日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

仕事の効率化

2012-05-26 09:00:00 | (淑)のブログ
 英語で、worker holicという言葉があります。“work(仕事)”と“alcoholic"(アルコール依存症の)”の合成語で、直訳すると“仕事依存”、仕事に埋没する人を揶揄して表す言葉です(“仕事中毒”の方がニュアンスは合ってるかも)。良くも悪くも、私はこの言葉が結構好きです。

 イオ編集部に勤め始めて1年以上が経ちましたが、この1年はまさに「光陰矢のごとし」、これまでのどの1年より早く感じられました。
 記者として活動するようになって、以前と比べて仕事のことを考えている時間/仕事に費やす時間が飛躍的に増えたように思えます。といっても、決して以前の職場でいい加減に仕事していたわけではありません(笑)。前の職種は、雑誌編集のようにある程度長いスパンで行うのではなく、その都度迅速さが求められる類の仕事内容だったので(アバウトですみません、わかりづらいですね)、「仕事を溜め込む」ということがほとんどなかったからです。
 ですから最初の頃は雑誌編集のサイクルに慣れず、寝ても覚めても頭の中は仕事仕事仕事。焦ってばかりでした。悪循環で、非生産的だと分かっていながらも。
 1年が過ぎて、少しずつですが自分なりのペースをつかんできたかな、と最近思います。
 仕事を効率化する方法は人それぞれですが、私は最終目標(脱稿)を細分化し、細分化したものにそれぞれ期限を設けて、一つひとつクリアする、というシンプルな方法を実践しています。イオは月刊誌なので、ひと月後の校了日をゴール地点に、weeklyとdailyでタスクを設定しています。翌日や翌週にずれ込むこともざらですが、これが今のところ自分を統制するのに最も効果的みたいです。
 あとは取材の準備や原稿、依頼書などのフォーマットを作っておいて、仕事がダブらないようにする、一般的ですがショートカットキーを活用する、など。
 今はスマートフォンのアプリケーションにも「仕事効率化」というカテゴリーがあるほど、多様なツールがあるので、いろいろ試して自分に最適のスタイルを見つけながら、今後も「仕事力」をアップしていきたいと思います。

 余談ですが「仕事の夢」をよく見ます。それもかなりの頻度で。内容は大概上司や先輩に叱られていたり、大失敗をして青ざめる・・・など、悪夢ばかり。今年で社会人6年目ですが、これは新社会人の頃からずっとで、もう体質みたいになっています。つい先日の日曜日なんて、今の仕事と以前の仕事のダブルヘッダーでした・・・。
 ごく稀に、夢からひらめきを得ることもありますが、夢の中まで仕事に追われるよりも、現実世界でもっとスマートに仕事をこなしたい!
 皆さんは自分なりの「仕事効率化」、ありますか?(淑)

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