サン・さん 倶楽部

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高野山

2018-06-24 16:42:07 | ジェリー

          高野三山と奈良の旅

           ~約1200年の伝統を誇る真言宗の聖地高野山~
6/16(土)、17(日)に一泊二日で高野山と奈良に行ってきました。
一日目  高野三山(摩尼山1004m、楊柳山1008m、転軸山915m)~奥之院~宿坊西禅院

         ──尾根伝いに女人道をたどる巡礼の道、高野三山──
明治まで女人禁制となっていた高野山。高野七口といわれる各登山口には女人堂という女性のためのお籠り堂が建てられ、女性たちは禁制が解けるまで女人堂から女人堂へとたどりながら遠く聖地を拝んだといわれています。
am10:00 奥之院中の橋P着。高野三山は高野山内を取り囲む女人道の東側、奥之院の背後にそびえる山です。奥之院御廟橋手前を右に進むと三山巡りの登山道となる。am10:40 登山口発。 三山とも標高はそれほど高くはないのですが、はじめに急な登りの道が続きアップダウンしながらの歩きとなります。山頂にはそれぞれ仏様を祀った小さなお堂が建てられていました。杉木立の中の静かな巡礼の道は、当時の女性の姿を偲ばせてくれました。
pm2:30奥之院の御廟に下る。弘法大師は62歳で入定し、今も生きていると信じられています。20万基を超える墓碑や供養塔のある参道を有名な人物の名前などを見つけながら歩きました。
            ──宿坊にて──  精進料理と勤行
pm4;00 真言宗の寺、西禅院の宿坊に着く。寺は襖絵などの文化財等もあり、重厚感漂う落ち着いたたたずまいでした。私達は3部屋つづきのお庭に面した部屋に通される。隣には著名人が利用されるという茶室がありました。23名程の宿泊者のうち6名程は外国人だったと思います。夕食は部屋で精進料理をいただきました。食事の世話から布団の準備まで全て若い僧侶がお世話をしてくださいました。食事をしていると6時の鐘がゴ~ン、ゴ~ンと聞こえてきました。
翌朝、5:30頃宿坊をでて、すぐ前の壇上伽藍に散歩にむかう。ひんやりとした空気とあたりの静寂さにつつまれる。昨夜から早朝にかけて夜を徹して行われていた僧侶による禅問答?がまだ行われていたのでそれを見学する。周りには、たくさんの僧侶が聞き入っておられました。am6:30からは西禅院本堂で朝の勤行が行われるので参加しました。外国人客に配慮して全席椅子でした。30分ほどの勤行のあと順に焼香してから住職のお話を聞く。お大師様が今も社会の安寧と人々の幸福を願って、救いの手を差しのべて下さっているというようなお話だったと思います。
西禅院 1泊2食9720円から)

 
 
二日目  大門~霊宝館~金剛峯寺~壇上伽藍~徳川家霊台~不動坂女人堂
     奈良東大寺~興福寺

           ──世界遺産の聖地巡り──
大門から壇上伽藍までの4箇所は歩いて回る。そのあと車で徳川家霊台と不動坂女人堂へ行く。午前中に高野山を出て奈良に向かう。pm2:00東大寺へ着く。奈良公園から東大寺大仏殿までの参道は修学旅行生や観光客であふれていました、鹿も人ごみに紛れてエサなどもらっていましたがフンもいっぱいありました。裏道を歩いて近くの興福寺へ行く。宝物館で阿修羅像や仏頭などを拝観する。pm5;00頃奈良を出て関ケ原ICpm6:50、岐阜で食事をして9時前に帰宅しました。
二日間急ぎ足で回りましたが、いい旅でした。高野山と奈良、どちらも仏教と深い係わりのある地です。高野山では聖地として、また修業の場として神聖なものを、奈良では修学旅行先としても選ばれているようにその時代の歴史を学ぶための場としての互いの雰囲気の違いなどを感じました。
 
 
 

姥ヶ岳

2018-06-09 19:31:24 | Jan&ふじ

   

           

                                                                 2018年6月8日(金) 晴れ後雨     参加者2名

 
姥ヶ岳」 3度目の正直でやっと実現できました。
面白い山名の由来は、山頂近くの洞窟に山姥が住んでいたという伝説からきているそうです。
午後3時から雨の予報の為、朝5時半岐阜を出発し7時53分駐車場に着きました。

 姥ヶ岳の西に広がる平家平に足を踏み入れると、セリバオウレンの群生というよりオウレン畑という感じで一面オウレン、その多さは聞きしに勝ります。暫くすると今度はサンカヨウの群生これも数の多さに圧倒されます。
どちらも花の時期は終わっていましたが、満開の時はどんなかなと思うと再度来たいと思いますが、道路が残雪で阻まれ今年もそうでしたが中々ドンピシャには来れません。

 何度か作業道を横切ると1万本ものブナ林が生い茂り、綺麗に手入れされた広場にはベンチも用意されていました。新緑と木漏れ日の中に身を置きゆったりおやつタイムです。ここまで来てお昼を食べて帰られる人も多く見えるようですが、それもありかなと思いました。

 水芭蕉の群生地を過ぎるとダケカンバが見られるようになり、足元の咲き終わったサンカヨウ・カタクリ・イワウチワ等を見ながら緩やかに登って行く。山頂が近くに思えるが奥が深く水平道が長く続いて中々着かない。
 
やっとのこと山頂広場に着いたが、遠望はうっすらとガスがかかり白山等は残念ながら見えません。眼下に笹生川ダム湖が何とか見えるだけ。貸し切りの山頂でゆったりランチタイム。ソーメンを食べ下山開始。

 下りに、市天然記念物の大トチの木に寄る。三角屋根の祠の横に樹齢400年以上と言われる大トチの木が、その周りにはラショウモンカズラ、ニリンソウが咲いて見頃でした。ここの広場もゆったりでき、平家平は癒しの空間そのものでした。
 下山は雨が心配でしたが13時30分駐車場着。駐車場を出発して1時間程の帰宅途中、雨が勢いよく降り出す。梅雨の時期、何とか登山中に降られずよかったです。

 次回は、花の開花時期に合わせ、平家平迄でいいので行けたらと思いました。