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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 366 歯の治療と頚部痛

2006-08-08 | PCRT(心身条件反射治療)
高度な頚部痛の患者さん。頚部の可動域息はほとんど無い。寝違げたわけでもない。

この患者さんは以前にも同じ症状で通院していた。当時は機械論的なバキバキ治療であった。だいぶ時間がかかったが良くなった。

思うような結果が出ないと姿勢が悪い、ストレスだなどと患者さんのらい生活習慣の問題にしていた。患者さんも生活習慣に心当たりがあるため、生活習慣の指導?をしてもらうと納得する。

そんなことをしてるといつのまにか治療回数が増えて長期的な治療になってしまう。治らない原因を見つけ出すことが大切である。

今回は原因は大方予想できた。患者さんは「最近、歯の治療を始めたら急に首が動かなくなった。歯の治療でそんなことがあるのか?」一般的には歯の症状と肩こりの関係は専門家?の間で問題になることもある。

歯の問題を原因と決め付ける? それは間違いである。最近、患者さんは仕事を変えた。更に、日中の勤務の後に夜も仕事を始めた。仕事を変えたのは事情があるらしい。

仕事の人間関係が感情的なストレスとなっている。歯が悪くなったのも頚部痛と同じ時期である。頚部痛も歯の症状も一緒である。感情的ストレスが原因である。いくら歯を治しても頚部痛は良くならない。

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