10/eca807a54d06b17a20ef46e354008089.jpg)
上賀茂神社では 無病息災を祈る{重陽の節会}
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/e1/95ed337e1f1a25d15bd0e87ddaa5da08.jpg)
現在でも行われ~境内細殿前の土俵の左右から
弓矢を手にした二人.刀弥が横とびしながら2つの
立砂の前へと現れ「カーカーカー」「コーコーコー」
烏の鳴きまねをした後子供が相撲を行う{烏相撲}
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/3d/af96919adbd3f1f58c42a3ce6c9d779a.jpg)
{菊の被綿}等の神事が催されていますね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/44/e6b698732cb224e487cc0e67a1cb2c15.jpg)
{正月七日} 人日.七草粥を食べ邪気を祓う
{七草の節句}
{三月三日} 上巳の節句 雛祭り{桃の節句}
{草餅の節句}
{五月五日} 菖蒲の節句.菖蒲の語が{尚武}幟や
兜飾りを行う男子の節句{端午の節句}
{七月七日} 牽牛星.織女星の星祭り伝説
{七夕の節供.笹の節句}
{九月九日} 重陽{菊の節句}陽数の極である
「九」~重なることから目出度い日
{七草粥}から 邪気を祓い長寿を祈る{観菊}
我が国では四季折々の趣のある(節句)が連綿と
伝承されて来ましたね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/61/66174a3966d81a297c45cd0433f8c0e9.jpg)
《二百十日》~中国大陸.朝鮮半島等の
暦には見当ら無いが広範囲に浸食する大雨
繰り返し襲う暴風.台風.津波.地震等々
自然の猛威から逃避出来ない《日本列島》
古来 この大自然を先人達が黙々と大地を耕し
また大海の恵みを受け乍ら育んで来ました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/c5/cc04c75fb1275f4202c4379c015f7ffd.jpg)
折口信夫(釈迢空)先生を始め柳田国男先生
南方熊楠等 大人達が悠久に人を育んで来た
豊かな自然.大地を自ら歩き~語り乍ら
多くの書物に綴られていますね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/3a/8504141a56c8a2a641fe77dc73bb8e25.jpg)
{自然を克服する西洋文明}とは異なった
(日本列島の大自然と共存する《二百十日》
古来の 叡智だ!とも 思慮されますね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/e1/a23b2d9c9ca11bb96a3f673f062138fc.png)
『八大竜王 雨 やめたまえ~』(第三代将軍 源実朝)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/6b/96049986c14993bdfd444a25755ae15a.jpg)
『ときにより 過ぐれば 民の嘆きなり
八大竜王 雨 やめたまえ』
若き鎌倉幕府 第三代将軍 源実朝~八大竜王に
必死に祈り 懇願している様子が謳われて
過ぐれば~民の嘆きとなる~なんとか 雨を
止ませて欲しいと八大竜王に祈っていますね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f4/b3c1169874a66a0dc12de27a4f5e923e.png)
竜王への祈祷は同時に(稲作国 日本にとって
水は命の綱)古来 雨乞い.雨を願う祈願は
全国各地に残っていますね!
