今週月曜日からのスペシャルウイークにあわせてか、夕方オールナイトニッポン40
周年の特番が放送されている。
自分も結構なヘビーリスナーだったことから、ラジオは大好きで、年齢と共に、
そして生活スタイルとともに聴く時間帯、好みの番組が異なっていた。
ただ、いつの頃からか、「オールナイトニッポン」という名前は、深夜1時からの
ものではなくなり、夜10時から(今は違うけど)とか時間を拡大したのかと思い気や、
ちょっと色が違っていたりと、何だか昔からの「深夜放送」の代表としての番組名が
乱用されて、その名前の持つ独特の重み(?)的なものがすっかり薄れてしまった
ような気がした。
ここのところ40周年記念番組では、「オールナイトニッポンの思い出」なんかが
紹介されている。
聴き始めたころは、「明日起きれるのだろうか?」とかの心配もあったが、
それ以上に起きてられなくて、最後には睡魔に負けていた。
どこかリアルタイムに聴くことにこだわっていたりもして、録音だってできたけど
敢えてしなかった。(今でもそうかな)
深夜ののんびりした感じの同じ空気の中で、発せられた言葉を聴く。
これが録音で日中の明るい中で聴くとちと違ったりもする。
だから、休みの前日の放送は、すごく嬉しくて、明日を気にせず思いっ切り遅くまで
起きて聴いていた。
そうなると当然、夏休み、冬休みなんて言ったら、毎晩聴いていて、次の日は
9時過ぎにようやく起きるようなぐうたら生活へ.....
(中高生だからこそ許されたことだなぁ~)
40年の中で、果たして自分は何年聴いていたのだろうか?
ざっくり20年くらいだろうか?
それでも半分かぁ~
とはいっても、中高生時代はよく聴いたが、大学に入り上京してからは、オールナイト
ニッポンをしばらくの間聴かなくなった。
原因はいくつかあって、地元静岡にいると首都圏のラジオ局でクリアに受信できるのは、
唯一ニッポン放送。
そして地元局でもオールナイトニッポンはネットされているので、更にクリアな音で
聴くことが出来る。
それが都内にいると、今まで聴けてもノイズ混じりだったTBSと文化放送もものすごく
クリアに受信できる。(これには感激!)
そして、今まで知らない番組もそこで沢山発見し、ニッポン放送とはテイストの異なる
番組に魅かれていく結果となった。
と同時に都内で放送される深夜のテレビ番組も結構マニアックで面白くて
ついついそっちを観てしまうケースも少なくなかった。
当然、狭い部屋にテレビとラジオ共に電源を入れれば、たちまちノイズでラジオは
聴き取りにくいものとなるので、結果聴かないことに....
と、同時に日中のラジオ番組に逆に関心が高まったりもした。
(これがオールナイトニッポンを聴かなくなったこととは、関係ないけど)
ちょうど大学でものすごくラジオ好きな友人がいて、彼と昼からの講義が一緒に
なったりすると、暇な講義(おっと失礼)の間、携帯ラジオから2又のイヤホンの
片方を貸してもらってよく聴いたものだった。
昼のラジオは、生活に役立つ「情報」が満載で、これはこれで深夜の若者向きな放送
とは違った面白さのある番組の内容にすごく魅力を感じた。
そんなこともあってか、ラジオの嗜好が自分の中で変化しつつある時期だった。
結局、最近になってまたオールナイトニッポンを聴くことになったが、それも
「くりぃむしちゅー」の火曜日だけ。(たまにナインティーナインの木曜日も)
確かに深夜放送は、若者向けの構成になっているし、ハガキを送ってくるのも若い世代。
(ハガキを送る年代=その番組をよく聴いている年代)
しかし、くりぃむしちゅーの二人と年齢が近いこともあって、親近感を覚える部分が
あって聴いている。また、二人がテレビとはだいぶ違った一面を見せるあたりも
聴いていて面白い。
まぁ、そんなことからオールナイトニッポンを今なお聴いている。
あとは、たまに夜中車で走ったりする時にカーラジオから程度だろうか...。
話は変わって、CM前のジングルは、毎年変わっていたりしたものだが、
たまに古いのを使われる。
特に昔のオールナイトニッポンをふり返るとなると間違いなく使われる。
それがまた何とも嬉しい。
たった5秒くらいのものかもしれないが、当時を思い出させる。
(思わずニンマリ)
ということで、相変わらず取り留めもない話ではあるけれども、オールナイトニッポン
について何となく語ってしまった。今後も深夜の顔として続いていくのだろう。
がんばれ~