サン・さん 倶楽部

339 LOVE ・・・ 登山・鳥・花・旅行等 身近な出来事を皆で 情報交換します

東北登山

2017-09-19 19:58:10 | ふじ

 

9月5日(火)~ 6日(水)
 今回、東北百名山4座を行くのに「名古屋・仙台」間を、往復フェリーを利用する事にしました。
九州のフェリーで行った時とは違い、長時間の乗船に退屈しないか心配しましたが、展望大浴場やミニライブショウや映画館、レストランのほか軽食・ドリンクのコーナーも有って、まったりとした時間を過ごすことができ、すっかり気に入りました。

  14:45自宅出→16:10名港フェリータミナル 着  17:00フェリー(きそ)出航 (名古屋・仙台間:770km/21時間40分)

 16:40フェリー(きそ)仙台港 着 16:50仙台港北IC→18:05前沢SA(車中泊)

 

9月7日(木) 早池峰山(1,917m)
 
4:05前沢SA→4:33東和IC→5:40河原の坊P  6:05河原の坊発→6:40小田越 登山口

 登山口からは木道で所々熊よけの一斗缶がぶら下げてあり、叩きながら行く。樹林帯を抜けると蛇紋岩の歩き難い登山道になり緊張が続く。
 北上山地の最高峰である早池峰山は、花の百名山でもあるので、お花畑があって優しい山というイメージでしたが、実際登ってみてと、歩き難い岩の多さに驚きました。
 8合目の長いはしごのある
このコースの最難関といわれる「天狗の滑り岩」は思ったより怖くなく、9合目の「御田植場」まで来ると木道になりホッとする。頂上避難小屋では携帯トイレを400円で購入して体験する。使用後は登山口の回収ボックスまで持って降りる。

山頂から明日登る「岩手山」の遠望を楽しみにしていたのですが、山頂にいた人が「さっきまで見えていたのに今はガスのため姫神山しか見えない」と言われ、諦めて下山しようとしたら、「ガスが消えて見えるよ!」と言われ、岩手山の全容を見る事ができ満足しました。
曇りのち雨の予報なので急いで下山開始。雨に降られず12時前に登山口に着く。
花の時期は終わっていましたが、それでもさすが花の山、少なからず色々見る事ができました。

  16:15盛岡IC→16:20滝沢IC  16:35馬返しキャンプ場P(車中泊)

        

 
9月8日(金) 岩手山2,038m  
 昨日15時半頃から降り出した雨は、登山口のある「馬返しキャンプ場」に着く頃には土砂降りになる。3時頃には止むという予報通り朝、目を覚ますと雨は上がっていてホッとする。樹間から朝日が射しこみ元気がでる。
2.5合目で旧道と新道の分岐が有り、旧道で登り新道で下山予定だったが、新道は崩れにより通行止めの表示、旧道でピストンに変更する。3合目から7合目までの旧道は岩場で浮石も多く結構歩き難い、所々の展望地で昨日登った「早池峰山」を望む事が出来た。
 「8合目避難小屋」に着くと下山してきた若者が休憩をしていて、山頂のお鉢で熊を見たが逃げて行ったとの事。熊よけの鈴を鳴らしながら登る。9合目「不動平」からは展望が開け「浅間山」のような格好のよい山容が見える。山頂外輪を取り囲むように「33観音像」が並ぶ火山灰の降り積もったズルズルの登山道を「岩手山(薬師岳)」まで向かう。
何度かの噴火で変化に富んだ火口は、どの角度から見ても見応えがあり、留まって何時までも見ていたい気持ちになる。
後ろ髪をひかれなが御鉢巡りで下山開始、奥宮のあるこちら側は歩きやすい。
 「8合目避難小屋」に着いて昼食をとる。この後の登山道は浮石も多く慎重に歩き「馬返しキャンプ場」に予定より遅れて到着する。
「八幡平」に向かう帰りみち車窓から見た「岩手山」の東側は「富士山」のように裾を長く引き、西側はデコボコしていてその山容から「南部片富士」と呼ばれるのが姿よりよく理解できた。

   17:18滝沢IC→18:11松尾八幡平  19:50さくら公園P(車中泊)

                    


9月9日(土)八幡平(1,613m)・蔵王山(1,841m)
 
昨夜10時頃地震があったらしいが爆睡していて2人共全く気付かなかった。
フェリーの都合で1日空くので短時間で登れる「八幡平」と「蔵王山」を計画に入れていました。
「八幡平頂上P」に着くとガスで真っ白で何も見えない。その上、車から降りると風が強く冬のような寒さの為、ガスが晴れるまで小一時間待機する。湧いたガスが消えたりするようになったので出発する。
 八幡沼に沿って見返峠、源太分れ、ガマ沼分岐、山頂と石畳と木道の登山道で1周する。山頂では、残念ながらガスがかかって展望がいまいちでした。
     