{例} 新潟では~弥彦山の竜王と 国上山の竜と
相談されて 雨さめたのむ
徳島では~雨たまわれ竜王いのう 天は雨ではない
かいな~大雨降らせろ 竜神なあれ{千葉}
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/b6/7591b4d75e5aa7cb8e461e55b10341d8.jpg)
そして二百十日が過ぎれば(彼岸)~中秋の名月
{2019 9.13}⇒我が家の庭の虫の音も心成しか
次第に強くなって来た様です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/51/722da618e8fa29b6e595fc4883426df2.jpg)
『菊の酒 あたゝめくれし こゝろざし』(星野立子)
『菊の花 若ゆばかりに袖ふれて花のあるじに
千代はゆづらむ』 (紫式部)『紫式部集』
『秋の野に 咲きたる花を 指折り
かき数ふれば 七種の花』 (山上憶良)
(萬葉集 巻8の1537)
千代はゆづらむ』(紫式部)『紫式部集』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/f9/9d6c04049be2900ea9cab4a69809e242.jpg)
『秋きぬと 目にはさやかに 見えねども
風の音にぞ驚かれぬる』(藤原敏行)(古今和歌集)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/f8/57833dc2ce589651ce91d914747e8dea.jpg)
『重陽の日は三輪山の上にあり』(大峯あきら)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/68/66eb150342d1f956c6b8999bc4cc1e2f.jpg)
『重陽・重九』(9・9)は 五節句の一とされ
陰暦 九月九日~古来 中国では 奇数は縁起の良い
陽の数とされていますが一番大きな陽の数である
九が重なる9月9日~菊の香りを移した菊酒を飲み
邪気を払い長命を願うと言われていますね!
『重陽』として{節句}の 一つとされてきました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/26/68898154c2c80d6e781e1a8fb19eac9b.jpg)
『九月十日即事』 (李白)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/1e/90ebb163af243121793970d41065af0b.jpg)
[九日龍山飲](九日 竜山に飲む)
九日龍山飲 九日 竜山に飲めば
黄花笑逐臣 黄花 逐臣を笑う
酔看風落帽 酔いては看る 風の帽を落すを
舞愛月留人 舞いては愛す 月の人を留むるを
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/bc/94cfb5512852d00a76ad3e6416d15b8d.jpg)
(9月9日)は(キューキュー)の 語呂合わせから
(救急医療)の大切さを理解する~(救急の日)
厚生省(旧厚生労働省)が1982年に制定!
救急業務や救急医療.理解と認識を深め 救急
医療関係者の士気を高める日でも有ります!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/ba/bdbfe6e4ded3807bd22aa5d4031f2535.jpg)
古代中国では 菊は {翁草}{千代見草}{齢草}
{邪気を祓い長生きする効能}があるとされ
この日 中国では{茱萸--グミの実}を袋に入れて
(登高)という丘に登り~菊の香りを移した菊酒を
飲み邪気を払い長命を願うという風習!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/fb/bd03e7186c3bd80b32d6ef3f10f4f56d.jpg)
『九月十日即事』 (李白)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/aa/ca4c1314318a49e81a7b457c85e4f489.jpg)
昨日登高罷 昨日 登高罷み
今朝更挙觴 今朝 更に 觴を挙ぐ
菊花何太苦 菊花 何ぞ太だ苦しき
遭此両重陽 此の両重陽に遭う
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/22/3f0f9a03f95832de7b4593d75ed63914.jpg)
『菊の酒人の心をくみて酌』(星野立子)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/30/82296acac0abe2bb812b406fce68838c.jpg)
我が国では(奈良時代)から 宮中や寺院で菊を
観賞する宴が行われ 平安時代には(重陽の節会)
菊の被綿~重陽の節句の前夜にまだ蕾の菊の花に
綿をかぶせて 菊の香りと夜露をしみこませる
宮中の女官達の様子等が(枕草子.紫式部日記)に
綴られていますね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/bc/414d52c65b52c293bb862a4f68d24e50.jpg)
(江戸時代)には (武家の祝日)になったそうで
旧暦の9月9日~現在では10月になりますが
収穫の秋~農山村等では{栗の節句}とも呼ばれ
