日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

最高の運動会

2012-06-10 09:00:00 | (愛)のブログ
先日、甥っ子と姪っ子が参加する母校の運動会を見にはるばる地元に行きました。
どれだけイモちゃんバカなのだと思う方もいるかも知れませんが、
きっかけは母からお守り役ついでに見にこないかと誘われたもの。
でも卒業してから母校の運動会に行くこともなくなり、
まあきっと今後もっとチョッカたちが大きくなるとわざわざ見に行かなくなるかなと思うと、母校の運動会に出向くのも悪くないなと思ったのです。
でも無理して出向いたおかげで、とてもいい運動会を見ることができました。

私はお昼くらいに母と一緒に学校へ着いたのですが、晴天のなか、運動会は最高に盛り上がっていました。
児童・生徒たちがサンモを回したり、チョゴリで踊ったり。オモニたちは学校の支援のための売店をだしていたり、
そしてテントには保護者以外にも長野トンポが集まり、同胞たちが楽しそうに談笑していました。

運動会のもうひとつの楽しみはお弁当。
母や姉がつくった豪華なお弁当と他にも親戚たちが腕をふるったごちそうがテーブルに溢れんばかりに、
そんな光景がそこかしこのテントで見られました。

お腹もいっぱいになり、運動会はいよいよ終盤に。初級部高学年以上の組体操が始まったとき、なんと天気が急変。
雨が降ってきたな~と思ったら、勢いが増し、突然の豪雨、まさにゲリラ雷雨でした!!
頑張って雨の中やり通そうとしていた子どもたちもさすがの豪雨に中止せざるを得ず、
皆テントの中に逃げ込み、嵐のような雨をなんとかやり過ごしました。
中には飛ばされそうになったテントもあり、料理を片付けていなかった所は水に浸かってしまい、水キムチになってしまったところも。。。

ようやく豪雨から普通の雨になると、校長先生のアナウンスで紅白対抗リレーだけはやるとのこと! 
私は後で知ったのですが、児童・生徒たちがリレーだけはしたいと嘆願したそうです。
雨の中、雷も遠くで鳴っていて、児童・生徒たちが定位置に着くまで大丈夫かな~と心配でたまらなかったのですが、
そんな中、朝青や青商会の男性たちがでてきて、いきなりピラミッドを作り始めました。

雨でびちょびちょの地面に手をついて、1段、2段、3段と、
そして完成目前の時に下段がべチャッとつぶれてしまい、完成とまでは行かなかったのですが、
その瞬間見守るトンポたちにも笑いが起こり、雨の中、それまで張りつめていた空気がとても和みました。
「気落ちする子どもたちを元気づけよう」としたそうです。


男性陣の温かい心遣いで空気がなごんだところで、紅青対抗リレーがスタート!!
甥っ子含む児童・生徒たちは雨のなか、真剣にリレーに臨んでいました。
応援する私もつい声を張り上げてしまうほどの熱い戦い。

運動会は最高潮に盛り上がりました。
私は見れなかったのですが、途中で雨によりできなかった組体操のピラミッドも児童・生徒たちはその後立派に成功させたそうです。
甥っ子が属する青組はリレーには勝ったものの、
総得点で負けてしまいましたが、甥っ子は来年こそは勝ってやると闘志を燃やしていました。
そう思えるのも、最後まで無事に運動会を終えることができたからだと思います。
たくさんのハプニングがあったものの、子どもたちのがんばりや運動会を支えた教職員たち、
とっさの男性たちの行動やお弁当作りや売店などでがんばったオモニたちの支え、
そして運動会に集まった同胞たちの声援のおかげでとても思い出深い運動会になりました。
まさに「雨降って地固まる」ですね。

あとで自分で撮った写真を見てみると、雨の中真剣にがんばる子どもたちや
服がびしょぬれになりながらも満面の笑みでピラミッドを作ろうとしている同胞たちの姿に
とても励まされ、癒されました。
そんな温かい光景を見ることができるウリハッキョ。
この場所は決してなくしてはいけない、永遠にあるべき場所だとまた実感しました。(愛)

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