        9:12八幡平IC→12:45村田IC 14:25山頂P

   下道を間違えて蔵王刈田岳山頂Pに40分遅れで14時25分着。遅れたお陰で駐車場は空がありました。最初に刈田岳山頂にある「刈田峰神社」で御朱印を頂く。眼下には「御釜」が一望できる。
馬の背から「熊野岳避難小屋」から蔵王山神社のある「蔵王山(熊野岳)」山頂を回り下山する。途中トレイランの大会があったらしく何人かの走人とすれ違う。

         

        18:50白石IC→19:10菅生PA(車中泊)

 9月10日(日)~11日(月)
 菅生PAは、設備はサービスエリア並みで新しく、食事は本場の「牛タンセット」頂きましたが、とてもおいしい夕食で大満足。

 7:30菅生PA→7:50仙台港北IC  8:05塩釜神社P

  歴史ある「塩釜神社御」は、あまりにも立派な神社なのにビックリ、御朱印を頂き、まだフェリー出発まで時間があるので、急遽「仙台城跡」に寄る事にする。

伊達政宗騎馬像が建つ天守台からは仙台市が一望できる。仙台市が思っている以上に名古屋市並みの大都市であることに驚く。
  
塩釜神社
 

 仙台城跡
 

フェリー
 

      11:20仙台フェリーターミナル着→12:50フェリー「いしかり」出港

   11日 10時30分名古屋港着→12:35自宅着

 早池峰山・岩手山の天気予報が芳しくないなかで エイ・ヤーでの出発でしたが、何とか雨に降られる事もなく行ってこれたラッキーに 感謝。(車:総走行距離 約1,000㎞)

 



最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
充実山行 (tonbo)
2017-09-21 15:05:13
わぁ!!!東北充実山行でしたね。お二人の気力体力は素晴らしいです。
フェリーとかの予約があると心配なのはお天気ですよね~でも八幡平以外は好天でよかったですね。
早池峰山は和製エーデルワイスに出会えてよかった!
天狗の滑り岩、私は下りが怖かったです。写真を見てもやっぱり怖い~
岩手山はホントにでっかい山ですよね。
私は浅田次郎さんの「壬生義士伝」を読んだことがあり、物語に登場するこの山に登ってみたかった。
何年も前に同じコースで登りましたが、すごくきつかったです。山のでっかさを実感しました。
下山後、雫石から見た岩手山の山容は忘れられません。いろんな意味で存在感のある山でした。
返信する
東北の山 (ジェリー)
2017-09-21 21:57:59
東北遠征、お疲れ様でした。
フェリーは、船内でもお楽しみがたくさんあったようですね。これからは遠い山に行く時にはフェリーの利用もいいですね。
毎度のことですが、それにしてもよく練られた計画ですね。さすが~。
早池峰山は、蛇紋岩でつくられた山だったんですね。蛇紋岩は滑りやすくて大変歩きにくいと、隊長が言っておられましたが、雨でなくてよかったですね。
早池峰は「遠野物語」の地ですね。辺境のイメージがあるのですが、車で走られて何か特異な雰囲気とかありましたか。
岩手山はどっしりとした大きな山ですね。上級者向けの山の様ですね、さすがお二人さんです。写真で楽しませていただきました。
返信する
東北登山 (Tom)
2017-09-22 08:21:33
お二人のバイタリティーに感動です。
この情熱と車中泊用の車、janさんの
綿密な登山計画があれば最強ですね。
百名山完登も近い!

フェリーでの旅もいいですね。
返信する
長旅バンザイ! (いそがし家)
2017-09-23 11:26:30
さすがのJan家ですね。1週間の山旅ですか。
色んな意味で羨ましい限りです。
岩の早池峰山、画像見てるだけで足がすくみます。
花も結構残っていてよかったですね。熊よけのドラム缶びっぅりです、人は多かったですか?
こちらも足がすくみます。
岩手山大きすぎて足も手も出ません。
八幡平、蔵王は湿原やきれいなお釜。これくらい行きたいな~。
フェリーも以前岩木山、八甲田山行ったときに乗ったけど寝ただけ、ゆっくり楽しむ旅がしたいものです。
最後のJanさんのお顔には満足感がみなぎっていますね

返信する
東北の山々 (よこボン)
2017-09-23 16:51:39
1週間かけて百名山4座…すっごいお二人

緻密な計画にそって走破した体力・気力に乾杯
東北の山って結構厳しい山が多いようですね
中々チャンスが無くブログを見て何処にあるか確認しました。湿原を歩いて見たいです…気持ち良さそう


返信する
ジャンジャン (Jan)
2017-09-25 14:15:51
上野動物園の赤ちゃんパンダの名前が
「シャンシャン」に決定しました。

私は「ジャンジャン」になるのではないかとかねてから
予想しておりましたが、だいたい当たっておりましたので喜んでおります。
今晩は、 乾杯をジャンジャンしたいと思っております。
返信する

コメントを投稿