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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

いい治療家

2005-05-09 | カイロプラクティック
昨日は、国際基準のカイロプラクティック大学の学生5人がオフィス見学に訪れた。この大学は4年生大学(以前は5年生)である。

4年間の教育カリキュラムは4208時間の基礎科学と実践的教育でカイロプラクティック「いろは」を学べる。現在のところ日本国内ではカイロプラクティック教育を国際基準の大学レベルで教育する学校は無い。

カイロプラクティックの基礎教育と開業して実践的な臨床とは大きな違いがある。臨床は患者さんが師匠になり治療家は生徒である。このことは開業すれば分かるが、この関係が理解できずDrが「治している」と誤解をすると医療行為を見失う。

小生も20年間患者さんを師匠に臨床を重ねてきた。その結果が現在である。見学に訪れた学生は、20年間積み重ねてきた臨床経験の「うんちく」に戸惑いを感じたはずである。

学生もクリニックに入り、実際に外来患者さんに接して臨床を重ねていくことによって、教科書通りには行かないことに出くわすだろう。そのときに「教科書には書いていなかった」ではすまない。

このようなことは臨床においては日常茶飯事である。対応するにはやはり臨床経験が必要である。クリニックに入り外来患者を治療する「臨床経験の第一歩」である。おおいに悩んでもらいたい。
悩むことによって自力で解決する力がついてくる。そのことは患者さんの利益につながる。

腕の良いカイロプラクターではなく、「良い治療家」を目指してもらいた。

拳骨

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