五台山カヌークラブ通信

自然豊かな高知で、カヌーに親しむ!

指導者論

2013-06-07 22:13:46 | 日記
昨年度からマスコミ等でスポーツ指導のあり方で物議を醸してきた話題があります。そこで改めて「指導者」について、一意見を述べたいと思います。
辞書で「指導」を調べてみると『ある目的に向かって教え導くこと』とあります(岩波国語辞典第四版による)。
よって、指導の仕方についてはどれが正解で、どれが不正解とは言えません。スポーツ指導において目的を達成させるための導き方は、指導者それぞれ違うと思います。ではどのような「導き方」が適切かは一概には言えませんし、あえて論じるつもりもありません。ただ、一つ言えることは昨今において、我々世代が受けてきた経験論ではいけない状況であるのは確かです。
そこで、一つ参考としてほしい考え方としてイソップ寓話の『北風と太陽があります』。話の概要としては、北風と太陽が旅人の服を脱がせるために競争をします。まず北風は、無理矢理強い風を吹きつけ旅人の服を脱がせようとしますが、旅人はコートをより強くまとう結果となります。逆に太陽は、ただ日差しを強く照りつかせることで結果として旅人の服を脱がせます。
スポーツでも勉強でもやる主体は指導者ではなく、学習する本人であり競技者自身です。すべて努力して結果を求めていくのは学習者、競技者ですが、それを教え導くのは指導者です。暖かく見守る姿勢が重要!
私自身も日々研鑽します。「努力は必ず実る」

一無尽。
たっすいがは、いかん。
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