サン・さん 倶楽部

339 LOVE ・・・ 登山・鳥・花・旅行等 身近な出来事を皆で 情報交換します

鳥海山・月山

2016-07-31 18:18:32 | ふじ

昨年の宿題の山「鳥海山」に「月山」を加え、日本百名山であり花の百名山でもある2座に7月23日(土)から25日(月)で行ってきました。

 7月23日(土)
 5時に岐阜を出発、「湯の台温泉」に入り鳥海高原ライン終点PKに16時着。今日の宿泊所の「滝の小屋」まで20分程歩く。小屋に着くと、今迄ガスで山頂が隠れていた月山のガスが切れ、その姿を見る事が出来ました。小屋の前に咲いているシシウドのような花で、薬草の臭いがする花はミヤマトウキという名で初めて聞く花でした。

小屋のご主人が「小屋開けしてから初めての晴れです」と言われ、明日も晴れるでしょうと言われ期待に胸が膨らむ。

               


7月24日(日)
 早朝5時前出発、八丁坂の登りを咲き始めたばかりの高山植物を楽しみながら、今は閉鎖された河原宿小屋に着く。下から見た時よりかなり大きく長い大雪渓をアイゼンなしで横断する事となる。斜面にはニッコウキスゲが群生していて又、その上を見上げると白花のシャクナゲが点在している。別の登山道の鉾立からの尾根も見えるようになる。急なアザミ坂を登りきると伏拝岳。外輪山のかっこいい尾根伝いに行者岳から七高山に向かう。最高峰の荒々しい新山と赤い屋根の御室小屋が見えた時は感動しました。

 鳥海山の固有種チョウカイフスマをまだ見ていない。近くにいた女性に教えて貰って感激するも つかの間、それからは沢山の群生がありました。鳥海山の一峰である七高山から御室小屋に下りる分岐で2班に分かれる。私たちは小屋で昼食を摂り、ザックをデポして鳥海山最高峰の新山に向かう。山頂は狭く写真を撮ってさっさと下山する。新山は噴石岩ゴロゴロでスリルありました・・・・。
 雪渓付近で別班と合流一緒に下山する。途中男性が足を痛めて座り込んでいたという話をしていたら、救助ヘリが飛んで来たがガスの為にUターンして戻ってしまう。その後下山道でタンカを持った救助隊員 とすれ違う。
 ジェリーさんが見つけた翌日の新聞記事によると、足首骨折の男性を4時10分ヘリで救助したと載っていました。
 下山後「アイアイひらた」で汗を流し、急いで暗くなった月山8合目駐車場に向かう。

 駐車場に着くと宿泊先の御田原参籠所の人が迎えに来てくれていました。真っ暗な中ヘッデン頼りに10分程木道を歩いてやっと宿泊所に着きました。

       


       

 


7月25日(月)
 4時過ぎにほら貝を吹く音が聞こえ、窓を開ければ白装束の信者の方20名程が山頂に向け出発。昨夜は真っ暗で何も見えなかったが、朝日の中、周囲を石垣に囲まれた月山神社中ノ宮拝殿や石造りの大きななで兎が見えました。
 登山の無事をご祈念して出発。鳥居をくぐり弥陀ヶ原湿原にでると、沢山の池塘にニッコウキスゲを始め湿原の花が咲いていました。笹原を抜け穏やかに登って行くと沢山のお地蔵さんが祀られている9合目真名井神社仏生池に着いた。
 
ガスもきれ雪渓やオモワシ山らしき山容も見る事ができ、足元にはミヤマウスユキソウが姿を見せ始めます。急な登りの行者帰りの案内には「役行者が月山登拝の下り、月山大神より修行未熟を悟らされ、羽黒山へ戻された地」とありました。 
 登りきれば見晴らしの良い草原です。前を行く信者の人の姿の先に山頂が見える。
月山神社本宮に到着 お祓いを受けてから参拝する。
歴史ある山岳信仰の山だけあり、登山者より信者の人の方が多く、金剛杖に焼印をいただく人、御朱印をいただく人、白装束の方で上着に頂く人もいました。
 
8合目の弥陀ヶ原湿原には、花の一番良い時期なのか沢山の観光客がカメラ片手に散策していました。
 下山後「やまぶし温泉 ゆぽか」で汗を流し、遠くて長かった帰路につきました。
12時14分岐阜着 往復1,385㎞ 3人のドライバーさん、本当にお疲れさまでした。

 

        

 


大山&姫路城

2016-07-21 21:18:10 | ふじ

     

