サン・さん 倶楽部

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身延山 竜ヶ岳

2018-11-28 19:36:56 | ジェリー
             身延山(1153m)  竜ヶ岳(1485m)
                 ~富士山と南アルプスの展望~
11/23(金)、24(土)に一泊二日で身延山と竜ヶ岳に行ってきました。
一日目 晴れ  身延山
    ──信仰の山に──
身延山は日蓮宗の総本山として知られていますが、山頂からの南アルプス、富士山の眺望も素晴らしく多くの人達に登られているようです。今回私達も信仰の対象としてではなく、登山として恐れ多くもこの地に入りました。
総本山としての風格と威厳に満ちた巨大な三門(空、無相、無頼の三解脱を表す)脇を通り抜け車をPへ入れる。周りには駐車場方向に沿って「坊」と呼ばれるお堂が立ち並んでいる。行きは久遠寺駅からロープウェイを利用して山頂まで行く。この間 標高差763mをわずか7分でいく。

山頂駅には、奥之院思親閣という立派な建物がある。日蓮上人がここに登られここから両親を偲ばれたという。
山頂展望台からは東に富士山、天子山塊、北に南アルプス、そして近く見上げる位置にこれも日蓮宗の山七面山が眺められた。北岳、間ノ岳~悪沢岳など南アルプスの主だった山は冠雪して真っ白でした。この後、東コースで下山する。急勾配のハードな道が続きます。若い人でも結構きつそうな表情で登っていました。(お年寄りの信者さん達ではちょっと登れないだろうな)。途中にあるお堂などを見学しながら本堂のある久遠寺駅まで戻ってきました。
入浴後、本栖湖キャンプ場へ向かう。

本栖湖畔から見える富士山もきれいでした。「千円札の富士」として有名な所だそうです。また、「ダイヤモンド富士」の見られる人気スポットでもあるようです。
pm3:30頃本栖湖キャンプ場に到着。テントがいっぱい並び、あちらこちらで火をたいたりして林の中はざわついている。皆が連休を楽しんでる模様。湖畔に夕暮れが迫りその景色もまたいい。

 

二日目 晴れ  竜ヶ岳
   ──富士山の展望地へ──
am6:30頃キャンプ場を抜けて登山口に向かう。冬枯れの雑木林の中をジグザグに進みます。明るくて見通しの良い落ち葉の道が続きます。山頂でテント泊をして下りて来る人達とすれ違うようになり、富士山展望地に着く。東に富士山が大きく見えています。山頂に日がかかり綺麗です。

竜ヶ岳という名の山は他にもあり竜伝説というのも数々ありますが、山梨のこの竜ヶ岳にもこんな伝説があるようです。【富士山の噴火で湖に溶岩が流れ込み、竜がこの山に昇った】という説、また【富士山の噴火を察知した竜がこの山に昇って村人にそれを知らせた】という説です。
小休止のあと見晴台まで来る。富士山が先程よりもせり上がってきて大きく裾を広げています。水平線のように北に広がるその先は青木ヶ原樹海です。道は笹原になり頂上が見えてきて緩やかな登りとなる。

山頂からは東に富士山、西に冠雪の南アルプス、八ヶ岳が見えます。近くに雨ヶ岳、毛無山も見える。足元に雪がうっすらと残っていて寒かったです。ランチの後早々に下山にかかる。樹間から見下ろす本栖湖は青々としてとてもきれいでした。スポーツセンターから聞こえてくる子ども達の声が近づいてきてキャンプ場下山口に到着。

昨晩は霙がザァーと降ってきたので心配しましたがすぐにやむ。一昨日は今季初めて最低気温が氷点下となったそうです。林の中に点在する冬のバンガローは暗闇の中で不思議な空間を作っていました。冷気とともにこの身がさらわれる様な感覚とでもいうのか・・。夜はまた、方向感覚も狂うので小屋を離れる時には注意が必要です。
バンガロー内で皆で夕食をし、冷えてきたので車中泊とバンガロー泊組に分かれて早々と就寝する。防寒対策もバッチリで熟睡する。

今年は富士山をたくさん見ました。今回も好天に恵まれラッキーでした。
皆さんお世話になりありがとうございました。
 
  
 
割り込み 
   ダイヤモンド富士?  K隊長
                                           

三ツ峠山

2018-11-05 10:29:45 | Jan&ふじ

   

2018年10月30日(火)~31日(水)

10月30日 (火)晴れ
 富士山の最高の展望台として有名な「三ツ峠山」。何年か前によこボンの記事を見てから、何時か機会があったら行きたいと思っていました。
 
今回はラクラクコースの裏登山道「金ヶ窪沢登山口」より登ります。 

駐車場に着くと平日なのに駐車場は一杯。人気の山であることが伺えます。登り始めると、もう下山してくる人に出会います。「今日は最高だよ」という情報をもらい期待が高まります。雑木林の中、緩やかな九十九折の登山道を登ると、遠くに御巣鷹山の電波塔が見えてきます。
 
三ツ峠山荘下の分岐を木無山方面に向かうと第1展望台。一気に視界が開け、富士山の雄姿が大迫力で目の前に広がります。暫くは思い思いにシャッターを切り、一段落してから富士山を眺めながらのベンチで贅沢なランチです。

 
三ツ峠山荘からは広い裾野を広げる富士山が綺麗に見えます。ロッククライミングのメッカ屏風岩も見えます。「四季楽園」を過ぎると展望地がありここには人が一杯でした。
 
登山道整備工事をしている登山道を迂回すると、最高峰の開運山です。「三ツ峠」の石碑の前で撮影タイム。自衛隊の演習場も良く見えます。富士山を堪能した後、御巣鷹山に向かいます。この間は三つ峠自然保護地区になっていて貴重な草木が生息しているようです。今はマユミの木がピンクの実を沢山つけていました。

 
御巣鷹山の山頂に着くも、いくら探しても山頂の表示は無く、アンテナの金網の中に1760米と表示された標高碑があるだけ。地図の標高と15米も違い、「電波塔を建てるため削ったんだろう」という事になりました????

  山荘に戻りテラスで、ここからの富士山を撮る為、50年通い続けているという大阪のカメラマンを交えてコーヒータイム。「こんなゆったり登山もいいね」と1日が終わります。

   金ヶ窪沢登山口 9:16~38 … 第1展望地(ランチ)11:24~12:00 … 山荘 12:03 … 開運山 12:26~40 … 御巣鷹山
   13:05~23 … 山荘  13:50 

    


10月31日(水)晴れ 
 朝、K隊長から「今山頂にいる」と電話があり、急いで日の出を見に山頂に向かいます。富士がかすかに朝焼けるも日の出は雲が厚くいまいちでした。

下山は木無山をピストンしてから下山口に向かいます。冷える筈です、登山道には霜柱がたっていました。

   山荘 742 … 木無山 749 … 金ヶ窪沢登山口PK 91822

 今日のメイン「忍野八海」に着くと、周りの雰囲気は一変して人・人・人ここは本当に日本?と言う感じで中国の観光客でごった返していました。名水百選の湧き水を頂き、早々に退散して駐車場に向かう。途中のお寺かと思うような、手入れの行き届いた庭に建つ豪邸が何件もあり,皆足を止め見とれました。
 浅間神社に寄ってから「泉水」で入浴、汗を流し昼食後、帰路に着きました。

  今回の三ツ峠山は、アツモリソウの自生地であり、高山植物の宝庫。お花の咲く頃又来たいものです。