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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 369 ストレス性のめまい

2006-08-11 | PCRT(心身条件反射治療)
高齢の患者さん。先週の来院予定日をキャンセルされた。理由はここ2,3日めまいが酷く動くことができないとのことである。

昨日は来院された。めまいについて聞いた。20年位前から急に耳鳴りがしてめまいがするようになった。専門医でメニエルと診断された。その後、年に数回めまいがする。

耳鳴りは年中しており。途切れることが無い。めまいは一度起きると2,3日続くらしい。立っていられないほど酷くその場で伏せてしまう。

めまいの種類はいくつかあるらしい。浮遊感みたいなめまい。外の景色がまわるようなめまい。この患者さんは外の景色がグルグル回るようなめまいである。眼振の確認をしていないが、半規管の問題が考えられる。

前庭や半規管、小脳いずれにしても機能的なものである。専門医では「メニエル」以外は診断がつけられない。

検査をしてみる。でてきた。「小腸経」が「恐れ」「不安」の感情でブロックされている。聞いてみた。めまいが起きる条件? いずれも自動車を乗った後に発症してしている。

自動車を載ってどこかへ出かけてきた、2、3日後の発症する。自動車に対する特別な感情は? 若い頃に自動車の助手席に乗っていて正面から対向車と衝突し大怪我をした経験がある。

今回も、ご主人の運転でドライブに行った後に発症している。本人曰く「足が不自由なので車で出かけるのがいいのだが助手席に乗っていると何となく緊張する。」
過去の事故の感情が悪さをしていたようだ。めまいの治療を始めた。

拳骨