一日目 7月9日(土)
 
雨の中7時に大山に向けて出発。長丁場なのでいくつものSAで休憩をとりながら、ゆったりドライブで大山情報館PKに15時着。
駐車場からは、ガスが流れ見え隠れする大山を望んだり、近くにあるモンベルのお店を見たりして時間を潰す。

 

二日目 7月10日(日)
 5時半出発 途中夏山登山道と合流する。樹木の中階段の登山道をただひたすら登る。6合目の避難小屋から登山道も狭くなりが、8合目に出ると穏やかな登山道になり展望も開ける。ダイセンキャラボク等高山植物が姿を見せる。避難小屋を経て山頂に8時25分着。建設会社の親子会の人、20人程のツアー客等で山頂は賑やかでした。崩壊して立ち入り禁止になった弥山・剣ヶ峰方面はガスも切れその稜線をはっきり見る事が出来ました。
 下山は石室コース・行者コースで登山口に。大神神社に着いてやれやれと思ったら、そこからの石畳の参道が結構長かったです。
 登山口付近にある豪円湯院で汗を流す。休憩室に飾られた、米子駐屯地の自衛隊の人300人が毎年山頂の整備する姿、さっき歩いてきた石室の前の池塘は、昭和初期は池だった事等、興味深い歴史的な写真が何十枚も飾られていて一見の価値が有ります。
 ゆっくりと姫路城大手門前PKに向かう 駐車料金は24時間900円
町を散策後ライトアップされた姫路城を眺めながら眠りに就きました。

         

     三日目 7月11日(月)
 9時開城 城内は飲食不可ですが、暑さでの熱中症対策の飲み物が販売され、水分補給のアナウンスが流されていました。西の丸からスタート、ベテランガイドさん付きのグループに吸収され一緒にまわることができラッキーでした。 
 千姫の休息所「千姫化粧櫓」と侍女達が住んだ「百間廊下」(300メートの長さ)は興味深かく見学しました。
 石垣の石を集めるのには苦労したよう、石棺・墓石等までも使われており、城下で餅を売っていた老婆が自分の使っていた石臼を差し出したといわれる「姥ヶ石」等石垣にまつわるエピソードが色々ありました。又出口近くにある「播州皿屋敷お菊井戸」は覗きましたがあまり気持ちの良い物ではありませんでした。
 昼食後、隣にある9つの趣の異なった庭園群「好古園」を見に行きました。広くて素敵な庭に感動し、我が家の庭は負けたねと冗談を・・・。

              

 


札幌暮らし

2016-07-17 09:11:19 | tonbo

 ♪~知らない街を歩いてみたい~♪~知らない街で暮らしてみたい~♪ 相変わらずそんなことを思い、7月は札幌に来ました。札幌市白石区のアパートを1ヶ月間借りて過ごしています。部屋には洗濯機などの家電とベッド(布団)が付いているので、身の回り品と最低限自炊できるものを車に積んできました。

 先日、北海道大学のキャンパスを歩きました。緑がきれいで素晴らしい!ランチは学食にしようと思い、キャンパス内にあるクラーク会館というところに行きましたら、北大の落語研究会の新人発表会の看板があったので聴いてきました。4月に入学したばかりの学生ということで期待してなかったのですが、けっこう面白かったです~初々しい噺でした。

 キャンパスではバーベキューをしていたり、合唱やリコーダーなどアンサンブルの練習をしていたり、アニメキャラクターの扮装をした人と子供たちが鬼ごっこをしていたりして、やはり大学の雰囲気はいいなぁ~と思いました。

 札幌に来て2週間近く経ちましたが、まだまだ地理が分からずウロウロしています~やはり札幌は広い。でもガングリは自宅にいるときよりは、知らない街に来ると俄然元気になります(笑) tonbo

 


猿投山に行ってきました。

2016-07-11 06:30:42 | いそがし家

景行天皇53年天皇が伊勢国へ行幸、
 常に猿を愛し王座に侍せしむ。猿の不祥あり。天皇憎みて伊勢の海に投げ給ふ。

その猿が泳いで戻りこの山に住みついたとか?記されている「猿投山」

7月7日久しぶりにお誘いいただき、暑くなるという予報の中いそいそと出かけました。

行ったことがありそうでない山です(もう記憶がさだかじゃない

沢山コースはあるようですが登りは東回り登山道~東海自然歩道を登りました。

階段が多く帰りはちょっとつらいかもと、武田道~城ヶ峯コースを下り、少々ざれた道なれど

楽ちんでした

ずうっと木陰だけど蒸し暑いしかし稜線にたつと心地よい風「ちょっと休んで~!」と

こんな次第で足を引っ張るいそがし家・・・頂上まで3時間もかかってしまいました。

ご一緒くださった皆さんに感謝です

人気の山らしく頂上はたくさんの人でした。

今日は見えなかったけど御嶽山、白山、南アルプスも一望できるという絶景ポイントのようです。

秋は紅葉がすばらしいとか、近くならゆっくり散策したいところです。

記念撮影の後ろはこんな風に見えるかな?


