日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

W杯出場効果

2010-01-08 09:36:41 | (茂)のブログ
 W杯イヤーが幕を開けた。
 朝鮮代表は、今日からトルコ合宿に赴く。
 鄭大世も、金光浩コーチも帯同する。
 (安英学は途中から合流するもようだ。)
 2月上旬までの約1ヵ月、チーム強化に努める。
 
 もともとはポルトガル合宿が予定されていたが、組み合わせ抽選で、まさかの同組に。
 そこで急きょ合宿先を探したらしい。
 いくつかの候補地があがっていたが、トルコに決定したようだ。

 
 W杯出場を決めた後、朝鮮はフランス、そして開催地の南アフリカに遠征、そして今回のトルコと、海外に多く出向いている。
 ※それ以外にもアジアで行われた大会にいくつか参加している。
 これも、W杯出場効果と言えるのだろう。
 W杯出場によって、周囲の注目は増し、おのずと海外チームとの試合は増える。
 そうしていけば、これからもっともっと朝鮮代表の選手たちは海外チームのスカウトの目に止まるようになる。
 現在、エースのホン・ヨンジョはロシアリーグのロストフでプレーしているが(ヨンジョ以外にも、中国やロシアのリーグで数人がプレーしていた)、これからはもっと多くの「海外組」が生まれるかもしれない。

 W杯出場は、本大会での試合以外にもいろんな相乗効果を生むということ。
 もちろん本番が一番大切。
 そのための合宿でもある。

 南アフリカW杯開幕まで、残すところ半年。
 朝鮮代表のいろいろな話は、本家の月刊「イオ」2月号でお楽しみを。(茂)