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{思ふ事 皆つきぬとて 麻の葉を~千歳の命~母の分も壱つくぐる茅の輪かな~{夏越の大祓}

2016年07月01日 | 環境.伝統芸術 詩歌 ペット.スポーツ ボラ-
水無月の 夏越の祓する人は
千歳の生命延といふなり~
【公事根源】一条兼良 有職故実書著{室町中期}


天つ菅麻を本刈り断ち 末刈り切りて
 瀬織津比売が 大海原に持ち出でなむ{祝詞}




[築き上げることは多年にわたる長く骨の折れる仕事である!
破壊することは.たった1日の思慮のない行為で足りる]
(Sir Winston Leonard Spencer-Churchill)


{第二次大戦後,荒廃した欧州に平和を!チューリヒでの演説.
欧州合衆国の創設[欧州という家族を再生] (1946)を訴えたのが
(Sir Winston Leonard Spencer-Churchill)
当時の英国首相 [チャーチル] でしたね!

{スペイン人は走った後で考え.フランス人は考えた後で走りだす
歩きながら 考えるのが~[英国人]

[欧州の 国民性]を表す喩にもなっています!~[英国人]が
国民投票で拡大と深化を続けてきた[欧州連合.EU]からの
離脱を決めました!

{英国.国民投票で欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)

グローバル化した世界経済~[ギリシャ危機][難民危機]に
次ぐ国境を超えた金融.為替市場の動揺は固より山積している
地球温暖化・テロ対策・租税問題等々
[海図なき地球規模の航海] 一刻も速く叡智を練った
対応には国際協調が不可欠だと言えますね!




[青地に12個の金色] (表示は黄色)~[12個の星](欧州連合)
[欧州旗]はまさに「完璧と充実」を表しています!


[誠実でなければ.人を動かすことはできない!
人を感動させるには自分が心の底から感動しなければならない]
(Sir Winston Leonard Spencer-Churchill)




{水無月の夏越の祓する人は
      千歳の命 延というなり}

{茅の輪}を 潜ると 夏の疫病や災厄から免れ
この一年を災難 無く過ごさせて戴く{御 祓}
{夏越しの大祓}は 奈良朝に 宮中で始まり
悠久に各地の神社.仏閣で営まれています



「母の分も一つくぐる茅の輪かな」 {一茶}

{茅の輪}という茅でできた大きな輪を三度くぐって
身を清め本年後半の心機一転を誓う{夏越しの大祓}



{天つ菅麻を本刈り断ち 末刈り切りて
瀬織津比売が大海原に持ち出でなむ{祝詞}




東大寺では {盧舎那仏}の前に 茅草で作った
直径約2mの{茅の輪}が設けられ除疫病を祈る
{夏越しの祓い}に由来する法要{東大寺 解除会}が
月遅れの 7月下旬に 催されていますが
殆どの神社・仏閣では 陰暦六月晦日に
「夏越の大祓」が行われています



京都の多くの神社でも 六月晦日に{夏越神事}
京の夏の風物詩とされています



{水無月祓})~上賀茂神社.吉田神社.建勲神社
白峯神社.地主神社.貴船神社.城南宮.車折神社
梅宮神社.御香宮神社 etc



御誕辰祭・大茅の 輪くぐり{天神さんの日}
夏本番の前~{大茅の輪くぐり}の神事

菅原道真の {御誕辰祭} (6月25日)日に
{夏越の神事}が行われています!



酷暑を無事に越すことを願い~{夏越 天神}
夏本番を前に茅の輪をくぐり~{茅の輪}が
{智の輪}」にも通じると言われていますね!



小生 例年元朝詣の 春日大社の{夏越 大祓式}
20年に1度の式年造替~春日野町の春日大社




今年は降雨の為{祓戸神社}[春日大社.末社]から
延喜16年(916)創建.三勅祭{葵祭.石清水祭.春日祭}
[春日祭]で勅使が着到の儀を行う{着到殿}
場所を移して行われ.花山院弘匡宮司ら神職が
二之鳥居近くの参道に設けられた直径約2mの
「茅の輪」を潜って{着到殿}~大祓詞が奏上
麻布を破って穢れを祓う神事が催されました



{300人の参拝された方々~細かく切った紙を体に
振りかけ無事の{夏 越}を 祈っておられました
身についた罪や穢れを祓い去り~無事に夏を乗り
切れる様にと祈願する神事とされています



{往馬大社}~{夏越の大祓}



小生の氏神様とも言える 往馬大社の
{夏越の大祓}~拝殿で神事.この半年間に
知らず知らずに犯した罪や穢れを~渡された
人形にうつしておられます
{天つ菅麻を本刈り断ち 末刈り切りて
瀬織津比売が大海原に持ち出でなむ・{祝詞}
祓戸社でお祓いと祝詞奏上~晒を張り切り裂く



