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歯槽骨が破壊され始めた状態です。歯茎が腫れて、出血がみられるようになります

2019-09-17 10:41:22 | 日記
歯周病は、歯周病菌が歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)に入り込むことで発症します。日本の成人の約80%が何らかの形で歯周病にかかっていると言われており、現在、歯を失う一番の原因であるとされています。歯周病は初期にはほとんど自覚症状が現れませんので、定期メインテナンスを受けて早期発見・早期治療に努めるようにしてください。
歯科ハンドピース滅菌
歯周病の進行
歯肉炎
歯茎で炎症が起こっている状態です。ブラッシング時に歯茎から血が出やすくなりますが、歯槽骨(歯を支える骨)はまだ破壊されていません。

軽度歯周炎
歯槽骨が破壊され始めた状態です。歯茎が腫れて、出血がみられるようになります。

中等度歯周炎
歯槽骨が半分程度破壊された状態です。歯を指で押すとぐらぐらと動いたり、歯が浮いているような感覚になったり、指で歯茎を押すと膿が出る場合もあります。

重度歯周炎
歯槽骨がほとんど破壊された状態です。歯茎が下がって歯が長く見えたり、歯がぐらぐらして食事がしづらくなったり、膿が出て口臭が強くなったりします。このまま放置すると、最悪の場合、歯が抜け落ちてしまうこともあります。

スケーリング
「超音波スケーラー」と呼ばれる器具を使って、ご自宅でのケアだけでは取り除けない歯垢(プラーク)や歯石などの汚れを除去していきます。主に歯ぐきの上の部分や歯ぐきの溝の浅いところに対して行います。
口腔内カメラ
歯周病にかかっていない
現在、歯周病にかかっていなかった場合でも、ケアを怠ると歯周病にかかってしまう可能性があります。3ヶ月に1回程度の頻度で定期メインテナンスを受けて、歯周病にかからないように一緒に頑張りましょう。

ルートプレーニング
症状の進行により深化した歯周ポケットの奥など、スケーリングだけでは取り除けなかった部分の汚れを除去していきます。汚れを除去するとともに、歯の表面を滑らかに仕上げて、汚れの再付着を防止します。

生活に支障なくよいときがあれば、悪いときもあるのです

2019-09-17 10:14:29 | 日記
顎関節症とは何ですか?
顎関節症とは、ざっくり言うと、口が開きにくくて、食べたり話したりするという口の機能に支障が出てしまう状態のことを言います。口を開ける時に痛い、音がする。または、口が開かない。曲がって開くといったことに困っているならば疑っていいかもしれません。基本的に、あごを動かす時に症状が出ます。
歯科材料
軽い顎関節症の人はたくさんいらっしゃいます。大事なのは、日常生活に支障があるかどうか。日常生活に支障はなく、空けると「カクカク」と音がする、なんとなく開けにくいけれど困っていないという人は、あえて積極的な治療はしません。生活習慣を見直したり、ストレッチやマッサージをお勧めしたりして、悪化しないようにコントロールします。
しかし、そういう人でも波はあります。

生活に支障なくよいときがあれば、悪いときもあるのです。徐々に悪化する場合や、生活に支障が出てくるようならば治療をすすめます。
顎関節症の要因はさまざまです。骨格、生活習慣、くせ、かみ合わせ、ストレスなどが関係し、ひとつやると治るというものでもありません。そういう場合は治すのが難しいのです。手術をすることもありますが、それも負担です。日常生活に支障があるレベルなのかどうかを基準に考えます。
ハンドピース
顎関節症はどう判定すればいいですか?
あごに指をあてて動かしてみるのがおすすめです。3本、耳の前に置いて、口を開けたり閉じたりするのです。あごの関節が触れて、動くのが分かると思います。
それで左右差があるときやあまりあごの動きを感じづらい人は要注意です。左右差があるならば、どちらかの顎関節が悪くなっていると考えられます。あごの関節の動きが分からないときは、いつも歯を食いしばっていて、筋膜が張っている可能性があります。そうした原因から顎関節症になっている可能性があります。
区別しなければならないのは、中耳炎や外耳炎などの耳の病気や神経痛です。耳の痛みから、顎関節に痛みを感じることがあります。また逆に、顎関節症の方の約半数は、耳の痛みを自覚すると言われています。

歯科医学の教科書に書かれているようなことから言えば、チェックポイントとしては次のような点に注意するとどうでしょう。
口を開けたときに、指3本が縦に入れられる
あごが曲がって開く(日常生活で支障が出ている)
硬い物を噛んだときに痛む
さわったときに、あごの動きに左右差があったり、感じられなかったりする(前述の通り)
とはいえ、指3本で耳の前を触るのが一番分かりやすいと思います。