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{吉備大臣入唐絵巻}~里帰り 《命をかけても伝えたかった》

2010年04月08日 | 環境.伝統芸術 詩歌 ペット.スポーツ ボラ-
「国宝 聖観音菩薩立像」{薬師寺}~「観音菩薩立像」
{ペンシルバニア大学博物館}~
日中両国を代表する観音像の共演~~


吉備真備の大唐での活躍を描いたとされる{吉備大臣入唐絵巻}
630年~894年迄の約260年間に及び唐へと命を懸け遣唐使船で
海を越え~~《命をかけても伝えたかった!》 貴重な文化財---
そして山上憶良.吉備真備.等を始め~最澄・空海の密教
工芸の至宝の出陳・京都・安祥寺の本尊{十一面観音像}の等々~
貴重な文化財が{平城遷都1300年記念事業}~「大遣唐使展」が
奈良国立博物館にて4月3日より開催されています
 (平成22年4月3日(土)~6月20日(日))
*(毎週月曜日は休館日 *5月3日(月・祝)は開館)

小生が登大路の奈良国立博物館・「大遣唐使展」に
最初に訪ねた日が4月5日(月)(笑)残念乍
休館日でした  皆さんも御注意の程!

お隣には リニューアルした興福寺・国宝館~~
昨今の《歴女》ブームで {天平の美少年} 阿修羅を探求せんものと
中国を始め欧米各地からの遠来のお客さんで大賑わいでした!
 Have a nice trip !

奈良国立博物館・「大遣唐使展」では
4月10日(土) ~6月19日(土)迄
以下の様な[公開講座] [関連イベント]等々が
予定され 楽しみな日々が続きそうです

《公開講座 》
4月10日(土)「仏教美術の東伝と遣唐使」
5月8日(土) 「吉備大臣入唐絵巻-奇観無双の絵巻-」
5月29日(土) 「平城京と遣唐使」
6月19日(土) 「空海の舎利信仰-法門寺から東寺へ-」

《関連イベント》
4月17日(土) トークイベント「大遣唐使展の楽しみ方」
5月15日(土) 特別講演会「遣唐使の時代?倭から日本へ?」
6月5日(土) 国際学術シンポジウム「東アジアの造形芸術と
遣唐使の時代」
6月6日(日) トークイベント「大遣唐使展で仏像に会おう!」




桜花爛漫~元町.門前町 生駒聖天~参道

桜花は 休眠打破した後 気温が高い程
花芽の生長が早く進み開花が早まる―
とされています
つまり 桜は 夏頃に翌春咲く花のもととなる
花芽を形成し 休眠に入り~~
花芽は冬の低温に一定期間さらされると
休眠打破(気温が高くても低すぎても休眠打破は
起こらないとされていますが~~)
花芽は休眠打破のあと 温度の上昇とともに
生長し開花するとされています

例年の事乍ら 寓居から徒歩で数分の距離にある
生駒聖天への参道でもある--元町の~~
古木の桜花群 桜並木のトンネルを潜れる充実感を
満喫出来ました
ただ門前町の 古老の御言葉によれば-----
花の咲く時期は勿論 常日頃からの手入れも
大変だそうです~~~

生駒聖天(宝山寺)への参道沿いの古木--
桜並木は 今年も見事に咲き誇っています
また 宝山寺までの長い石段沿いには
茶店や土産物屋 旅館などが建ち並び
昔ながらの風情も楽しめます

歓喜天が守護神であり 「現世利益」の
宝山寺は 商売繁盛等にも御利益が有ると
言われ多数の参詣者が集まって来られます

生駒山は 古くから神霊の宿る山として崇められ
役小角 空海の修行の地との伝承があります
真言律宗 正式名は「都史陀山大聖無動寺」---
延宝六(1678)年 宝山湛海の開山
本尊は不道明王だが聖天さんと呼ばれる
大聖歓喜自在天への信仰が強いとされています



この寺の信仰は 般若磐と呼ばれる
安山岩の突起に出来ている洞穴に見る
巨石信仰にあり 特に生駒市から南へ行った処から
見る岩山にはただならぬものを感じます