サムソナイトのスーツケース

先々週、渡航する際に成田空港で気が付いたのですが、スーツケースを引っ張っている時にどうもガタガタ音がうるさい…。
最初は通路に溝が出来ていて音を出しているのかと思ったのですが、平面なところでもガタガタと音が鳴るのです。
おまけにその時はジェットスターという乗ったことのない航空会社だったので、受付カウンターがどこだか分からない…案内看板に従って引きずって行ったら国内線カウンターへ行ってしまった…また国際線へ移動…しかも国際線のカウンターはそこから一番反対側の入場口近くの横…ものすごい長距離をそのまともに車輪の回らないスーツケースを引きずりながら移動したのです、重労働。
空港内でスーツケースを倒して車輪を調べてみたら、半分以上車輪のゴムがすり減って無くなってしまっている。
結局、旅行中はほとんどスーツケースを持って歩くに等しい重労働で運んでいたのです。
先程そのことをふと思い出し、車輪をネジで取り外し、ネットで調べてみました…。
だいたい修理費は２万円弱位、それからこの車輪は特殊な構造になっていて、ホームセンターで車輪を買ってきて取り付けられるというモノではない、軸とタイヤが一体化になっていてネジでは外せないのである。
このサムソナイトは２０年少々前にあるポイント交換の懸賞で取得したモノ、当時はまだ結構高価なモノであった。
しかし今や１万円少々で軽量かつ丈夫で大きなスーツケースが買えてしまう時代だ、２万円弱で修理するのは馬鹿馬鹿しい！
でもスーツケースってたくさんの思い出を積んできている、そういうモノだ。
このスーツケースは仕事の出張では１度も使用していないが、プライベートの旅行では十数カ国を渡っている…、確か新婚旅行のアメリカ西海岸に始まりハワイ・カナダ・オーストラリア・シンガポール…等々。
だからもう少し、ネットで検索してみて、それからホームセンターで何か良い案はないか粘ってみよう…、そして出来れば自分で修理してみよう。
でもね！
ネットで調べてみて、自分で取り外して構造を見てみて、分かりました。
コレね、メーカーが絶対に自分で修理出来ないような構造にしているんですよ。
つまりは壊れたら新しく買い換えなさいって。
だから修理に出しても、新品が買えてしまう価格以上に高いんですよ。
ならば意地でも自分で直してやるぞ！って燃えてしまいます。

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