あぁ、生きた証

日記、献血放浪記、気がついたり考えたりしたこと、地元清水エスパルスについて書いてます。

Jリーグ 第8節 浦和戦

2009-04-29 | 清水エスパルス
「今年こそタイトルを!」
そう臨んだ今シーズン。昨シーズン後半の爆発的な追い込みを見れば
信じてやまなかった。


しかぁーーーし!!!現実は甘くなかった。
開幕戦からもたつくなか、それでも1-0ながら完封ゲームで連勝もし、
ローギアながら、上向き状態か?と思ったのもつかの間、静岡ダービーでは
最下位を迷走する磐田にまさかの大敗。

そして、未だ勝ち星の無い柏に対しても、ホームで虚しくドロー。


......何かが噛み合ない。


去年をベースに今年は上乗せしたのではないのか???
根幹となる部分が未だ定まらないまま、迷走し続けていると言っていい
清水は、いつ降格争いをしてもおかしくないくらいサポの間でも危機感が
それとなく漂ってる。


そして、浦和戦--------------

昨シーズン浦和も迷走していたが、今シーズンは1-0ながら手堅く勝つ
その様は、一昨年アジアを制した頃のチームとしての強さを感じる。
そして、その結果首位へと帰り咲いた。


今の浦和相手にどこまで出来るのか正直分からない。
しかし、取りこぼしの許されない下位チームにあっさり負け、格上相手に
いいゲームをやるのも清水の伝統と言えば、そうなので、もしかしたら...
と淡い期待も含め、エコパへと向かった。

実は全く行く気は無く、行くことになったのは10時。開門3時間前。笑
例によって職場の後輩と観戦。


スターティングメンバーを見て驚く。
岡ちゃんがベンチ。淳吾もベンチ。パウロ、テル先発。
随分と守備的にいくなぁと。

試合が始まると、いつもとは異なり、みんなプレスをかける。
昨シーズン後半で調子を上げた要因とも言える「走るサッカー」
確かにボールポゼッションは浦和が勝るので、ピンチは幾度となく訪れる。
しかし、実にテルとパウロが利いている。

そうこうしているうちに、一樹のドリブルからPKを獲得し先制。

ドドドドドドォォォォォーーーー!!!!!
スタジアムが沸く。「岡ちゃん以外が点とったぞーーー!」
その後も、守る時間は長かったが、幾度となく弾き返す。



しかし、ポンテに同点ゴールを決められる....
あぁ.....そして後半になると浦和の流れの中、ついに引っくり返される。






「やっぱダメか.....」
チームの力の差を感じた.....。

清水は、一気に攻撃に転じる。しかし、せっかくフリーで受けた市川の
クロスは明後日の方向へ....

「ダメだ...こんなクロスしかあげられないようじゃ...勝てない」


しかし、ここから途中出場の辻尾が爆発。
右サイドをいい感じで駆け上がり、クロスを入れる。
何か期待が持てる。浦和も逃げ切り態勢に入り、メンバーを交代。




必死に追い上げをはかる清水と逃げきろうとする浦和。



が、次の瞬間、まさか誰も予想しなかったアラタの同点ゴール。
「ウォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
何か久しぶりにスタジアムで吠えた。
それくらい熱いものが込み上げてきた。

まだ時間はある。もう一度リードするんだーーーーーー!
ここからの約10分間は両チームの激しさが増し、見応えがあった。


そして--------------
最後、浦和ゴール前で、ヘディングシュートを放ったのは、今年から
加入した永井。そう去年までのミスターレッズだ。

しかし、無情にもバーを越えタイムアップ。
頭を抱え崩れる永井。そして笛とともに選手はグラウンドに倒れる。
よく走り切ったのがよく分かる。
そんな試合だった。

永井のシュートが、もし決まっていたら....
色んな意味が詰まりまくったゴールになるんだろうなぁと思った。

試合は2-2のドロー。
課題は、まだまだ解消されていないが、今まで眠っていたものを
格上相手に引き出された感じで、そういう意味では価値あるドローなのかも
しれない。

そしてこのGW、中2日でもう2試合ある。長距離の移動もある。
そう考えると、今日淳吾を温存しておいたというのは大きいかも。
テル、パウロを使うとどうしても、枝村の使い方が難しくなる。


次は、攻撃好調な広島。さて、どうする?どうなる....

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