サン・さん 倶楽部

339 LOVE ・・・ 登山・鳥・花・旅行等 身近な出来事を皆で 情報交換します

御嶽山

2019-08-15 13:16:55 | ジェリー

    御嶽山

   ~あれから5年・・~

Tomが7/29日に御嶽山に行ってきました。

噴火からまもなく5年がたとうとしています。今もあちらこちらにその爪痕が見られます。

あらためて噴火のすさまじさとともに、巻き込まれた方々への痛ましさを感じます。

頂上にはシェルターと慰霊碑がつくられました。

 





三徳山・大山

2019-05-24 20:57:29 | ジェリー

   三徳山(500m)  大山(1708m) 

5/18(土)、19(日)に山陰の山に行ってきました。

一日目は三徳山、二日目は大山に登りました。

     三徳山(みとくさん)

   ~断崖に立つ国宝,投入堂~

鳥取県三朝町(みささちょう)にある三徳山に行って来ました。天台宗修験道の古刹である三徳山三佛寺の投入堂は、標高500mにある断崖の岩屋に立っています。往復2時間くらいの山ですが、参道の途中には注意を要する箇所もあるため、登山開始の前には受付で登山届と共に安全のためのチェックが入ります。二人以上か(単独は避ける)、靴、服装はふさわしいかなどです。受付の脇には軍手(150円)や、わら草履(700円)も置かれていました。わら草履を履いて登る人も見かけましたが、素足にわら草履を履いていた若い女性はなんだか痛そうでした・・。入山料400円(別途 参拝料400円)を納めてから「六根清浄」と書かれた輪袈裟をもらいます。これを肩にかけて投入堂を目指して参拝登山のスタート。

最初の難所には斜面に木の根が一面に張り出しており、足をかけて四つん這いで登って行きます。「くさり坂」という鎖のかかった岩を越えていくと、投入堂までの間には「文殊堂」「地蔵堂」「鐘楼」などいくつかのお堂が岩の上や岩屋のなかに立てられていました。「投入堂』とは、行者が法力でお堂を岩屋に投げ入れたと言われていることからこう呼ばれています。このお堂には立ち入れませんので、登り切った狭い岩の上から参拝します。下山は来た道を戻ります。下山時も気が抜けないのですが,「地蔵堂」では縁側に上がり、緑の匂うような新緑の山々を眺望することが出来ました。また「鐘楼」では鐘を突いたりと,一息つきながら楽しむことができました。三徳山は見どころもいっぱいあって登りがいのあるいい山でした。

 

 

   大 山

H16年7月にJan&ふじさんが登っておられます。登山ルートはその時とほぼ同じです。ブログに入れて下さっています。


神津島天上山・秩父山

2019-04-07 14:02:42 | ジェリー

                    神津島と天上山(572m)

      ~神々が集ったという伝説の島と、天空の砂漠 天上山への山旅~

3/29(金)~4/1(月)

伊豆諸島の一つ神津島(こうづしま)に行ってきました。今までに全く聞いたことも見たこともない島で、ただ隊長の「いい所のようだ」との言葉を頼りに皆で下調べをした結果行くこととなりました。

<神津島とは>

所在地 東京都神津島村 ←東京から170㎞

面積  約19㎢  周囲 22㎞   

人口  約1900人

観光  ダイビング 釣り 登山

<アクセス> 

下田からの場合 

フェリー「あぜりあ」 往路・・4時間20分(各島に寄港のため)

                      復路・・2時間20分

一日目 晴れ

下田港~神津島

Am1:00、関IC出発。Am9:30の下田発のフェリーに乗船するために深夜の出発となる。およそ6時間かけて下田に到着。晴天だが港は風が強くフェリーの運航が危ぶまれる。とりあえず下田港近くの「〇〇はうす」でam7:00頃、朝食をとる。赤い口紅バッチリ、頬紅バッチリの威勢のいいおばあさんが一人で切り盛りしているようだった。狭くてきれいとはいえない店だけど、朝食定食はとても美味しかった。しかも安い。アジの干物はいい塩加減で美味しかった。食事時も運航状況が気になるが「出航!」との情報を得て一同バンザイの声を上げる。

 

Am9:30下田発フェリー「あぜりあ」出航。外洋に出ると小さな白波がいくつも見える。紺碧の海と入江の美しい島々。やがて船は接岸を知らせる警笛と共に「利島(としま)」、「新島」、「式根島」と寄港する。途中の島で紙テープを持った子供たちと親、先生らしき人が桟橋に立っているのが見えた。離任されて帰られるのかも。年度替わりの異動の時期の光景ですね~。悲喜こもごも…、私達にも何度かありました~。

 

Pm1:00 船はほぼ時間通りに神津港着。多港湾キャンプ場に荷物を下ろし資料館と神社などを見てくる。その後、温泉保養センターで、青くて美しい海を眺めながら露天風呂に入る。海岸にある露天風呂は波のしぶきで顔に細かい汐が吹きかかる。

  

 

