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紫檀木画槽琵琶~響く {天平の煌めき 第61回正倉院展}

2009年11月03日 | 環境.伝統芸術 詩歌 ペット.スポーツ ボラ-
日本列島上空に強い寒気が流れ込み~~
冬型の気圧配置が強まり--北海道の各地では―
雪が舞う所も多く札幌では初氷を観測した~と
伝えられています---

大和路(近畿地方)では昨年に比べ16日早い
{木枯らし一号}--西高東低の冬型の気圧配置に覆われ
季節風が強まり最大瞬間風速20.5㍍の西の風を記録
晴れ間が広がるが 北風が冷たく感じられた奈良公園―

天平の煌めき~{第61回正倉院展} (奈良国立博物館)では
(紫檀木画槽琵琶)の音色に 心地よく迎えて頂きました
確か昨年度は唐の音色《刻彫》が蘇えり響き渡っていましたね!
天皇、皇后両陛下も 正倉院西宝庫・天平の 至宝を
《刻 彫》の音色を 御聞きになり乍ら 視察されました

昨年{第60回正倉院展}では天皇、皇后両陛下を拝見致し
My BLOG (君は ササン朝 波斯{白瑠璃碗}を観たか!)にて
http://gen-okamoto.at.webry.info/
  (2008 11.05)に 紹介したこともあります 

また今回は 昨年 天皇 皇后両陛下が正倉院展を
視察された際の写真等 {皇室の方々と正倉院展}も
同時に催されており 拝見することが出来ました 

この「紫檀木画槽琵琶」の音色を聴き---
「心に強く響き 永遠の時の流れを感じさせる
新たな曲のイメージがわいてきた」--と
感動されていたのがシルクロードをテーマにした
作曲もした中国人琵琶奏者エンキ(関西在住)さん
宮内庁楽部の奏者が音色や音階を確認するため―
4本の弦を1本ずつ弾いて録音--テープが劣化し
再生できなくなったが~デジタル化によって
修復されたそうです


紫檀木画槽琵琶~響く~{天平の煌めき
第61回正倉院展(天皇陛下御在位20年)}

第61回正倉院展は天皇陛下御在位二十年を記念され
会期は例年より3日長く20日間 11月12日迄開催--
正倉院宝物の楽器の中で際立った美しさを誇ると
されています 四弦琵琶 「紫檀木画槽琵琶」
花のような角を持つ鹿の文様を浮き立たせた--
銀製の大皿「金銀花盤」 聖武天皇の遺愛品
「緑牙撥鏤把鞘御刀子」等々が~~悠久の天平の時代を
彷彿とさせる優れた古代の技に彩られた工芸品
皇室ゆかりの品々等々66件--(初出展は12件)
素晴らしい多くの宝物が出展されています

「天平の歴史文化の神髄と国際性のすばらしさを
感じ取って頂きたい」(湯山賢一館長)
「今年は天皇陛下の即位20年にふさわしい宝物の
選定を心がけた」(杉本宮内庁正倉院事務所長)--
開会式当日(10/24)は 早朝から約1000人の行列―
午前9時の開館時間が5分早められ 全国各地から―
遠来の方々で{奈良国立博物館}内はかなりの賑わいでした

場内の「紫檀木画槽琵琶」を見つめ女優の
真野 響子さんは「花をくわえた鳥の表現に
生命力を感じます」---正月の儀式で使われた
「子日目利箒」の前では「ガラス玉が揺れて
しゃらしゃらという音が聞こえてきそう」と
遥か天平の都に思いを馳せていたそうです

中国の女性をかたどった「呉女」や崑崙を
懲らしめる役の「力士」~目を見開き鼻孔を
膨らませるなど躍動感あふれる顔を観て~~
「本物の持つ力強さは格別 写真で見るだけでは
解らない立体感 迫力を手に取るように感じることが
出来た」と語ったていたのが雅楽師の東儀秀樹さん


日本列島上空に強い寒気が流れ込み~~
冬型の気圧配置が強まっている晩秋の大和路~~
奈良国立博物館の隣 興福寺では 特別公開
「国宝特別公開2009」興福寺仮金堂では
阿修羅像を中心に 八部衆 十大弟子像計14体が
一堂に展示されており~お堂での{天平の美少年}
阿修羅像を一目見ようと参拝客等で連日のように
賑わっています
また鎌倉時代の仏師・運慶の作 無著.世親菩薩像等
興福寺 北円堂も公開中です

美しい大和~お堂に帰還 {天平の美少年} 阿修羅

[My BLOG] 美しい大和~お堂に帰還
{天平の美少年} 阿修羅 -----
http://gen-okamoto.at.webry.info/
(10.23) に紹介致しました



小諸日記



唐招提寺金堂9年ぶり扉開く{平成の大修理}.落慶法要

建立以来 初の全面解体---「平成の大修理」----
唐招提寺金堂は11月1日 落慶法要が営まれ~
三つの正面扉が9年ぶりに開けられました
盧舎那仏坐像等国宝三尊が姿を現し11月4日から
いよいよ一般拝観が始まります
また 昨日(11/2)は日本最古の肖像彫刻とされる
鑑真和上坐像が 笛や太鼓の音が響く中31年ぶりに
境内を練り歩く「鑑真大和上行道」練り歩きが催されました


おおてらの まろきはしらの つきかげを
 つちにふみつつ ものをこそおもへ 会津八一