2019年2月23日(土) 天候 曇り時々晴れ
京都市内の西にある山で、1300年の歴史があり、全国に900社を数える愛宕神社の総本社「火伏せの神山」として有名な愛宕神社があります。
登山口の鳥居をくぐるといきなり急な石段。不安になりすれ違う地元の方に「この急登は何処まで続くのですか?」と尋ねると「ずーと続きますよ、最後はもっと急登ですよ」と言われガックリ。
一の鳥居から山頂まで50丁。1丁ごとに祀られているお地蔵さんに賽銭(最初は穴あき50円、中盤以降は100円の高額)を入れ、手を合わせる人にびっくり、嵯峨消防団手作りの1丁目ごとの立札のコメントの内容について、Tom夫妻の掛け合いを面白く聞いているうちに、登山道は穏やかになってきました。立札の中で私は「見つけよう一人一人の愛宕山」が気に入りました。嵯峨小清滝分教場跡、火燧権現跡、一文字跡、茶屋跡、水口屋跡、花売場、石畳、石垣など歴史を感じながら黒門に着く。
ここからがまた長い登り階段。やっと灯籠が並ぶ参道にでると、社務所の前には桜の木が植えられた広場に出ます。所々に雪が残っています。鳥居をくぐり、最後の急な石段を一気に登る。脇には登頂参拝回数1000回を超えると奉納できる石柱が立てられ、最高5000回がありました。やっと奥宮に着き、立派な総本山でお参りを済ませ、社務所下の日当たりのよい広場のベンチでランチです。
ランチ後、月輪寺コースで下山開始。こちらのコースは階段のない一般的に整備されたやさしい下山道。展望地が1ヶ所あるだけで、天台宗の月輪寺に着く。境内には天然記念物のシャクナゲや、親鸞が流罪になる時植えたと伝わる「時雨桜」がありました。 林道に出る手前の広場で恒例のコーヒータイムし、林道合流後、駐車場に着く。
帰りに寄った銭湯で、初めての電気風呂のビリビリを体験。そこで夕食も済ませて帰路に着きました。私事、1週間前に足を痛めたので心配しましたが、何とか登る事ができ、ホッとしました。
歩行距離 11.2K 7時間10分 累積標高差 1,427m 約20,000歩