栗御飯などで{節句}を祝っていますね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/29/c1f94e2cb275b6bf953f3454302d3aa8.jpg)
京都.嵐山中腹の虚空蔵法輪寺.重陽の日
菊酒を飲み 厄祓い 綿をのせた菊の花から
降りた露で体を拭うと(長寿)になるとされる
「菊の被綿」が催されています!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/10/eca807a54d06b17a20ef46e354008089.jpg)
上賀茂神社では 無病息災を祈る{重陽の節会}
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/e1/95ed337e1f1a25d15bd0e87ddaa5da08.jpg)
現在でも行われ~境内細殿前の土俵の左右から
弓矢を手にした二人.刀弥が横とびしながら2つの
立砂の前へと現れ「カーカーカー」「コーコーコー」
烏の鳴きまねをした後子供が相撲を行う{烏相撲}
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/3d/af96919adbd3f1f58c42a3ce6c9d779a.jpg)
{菊の被綿}等の神事が催されていますね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/44/e6b698732cb224e487cc0e67a1cb2c15.jpg)
{正月七日} 人日.七草粥を食べ邪気を祓う
{七草の節句}
{三月三日} 上巳の節句 雛祭り{桃の節句}
{草餅の節句}
{五月五日} 菖蒲の節句.菖蒲の語が{尚武}幟や
兜飾りを行う男子の節句{端午の節句}
{七月七日} 牽牛星.織女星の星祭り伝説
{七夕の節供.笹の節句}
{九月九日} 重陽{菊の節句}陽数の極である
「九」~重なることから目出度い日
{七草粥}から 邪気を祓い長寿を祈る{観菊}
我が国では四季折々の趣のある(節句)が連綿と
伝承されて来ましたね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/61/66174a3966d81a297c45cd0433f8c0e9.jpg)
《二百十日》~中国大陸.朝鮮半島等の
暦には見当ら無いが広範囲に浸食する大雨
繰り返し襲う暴風.台風.津波.地震等々
自然の猛威から逃避出来ない《日本列島》
古来 この大自然を先人達が黙々と大地を耕し
また大海の恵みを受け乍ら育んで来ました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/c5/cc04c75fb1275f4202c4379c015f7ffd.jpg)
折口信夫(釈迢空)先生を始め柳田国男先生
南方熊楠等 大人達が悠久に人を育んで来た
豊かな自然.大地を自ら歩き~語り乍ら
多くの書物に綴られていますね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/3a/8504141a56c8a2a641fe77dc73bb8e25.jpg)
{自然を克服する西洋文明}とは異なった
(日本列島の大自然と共存する《二百十日》
古来の 叡智だ!とも 思慮されますね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/e1/a23b2d9c9ca11bb96a3f673f062138fc.png)
『八大竜王 雨 やめたまえ~』(第三代将軍 源実朝)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/6b/96049986c14993bdfd444a25755ae15a.jpg)
『ときにより 過ぐれば 民の嘆きなり
八大竜王 雨 やめたまえ』
若き鎌倉幕府 第三代将軍 源実朝~八大竜王に
必死に祈り 懇願している様子が謳われて
過ぐれば~民の嘆きとなる~なんとか 雨を
止ませて欲しいと八大竜王に祈っていますね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f4/b3c1169874a66a0dc12de27a4f5e923e.png)
竜王への祈祷は同時に(稲作国 日本にとって
水は命の綱)古来 雨乞い.雨を願う祈願は
全国各地に残っていますね!
{例} 新潟では~弥彦山の竜王と 国上山の竜と
相談されて 雨さめたのむ
徳島では~雨たまわれ竜王いのう 天は雨ではない
かいな~大雨降らせろ 竜神なあれ{千葉}
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/b6/7591b4d75e5aa7cb8e461e55b10341d8.jpg)
そして二百十日が過ぎれば(彼岸)~中秋の名月
{2019 9.13}⇒我が家の庭の虫の音も心成しか
次第に強くなって来た様です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/51/722da618e8fa29b6e595fc4883426df2.jpg)
『菊の酒 あたゝめくれし こゝろざし』(星野立子)
『菊の花 若ゆばかりに袖ふれて花のあるじに
千代はゆづらむ』 (紫式部)『紫式部集』
『秋の野に 咲きたる花を 指折り
かき数ふれば 七種の花』 (山上憶良)
(萬葉集 巻8の1537)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/8d/2bf16b2bbfc7d16d2fbb4cd480bea062.jpg)