サン・さん 倶楽部

339 LOVE ・・・ 登山・鳥・花・旅行等 身近な出来事を皆で 情報交換します

会津駒ヶ岳・皇海山

2017-06-22 09:32:36 | ふじ

    

616日(金)晴れ
 3時半岐阜出発、途中のSAで休憩をとりながら9時に小出ICを出る。そして登山口のある檜枝岐の「居平まる家」で蕎麦をいただく。そばともちの生地を練って茹で、えごまをまぶした郷土料理といわれる「はっとう」を食べたが、結構美味しい初めての味でした。
昼食後、客は私たち以外誰もいない「アルザ尾瀬の郷」でゆっくり温泉につかる。その後、今晩車中泊する予定のトイレのある「ミニ尾瀬公園」の駐車場に行く。
 
檜枝岐(ヒノエマタ)は平家の落人の村で今でも皆さん京都訛りだそうです。付近には、昔の平家関連の釘や金具を使わない「落とし貫板倉」「井籠造り板倉」という建物が展示され、地名の由来となった人物「尾瀬大納言」の像などが有りました。     

      


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17日(土)会津駒ヶ岳 晴れ
 3時半起床、一段上の林道終点の滝沢登山口に駐車できると、30分程時間短縮できるが駐車場は狭いので、洗顔とトイレを済ませ急いで移動する。4~5台停まっているものの駐車することができホッとする。

 
登山口から登山届をして階段を登り樹林帯を進む、中間の水場までは雪もなく歩きやすい。水場からは所々残雪が現れだんだん雪の量が増えてくる。
 
燧ヶ岳を左手に望みながら残雪のなか小屋を目指す。途中、昨夜小屋泊した人から「今日の山頂は最高の天気で富士山も見えますよ」と教えてもらい心がはやる。やっと小屋の屋根が見えるがまだ遠い。木道も雪に埋もれ登山道が分からない。道案内のトラロープが小屋まで真っ直ぐに雪の上に張られているので、ロープに沿って登るとやっと小屋に着く。

 駒の池は雪の中に埋まり見る事もできない。山頂までもたっぷりの残雪にしっかり覆われ、アイゼンを装着している人が多い。でも山頂までの雪は締まっていてツボ足で大丈夫でした。
なんと狭い山頂は、ここだけ溶けたのか雪が有りませんでした。男体山、燧ケ岳と至仏山その間に武尊山など360度の大展望でした。

 例年なら雪も融け木道を歩きながらお花を楽しめるのに残雪の為少し残念でしたが、広大な雪原は大いに楽しめました。

11時50分登山口到着、「駒の湯」に入り途中の「道の駅」で昼食を済ませ17時30分沼田IC出、皇海山登山口に向かう。途中交番で道筋を聞き、未舗装の悪路「栗原川根利林道」を20~30Kの速度でゆっくり走る。
 
熊には出会わなかったが、猿や十数頭の鹿に出会った。約1時間かけてやっと登山口の皇海橋Pに19時25分、暗くなる前に何とか着きほっとする。

     

 

 618日(日)皇海山 (スカイサン) 曇り
 4時起床 5時10分出発 新緑の中歩きやすい登りの山道を行くと不動沢に出る。沢を何度か渡渉すると、歩きやすかった登山道はゴロゴロ石に変わり、そしてえぐれた登山道と変わります。不動沢のコル直前は急でロープが何ヶ所かに張られやっとの思いでコルに出る。コルの右手の鋸山は名前の通り、ギザギザした格好の良い山容を見せてくれました。

 シラビソの樹林帯を結構登ると色鮮やかなシャクナゲが1輪咲く先に、少し傾いた青銅の剣が祀られている。ここから山頂までは直ぐでした。
8時15分渡良瀬川の水源である立派な山名標識のある山頂着。
樹間からは奥白根山を真正面に左手に燧ケ岳を見る事が出来ました。写真を撮り8時45分下山開始、登山者がどんどん登ってきてすれ違うのに大変。ツアー団体も2組いました。11時20分駐車場着。 

 昨日、不安を抱えながら走った悪路の林道は、今日はゆとりをもって走れて13時05沼田の「望郷の湯」で入浴と昼食事を済ませ15時05分帰路に。
 
途中SAで休憩をとりながら車を走らせたが高速道路工事の車線規制の渋滞にはまり1時間程遅れ 駒ヶ岳SAで夕食し、22時05分に自宅に無事着くことができました。 
往復走行距離 1,315 ㎞ よく走りました。

     


入笠山

2017-06-12 21:29:54 | ふじ

 2017年6月10日(土)

   

スズランと湿原に咲く沢山の花に会いに入笠山に行ってきました。
 
まずは入笠湿原に向かう。湿原の入口には扉があり、周囲もネットで囲われています。花を鹿の食害から保護する為の物ですが、8年前来た時にはなかったので、ここ近年の食害の深刻さが伺えます。
 湿原の花は全体的に早くクリンソウ、ニリンソウ、ツマトリソウ等ちらほら見える程度でした。
本州随一を誇る100万本の「日本すずらん」自生地もやはり早く、花や蕾が僅かにある程度ちょっとがっかり。

 ゴンドラ山頂駅にある、入笠すずらん公園の20万株の「ドイツすずらん」は満開でした。後でわかったのですが、「ドイツすずらん」は葉の上まで出て目立って咲くとありました。前回見た自生地での「日本すずらん」との違いがよく分かりました。
 
「すずらん」を堪能した後は山野草園に寄りました。ここは看板が設置され、分かり易く整備されていました。ヤマシャク、マイズルソウ、ズダヤクシュ、アマドコロ、ユキザサ、レンゲツツジ等が咲いていましたが、やはり少し早く残念でした。

 「恋人の聖地」展望台で甲斐駒・鳳凰三山、八ヶ岳の遠望を楽しみながら、山頂カフェで甘酸っぱい健康野菜「ルバーブ」のソフトクリームを食べた後、入笠山山頂に向かいます。
 山頂に向かうにつれ風が強くなり、山頂では飛ばされそうになりながら、なんとか昼食を食べ、ここからの360度の眺望を楽しむゆとりもなく早々に下山開始。

 小雨がぱらつきだした事もあり大阿原湿原はひっそりとしていました。霧と綺麗な空気の所に育つサルオガセが絡まる木が多くみられましたが、寄生植物ではないそうですが、辺り一面薄気味悪い雰囲気に包まれ写真に撮るのを忘れました。ズミが見頃でした。天気が良ければ、ズミと白樺のコラボが楽しめたのに残念でした。寒くなったので早々に引き上げて帰路に着きました。

 
途中入った温泉「ゆーとろん水神の湯」は70歳以上は入湯料半額でラッキー。反面気持ちはちょっと複雑
 次回来る事があれば、今回見る事ができなかった「釜無ホテイアツモリソウ」や「キイロアツモリソウ」を是非見たいと思います。

        

無断割り込み いそがし家

12日、大岩不動~明王山往復いたしました
久しぶりの山行でいっぱいいっぱいでしたが、お天気よし、展望よしで尾根歩きは吹く風が爽やかで、とっても心地よいひと時が過ごせて感謝でした。

明王山山頂上で(後ろに乗鞍、御嶽山) 

恒例のソーメンランチ