 =割り込み= 



 
海を眺めがてらの塩辛い温泉は最高でした  
 
K隊長「寒い寒い」と言いながら撮ってくれました

 

二日目 曇り晴れ

天上山登山

昨夜はテントの中で目を覚ますたびにザーザー、バリバリと木の葉のこすれるものすごい音が聞こえてきたので大雨と大風で明日の登山は大変だろうな~と思いました。朝起きてみると雨の降った形跡もなく良いお天気。ただし風は強そう。隣のテントでは昨夜何か盗られたとかいう話。うん?このテントデッキには我々のほか誰もいない。管理人さんの話では昨晩どうも猫が入り込んだらしいと。それがおにぎりを齧っていったらしい。

今日は天上山登山なので朝から気合を入れる。黒島登山口から山頂完全周遊コースの、休憩含めて7時間程を歩く予定だ。山上は露岩の小ピークがいくつもあり、表砂漠、裏砂漠と呼ばれる白砂の台地が広がっている。他に池などもあり見どころがいっぱい。この日はあいにくの曇り日で山上にはガスがかかり、表砂漠、裏砂漠の上にはぼんやりとしたお日様が見えまるで月の砂漠にいるようでした。"ここで驚いたことにラクダ!が現れてラクダに乗って山上を巡るようになっていました!”というのは冗談ですがそんな雰囲気でした。

 

ガスのため山頂からの眺望は良くありませんでした。晴れていたら新東京百景展望地から伊豆諸島が見渡せるようです。天上山は花の百名山でもある様ですが、季節が早いのかオオシマツツジが少し咲いているだけで他に花はあまり咲いていませんでした。サルトリイバラがいっぱいありました。

 

下山後、昨日と同じ露天風呂に入り心身ともに癒される。相変わらず海岸は波が荒く風が強い。

この後、計画変更を余儀なくされる事態発生!明日帰宅の我々に、あすはフェリーが欠航になる確率が高いとの管理人さんの話。夜、テントに集まり食料を持ち寄って皆で善後策を考える。潮の関係で最悪一週間足止めになる可能性も…。

眠りにつくが外は一晩中嵐のように風が吹いている。

  

 

 

三日目 晴れ 

秩父山登山

早朝、やはりフェリー欠航と決まる。晴天なのにフェリーは風が強いと出ない。本日は計画通り秩父山登山をして、あとは帰宅が一日延びたのでじっくり島内観光に充てるとする。秩父山は280mほどの高さの山で、観音様と石仏が安置されている道を登っていく。登山口には島の特産の「アシタバ」がいっぱい自生していた。天気も良く山頂からの眺望は抜群で白砂と青い海の多幸湾から大型客船が出航していくのが見える。三浦湾展望台からは三宅島も見えた。

 

昼食は神津港近くのセンターで金目鯛の煮付けや海鮮丼を食べる。お値打ちで美味しい。この後、美しい海岸に沿って赤崎遊歩道へと向かう。ここは、岩場に囲まれた入り江に木の遊歩道が幾重にも組まれておりダイビングや海水浴ができるようになっている。風が強くて押し戻されそうになり、橋を歩くのにもスリルがあった。

  


四日目(延長最終日) 晴れ

島内観光と帰港

本日フェリー出航が決まりみな安堵する。ジュリア終焉の碑、神津島灯台、千両池と観光して島をとり囲む海の美しさに堪能する。多幸湾から12:10発のフェリーに乗船して帰路につく。

   

 


鳳来寺山・瑠璃山

2019-02-13 20:09:24 | ジェリー

    鳳来寺山(685m)瑠璃山(695m)

       ~1425段の石段と東照宮

2/10 (日)  晴れ

鳳来寺山に行って来ました。かつてはブッポウソウ(仏法僧)の鳴く山として知られていた山です。近年はその鳴き声は確認されていないそうです。

 門谷Pに車を停め、表参道を行きます。ここから山上まで1425段の石段が続きます。参道の脇に鳳凰の像が見えます。案内書によると、鳳来寺山は、西暦703年に利修仙人によって開山されたということです。文武天皇が病気になられた時、利修仙人は鳳凰に乗って都に上り天皇の病気を治したといわれています。また、山名の由来についても、この功績により鳳凰に乗って来たからということで天皇から鳳来寺の名を賜ったとされています。

 鳳来寺本堂までは1時間20分程で到着です。ここまで1391段の石段を登って来ました。石段の数の多さに驚きますが、石段が意外と登り易かったのと、参道には仁王門、傘杉、僧坊跡といった見どころがあり足を止めながら行くのとで、皆さほど苦ではなかった様です。

 本堂からが本格的な登山の始まりです。本堂の背後には断崖が見えます。鳳来寺山は岩山なので周回コースに入るあたりから片面が崖だったり細かったりする所もありました。鳳来寺山山頂から瑠璃山への道もそんなふうでした。瑠璃山の少し先からは宇連山などの美しい山並みが展望できます。

