あぁ、生きた証

日記、献血放浪記、気がついたり考えたりしたこと、地元清水エスパルスについて書いてます。

野田改造内閣、岡田氏を司令塔に…閣僚5人交代

2012-01-13 | 政治・経済・社会・ニュース
「 野田首相は13日午前、改造内閣の陣容を決定した。

 岡田克也・前民主党幹事長を副総理兼一体改革・行政改革相に迎え、
政権の最重要課題とする消費税率引き上げの司令塔とした。
文部科学相には平野博文国会対策委員長が再入閣し、法相に小川敏夫参院幹事長、
防衛相に田中直紀参院議員、消費者相に松原仁国土交通副大臣が初入閣した。
首相は24日召集の通常国会を前に政権の態勢を立て直し、
消費税率引き上げ関連法案の成立を目指す考えだ。

 民主党役員人事では、入閣する平野氏の後任の国対委員長に
城島 光力 ( こうりき ) 幹事長代理を決めた。
輿石幹事長、前原政調会長は続投した。16日の党大会で正式承認される。

 首相は13日午前の閣議で全閣僚の辞表をとりまとめた後、
国民新党の下地幹事長と会談して連立政権の維持を確認した。
これを受けて藤村官房長官が閣僚名簿を発表した。
改造内閣は、午後に皇居で行われる閣僚の認証式を経て発足する。

 首相は下地氏との会談で「社会保障・税一体改革や国会議員定数削減、
公務員給与削減、郵政改革を実行できる内閣になった。
今年は、発信を強くしていきたい」と強調した。

 玄葉外相、安住財務相ら12人の閣僚は政策の継続性の観点から留任した。
退任した閣僚は、参院で問責決議が可決された一川防衛相、山岡消費者相に加え、
平岡法相、中川文科相、蓮舫行政刷新相の計5人。
改造は中規模となり、問責を理由に改造を余儀なくされたという
印象を薄める狙いもあったとみられる。

 閣内ナンバー2の副総理に就任する岡田氏は、民主党代表、外相、幹事長を歴任し、
最近は党行政改革調査会長として消費増税の前提となる
行政改革の具体化に取り組んできた。
首相と時々会って政権運営の相談に乗り、首相の信頼は極めて厚い。
首相は、岡田氏を政府・民主三役会議のメンバーに加えるなど
全面的に政権運営に関与させる方針だ。」
                 (「gooニュース」より引用)



改造内閣が発表され、野田総理も「社会保障・税一体改革」への更なる強い意志を
示したい処だと思うが、個人的には以前ブログで書いた様に
民主党が党として発言していく上で、一番大事な根底となる部分のいわゆる第一歩目を
飛ばして、いきなり三歩目、四歩目から頑張っていきましょうって感じで、
どうも釈然としない。

頑張るのも、自身の政治生命を懸けるのも大いに結構だが、
どう見てもロジックは崩壊している。

汚れを落とさず、上からペンキを塗ろうとしている様にしか見えない。

そんなことすれば、、一見ペンキを塗った箇所は綺麗になったかの様に見えるも
下からやがて汚れは浮き出し、結局一時しのぎのものに過ぎないのは
明白である。

面子が替わっても期待出来ないのは、そこらへんの要因が大きいだろうし、
本当に本気で取り込もうとするのであるならば、もっと国民が望んでいる
説明責任をもっと果たすべきだろう。

増税反対なのは誰でもそうではあるが、しかし、嫌が応にも毎年1兆円以上の支出増に
なっていくことも国民は分かっている。
分かっているからこそ、正式なプロセスを踏まない以上、「何か抜けてない?」
ってことになる。

そうなれば、政治家がどれだけ熱い想いを何時間もかけて説明しようにも
聞く耳を持とうとされないはずである。


政治家は、ただ自分の熱い想いを語り尽くせばいいのか?


ホントの目的は、受け入れられ、その先の先の国民が生活していく上で、支えとなる
社会の形成なのではないのだろうか?

どう見ても、基礎がグラグラの地盤に大層な大掛かりな建物を建てようとしている様に
しか見えない。


まぁ、明後日、日曜朝の討論番組で何を言い出すのか楽しみな所である。
(政治家のアンテナの高さ、国民の声にどれだけセンシティブなのか判明するだろう)
コメント
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