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管理人ぎんなんの日記

つれづれなるままに。
思いついたときに更新。

本「ピエタ」

2011年10月17日 20時53分14秒 | 
私は特になにかの宗教を信じているわけではないのですが、この世には、神様というか、なにか大きなものの力が働いているのではないかと思うことが、非常にしばしばあります。

人と人との出会い。人と物との出会い。その出会いのタイミング。

なぜその人とその時に出会ったのか。なぜその物にその時に出会ったのか。あと数年遅かったら、出会っていなかったかもしれない。たまたま手が空いた時に買った本、たまたま時間が空いた時に買ったゲーム、たまたまテレビで放送していたアニメ、たまたまのぞいてみたパソコンの掲示板。ひょんなことがきっかけで、自分の人生に大きな影響を及ぼすことになる人や物など。

「縁」という簡単なことばで片づけることのできない、片づけたくはない、人と人との出会い、人と物との出会い。

そんなことをずっと考えていました。

図書館で借りた本「ピエタ」(大島真寿美著)を読み終わりました。アマゾンはこちら。Amazon.co.jp: ピエタ: 大島真寿美: 本。この本もなぜ予約したのか覚えていないのですが、新聞の紹介欄を読んで図書館に予約し、だいぶ長いこと待って借りた本です。

この本がちょうど今になって順番が回ってきたのも、なにかの力が働いているのではないかと思ってしまうほど。私がずっと感じてきていた、そして昨日はずっと考えていた、人と人との出会い、人と物との出会い、そんなことがこの「ピエタ」には書いてありました。

作者は日本人ですが、小説の舞台は18世紀のヴェネツィア。文章が非常に美しく、すがすがしく、まるで自分がヴェネツィアを目の前に見ているようなかんじがします。登場人物の人生における、人と人との出会い。人と人とのつながり。最後には思わず涙してしまいまいました。最後は正に、人と物と人とのつながり。ああ、人ってなんてけなげなの。人生って、なんて素敵なの。そう思わせてくれます。

今の私の心に、すーっとしみこみました。さわやかなレモン水がすーっと体中に行きわたるような。ああ、ちゃんと生きていこう。そう思わせてくれました。

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