五台山カヌークラブ通信

自然豊かな高知で、カヌーに親しむ!

「努力をする」という能力を伸ばそう

2013-06-04 22:36:22 | 日記
日本の学制は6・3・3です。特に最初の9年はいわゆる義務教育です。世界的に見ても日本の教育環境は恵まれていると思います。しかし、勉強が得意な子、苦手な子がいます。同じ教育環境で育ってきたのに、なぜ?とよく思います。私自身の考えとしては、才能による差ではなく、すべては努力の差に起因していると思います。勉強をしないで学習が身につくわけはなく、習ったことを家庭学習で復習することで自分の学力として定着します。しかし、「○○の教え方が良くないから」とか「楽しい授業をしないから」と意見を述べる方もいます・・・。「しんどい」、「つまらない」と感じる学習に対して、我慢強く取り組むことで勉強が人よりもでき始め、得意になることで周りから承認され、その結果勉強を好きになると思います。つまり、「私は勉強ができる」と自尊感情を持ち始めます。すべては、勉強を好きになるように我慢強く努力した結果です。
カヌーも同じことです。監督は全員に一斉指導をしています。では、なぜ差が生じるか?短期的には運動能力も関わってきますが、長期的に見れば「努力をする」という能力を伸ばしたか否か。能力がなければその能力の差を嘆くのではなく、「努力をする能力」を伸ばしましょう。例えば、家でも何か一つ継続して自主練習をしてみる。もしくは、カヌーが上手に、速くなるためには自分に何が足りないかを考え、工夫をしてみることも大事です。

『「反求」の二字、聖経賢伝、百千万言の帰着する所なり。「在身」の二字も、また同じ工夫なり。天下の事、大事小事、此の道を離れて成ることなし。』吉田松陰
意味:問題の原因をまず、自分に求めよ。

一無尽。
たっすいがは、いかん。
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