 鳳来寺山山頂まで戻ってから、尾根沿いの道を天狗岩、鷹打場へと周回する。鷹打場の岩場の上で、山深い奥三河の光景などを眺めながら昼食をとりました。その後、スギの大木に囲まれるようにして建つ東照宮まで下る。緑の木立の中に朱色が映えます。鳳来寺山に東照宮があるのは、於大の方がこの鳳来寺山薬師如来に祈願して家康を授かったという縁からだそうです。三代将軍家光によって造営されました。

 本堂まで戻って、また石段の道をくだりPまで下りて来ました。湯谷温泉につかり帰路につきました。

        行動時間  6時間半(昼食、休憩含む)

        歩行距離  約7㎞

  

 
=割り込み=

先日tubakiさんに眉山の周回コースを案内していただきました
とてもお元気そうでした


身延山 竜ヶ岳

2018-11-28 19:36:56 | ジェリー
             身延山(1153m)  竜ヶ岳(1485m)
                 ~富士山と南アルプスの展望~
11/23(金)、24(土)に一泊二日で身延山と竜ヶ岳に行ってきました。
一日目 晴れ  身延山
    ──信仰の山に──
身延山は日蓮宗の総本山として知られていますが、山頂からの南アルプス、富士山の眺望も素晴らしく多くの人達に登られているようです。今回私達も信仰の対象としてではなく、登山として恐れ多くもこの地に入りました。
総本山としての風格と威厳に満ちた巨大な三門(空、無相、無頼の三解脱を表す)脇を通り抜け車をPへ入れる。周りには駐車場方向に沿って「坊」と呼ばれるお堂が立ち並んでいる。行きは久遠寺駅からロープウェイを利用して山頂まで行く。この間 標高差763mをわずか7分でいく。

山頂駅には、奥之院思親閣という立派な建物がある。日蓮上人がここに登られここから両親を偲ばれたという。
山頂展望台からは東に富士山、天子山塊、北に南アルプス、そして近く見上げる位置にこれも日蓮宗の山七面山が眺められた。北岳、間ノ岳~悪沢岳など南アルプスの主だった山は冠雪して真っ白でした。この後、東コースで下山する。急勾配のハードな道が続きます。若い人でも結構きつそうな表情で登っていました。(お年寄りの信者さん達ではちょっと登れないだろうな)。途中にあるお堂などを見学しながら本堂のある久遠寺駅まで戻ってきました。
入浴後、本栖湖キャンプ場へ向かう。

本栖湖畔から見える富士山もきれいでした。「千円札の富士」として有名な所だそうです。また、「ダイヤモンド富士」の見られる人気スポットでもあるようです。
pm3:30頃本栖湖キャンプ場に到着。テントがいっぱい並び、あちらこちらで火をたいたりして林の中はざわついている。皆が連休を楽しんでる模様。湖畔に夕暮れが迫りその景色もまたいい。

 

二日目 晴れ  竜ヶ岳
   ──富士山の展望地へ──
am6:30頃キャンプ場を抜けて登山口に向かう。冬枯れの雑木林の中をジグザグに進みます。明るくて見通しの良い落ち葉の道が続きます。山頂でテント泊をして下りて来る人達とすれ違うようになり、富士山展望地に着く。東に富士山が大きく見えています。山頂に日がかかり綺麗です。

竜ヶ岳という名の山は他にもあり竜伝説というのも数々ありますが、山梨のこの竜ヶ岳にもこんな伝説があるようです。【富士山の噴火で湖に溶岩が流れ込み、竜がこの山に昇った】という説、また【富士山の噴火を察知した竜がこの山に昇って村人にそれを知らせた】という説です。
小休止のあと見晴台まで来る。富士山が先程よりもせり上がってきて大きく裾を広げています。水平線のように北に広がるその先は青木ヶ原樹海です。道は笹原になり頂上が見えてきて緩やかな登りとなる。

山頂からは東に富士山、西に冠雪の南アルプス、八ヶ岳が見えます。近くに雨ヶ岳、毛無山も見える。足元に雪がうっすらと残っていて寒かったです。ランチの後早々に下山にかかる。樹間から見下ろす本栖湖は青々としてとてもきれいでした。スポーツセンターから聞こえてくる子ども達の声が近づいてきてキャンプ場下山口に到着。

昨晩は霙がザァーと降ってきたので心配しましたがすぐにやむ。一昨日は今季初めて最低気温が氷点下となったそうです。林の中に点在する冬のバンガローは暗闇の中で不思議な空間を作っていました。冷気とともにこの身がさらわれる様な感覚とでもいうのか・・。夜はまた、方向感覚も狂うので小屋を離れる時には注意が必要です。
バンガロー内で皆で夕食をし、冷えてきたので車中泊とバンガロー泊組に分かれて早々と就寝する。防寒対策もバッチリで熟睡する。

今年は富士山をたくさん見ました。今回も好天に恵まれラッキーでした。
皆さんお世話になりありがとうございました。
 
  
 
割り込み 
   ダイヤモンド富士?  K隊長