往馬大社の{茅の輪くぐり}は 高座の横で行われ
宮司を先頭に《水無月の 夏越の祓する人は
千年の命 延というなり~》茅の輪をくぐり乍
暑い夏を無事に乗り越えられる様と参拝の
皆さんが祈願されています



悪霊邪神.稲の害虫を払い 五穀豊穣を祈祷!
布留 石上神宮 {神剣渡御祭(でんでん祭)




小生の故郷 布留 石上神宮では{神剣渡御祭}



{でんでん}と鳴る太鼓の音に合わせて末社の
神田神社へ渡る~{でんでん祭}(6.30)
例祭の後に{御田祭り}~お田植神事が行われ
夕刻には布留.本社にて{夏越の祓}が行われます
神剣を先頭に~古歌を朗詠し{茅の輪くぐり}が
参列者が一列になって行われ{茅の輪}{御田祭り}の
{早苗}は参列者が少しずつ持ち帰り~暑い夏の
無事・御祓いで災難無く過ごせるように
御祈願されています



柿本人麻呂歌塚・和邇下神社~{夏越の大祓}



当時の官道~{上ツ道}と龍田から伊賀へと延びる
治道 横田道~要衝に鎮座する~和邇下神社



和邇下神社の {祇園まつり} 当日に境内では
{茅の輪くぐり}が催され~また 以前は
[櫟本小学校]の校庭では{円筒埴輪の燈火会}が
同時開催.学校の屋上から{燈火会}を観賞!
打ち上げ花火も有り~多くの露店が出る
祇園まつりで賑わう参道に家族と伴に加わり
楽しいひと時を過ごした時も有ります



大和 大神神社では{大祓みわの茅の輪神事}
拝殿前の斎庭には三つの茅の輪で作られた
{みわの 茅の輪}が設置され~{大祓みわの
茅の輪神事}が祈祷殿前斎庭にて祭典!
神職が人形に息を吹きかけ 麻布を破ったり
けがれと罪を祓い落とされていました
各地から参拝者に来られた500人の方々が
直径約3メートルの茅の輪を8の字に潜り
無病息災を祈っておられました
拝殿前には大神神社の三ツ鳥居に因み
杉、松、榊の三霊木を其々の輪の上に掲げ
{三輪の茅の輪}が5日まで設置!

遣唐使が旅立つ前には参拝していたと言われる
大和神社 {夏越の大祓式・茅の輪くぐり}


大和天川村の天河大辨財天社で{大祓式}



橿原神宮では神楽祈祷{夏越祈祷神楽}{大祓}
大祓式以降の穢れを祓い清める神事!



この後半年間の無病息災を願う祈祷が行なわれていますね!



《夏越の祓》迎える{稲穂が実って来る月}{穂含月}

思ふ事 皆つきぬとて 麻の葉を
  切りに切りて 祓えつるかな {和泉 式部}


炎天を 槍のごとくに 涼気すぐ {飯田 蛇笏}

連日の様な{熱い夏}~蛇笏師の名句の如く
「槍のごとくに涼気すぐ」--皆さんも爽快に
{夏越の祓}を迎えられた事かと思います

左大辨葛城王等賜姓橘氏之時御製歌一首
橘者 實左倍花左倍 其葉左倍
   枝尓霜雖降 益常葉之樹
   萬葉巻6-1009番 聖武天皇

葡萄美酒夜光杯 欲飲琵琶馬上催
酔臥沙場君莫笑 古来征戦幾人回{王 翰}

{葡萄の美酒夜光の杯 飲まんと欲すれば
琵琶馬上に催す 酔うて沙上に臥すも
君笑うことなかれ 古来征戦幾か回る}



山麓の我が家へ帰ってから暫くは {こころ.からだ}
[日々是好日]ポジティブな闘病生活の拙宅の床の間
掲げたのが~{葡萄の美酒 夜光の杯飲まんと~}
盛唐の詩人 {王翰}~{西郷隆盛}「山行」
日夜 朗詠を楽しんでいました

「山 行」 西郷隆盛
駆犬衝雲独自攀 犬を駆り雲を衝いて独り自ら攀じ
豪然長嘯断峰間 豪然として長嘯す断峰の間
請看世上人心険 請う看よ世上人心の険なるを
渉歴艱於山路艱 渉歴するは山路の艱きよりも艱し

水無月の 夏越の祓する人は
千歳の生命延といふなり~
【公事根源】一条兼良 有職故実書著{室町中期}





[自分が涙を流さなければ人の涙を誘うことはできない
自分が信じなければ人を信じさせることはできない]
 (Sir Winston Leonard Spencer-Churchill)




{天つ菅麻を本刈り断ち 末刈り切りて
 瀬織津比売が大海原に持ち出でなむ{祝詞}