先日のPCRTセミナーでプレゼンした症例報告を「PCRT:心身条件反射療法」のサイトに症例報告として掲載させていただくのにまとめた。
カイロプラクターは神経の事はわかっていなければならない。しかし、神経がなんなのかわからないのが現実である。神経生理や神経解剖などはあれ程度教科書的に理解はできる。
では、臨床とどうやって結びつけるのか。症状とどうやって結びつけるのか。わからないことが多い。教科書どおりには行かない。これが臨床である。特に「脳」、この分野は難解である。
「脳」の専門科でもいまだ解明されていない未知の分野でもある。「心」と「身体」の関係は不可解の極みである。人類の経験として先人達は「心」と「身体」の結びつきを諭してる。科学以前の知である。
「感情的ストレスが自律神経系にどのように影響を与えるか」というテーマなのだが自律神経系そのものが難解である。臨床としては自律神経系がどのように変化しているか数値化して可視化することによって「心」と「身体」関係が読めるのではないかというかんがえである。
今回のレポートで興味深いものは、一般的にいわれている自律神経系の評価で「バランス」という言葉がよく使えれる。これは、交感神経系と副交感神経系のバランスのことを言う。
一言でバランスと言ってもさまざまな評価ができる。昼の正常活動じの理想的なバランスは交感神経6対副交感神経4が理想とされている。面白いのはこの6対4が保たれて、一見なんでもない理想的なバランスであるがともに低い値でバランスが保たれていることである。
ストレスにより交感神経系が緊張(高い値)するといわれている。もちろん緊張するとそれなりの症状が出る。しかし、引くからと言っていいのかというのも問題である。低ければ低いなりの症状が出る。
ここで、副交感神経の働きが関与してくる。副交感神経系は交感神経を抑制するのではなく、副交感神経も緊張(高い値)し、交感神経と副交感神経がともに緊張(高い値)することによって6対4のバランスが保たれるのよい。これが心身ともに数値的に健康体といえる。自律神経は難しい。生き物である。
症例は近々CCRKの「症例報告」にアップする。先にこちらにアップされているはずである。
参照 http://mindbody.blogdehp.ne.jp/
拳骨
カイロプラクターは神経の事はわかっていなければならない。しかし、神経がなんなのかわからないのが現実である。神経生理や神経解剖などはあれ程度教科書的に理解はできる。
では、臨床とどうやって結びつけるのか。症状とどうやって結びつけるのか。わからないことが多い。教科書どおりには行かない。これが臨床である。特に「脳」、この分野は難解である。
「脳」の専門科でもいまだ解明されていない未知の分野でもある。「心」と「身体」の関係は不可解の極みである。人類の経験として先人達は「心」と「身体」の結びつきを諭してる。科学以前の知である。
「感情的ストレスが自律神経系にどのように影響を与えるか」というテーマなのだが自律神経系そのものが難解である。臨床としては自律神経系がどのように変化しているか数値化して可視化することによって「心」と「身体」関係が読めるのではないかというかんがえである。
今回のレポートで興味深いものは、一般的にいわれている自律神経系の評価で「バランス」という言葉がよく使えれる。これは、交感神経系と副交感神経系のバランスのことを言う。
一言でバランスと言ってもさまざまな評価ができる。昼の正常活動じの理想的なバランスは交感神経6対副交感神経4が理想とされている。面白いのはこの6対4が保たれて、一見なんでもない理想的なバランスであるがともに低い値でバランスが保たれていることである。
ストレスにより交感神経系が緊張(高い値)するといわれている。もちろん緊張するとそれなりの症状が出る。しかし、引くからと言っていいのかというのも問題である。低ければ低いなりの症状が出る。
ここで、副交感神経の働きが関与してくる。副交感神経系は交感神経を抑制するのではなく、副交感神経も緊張(高い値)し、交感神経と副交感神経がともに緊張(高い値)することによって6対4のバランスが保たれるのよい。これが心身ともに数値的に健康体といえる。自律神経は難しい。生き物である。
症例は近々CCRKの「症例報告」にアップする。先にこちらにアップされているはずである。
参照 http://mindbody.blogdehp.ne.jp/
拳骨