金北山(1172m)

2016-07-03 19:57:16 | ジェリー

    大佐渡山地縦走と島内観光の旅

6/25(土)~6/27(月)、佐渡島に行って来ました。

6/25(土) 一日目  新潟港~両津港~青少年旅行村キャンプ場

新潟12:35発、両津15:05着の大型フェリー「おけさ丸」に乗船。ハア~佐渡ォ~へ~と、のおけさ節を合図に

船が動き出す。たくさんのカモメが追随して来る。2時間半の乗船を経て、島影がぐっと近づいてきて船が旋回、

佐渡の玄関口両津港に降り立つ。天気もまずまず。「ホテルニュー桂」で入浴後キャンプ場に向かいテント設営。

夕食は「海賊(ながも)」にて海浜料理を味わう。

  

6/26(日) 二日目  キャンプ場~尖閣湾揚島遊園~佐渡金山~相川拘置所跡~佐渡奉行所跡~

                   ホテル大佐渡~無名異焼窯元~佐渡歴史伝説館

   本日は、終日観光予定。

尖閣湾揚島  断崖絶壁の絵の様な光景が広がる。岩を打ち付ける激しい波に、この日グラスボートは欠航との札が下がっていた。

史跡佐渡金山  宗太夫抗+道遊抗コース 江戸時代の佐渡金山を模型を使って忠実に再現。

採掘抗は蟻の巣の様にいく股にも分かれており海面下まで延びているそうです。全て人の手による

気の遠くなる様な時間と手間をかけての採掘作業、無宿人etc、携わっていた者は短命であったとのこと・・・。

佐渡奉行所跡  江戸時代、佐渡は金銀山があったため、徳川幕府が直接治める直轄領であった。

此処は、その大切な金銀山を管理する為に置かれた奉行所で他の地方に置かれた奉行所とは性格が異なっている。

敷地内には「勝場」(せりば)と呼ばれる工場もあった。サッと見学して帰るつもりが、他の見学客も居なくて

年配の地元男性ガイドさんによる力説につぐ力説で、結局40分程の見学となる。

時間の事もあり最後のほうは丁寧にお断りして勝場もサッと見る。

無名異焼玉堂窯元  小さな売店で、陶芸体験もできたようですが陶器は高価で、誰も購入しませんでした。

junさんはその昔この焼き物をたくさん買われたという事です。

佐渡歴史伝説館  此処は私が特に行きたかったところです。順徳天皇、世阿弥、日蓮など流人の精巧な人形が

佐渡の歴史や伝説を紹介しています。順徳天皇は25才で討幕の謀反により流罪になり48才でこの地で没しています。無念が胸にせまります。

此処での食事はとても美味しかったです。畑野温泉「松泉閣」で入浴後ドンデン山荘へ。山荘に着く頃に小雨が降り出した。

肌寒い中、9人用テント設営。テントで早めに就寝。雨と風がテントを打つ。雨は未明に止む。

  

6/27(月) 三日目  ドンデン山荘~金北山~白雲台~宿根木~小木港~直江津港

最終日、天気晴れ。am5:35山荘出発。6:00登山口。7時間程の縦走登山の始まり。途中で暑くてバテそうになりました。

アップダウンの続く山道で、時々ガスにも包まれて視界が悪くなった時もありましたが、眼下に広がる日本海、両津湾、加茂湖など、

ひと月ほど前にいそがし家さん達も眺められたであろう景色を眺めながら歩行。

頂上手前のあやめ池では丁度見頃のあやめが群生しており、最後の急登に取りかかるとやっと頂上に着きました。

下山は、広い防衛庁管理道をレーダー基地など眺めながら短時間で下りてきました。

白雲台で回送してあったTomの車に乗る。

昨日と同じ畑野温泉「松泉閣」に入ってから宿根木集落を散策。16:30小木港発18:05直江津着の高速フェリーで帰って来ました。

綿密な日程を組んで下さったjanさんをはじめ皆さん有難うございました。