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現在では日本でも、歯とお口の健康が重要だととらえ、法律や条例の整備などを進めています

2018-10-31 11:52:40 | 日記
スウェーデンは今でこそ「予防歯科先進国」として知られていますが、昔は多くの人がむし歯や歯周病で歯を失っていました。
そんな状況を重く見たスウェーデン政府は、1970年代に「予防歯科」を国家的な一大プロジェクトとしてスタートさせました。プロジェクトの効果は大きく、現在では世界で最も歯科疾患が少ない国だと言われるようになりました。

スウェーデンに続け!日本の歯科医療
現在では日本でも、歯とお口の健康が重要だととらえ、法律や条例の整備などを進めています。その結果、「予防歯科」の感が方が少しずつ広まり、歯科医院で定期的に健診を受ける人や、積極的に「予防歯科」に取り組む歯科医院も増えてきています。スウェーデンでの取り組みに比べ、時期こそ遅れていますが、「予防歯科」の機運が高まっているのは喜ばしいことです。
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薬で歯周病菌を撃退!歯周内科治療とは
歯周病治療といえば、歯磨き指導と歯石の除去などが基本的な治療ですが、この基本的な治療とご家庭での歯磨きをしても、なかなか歯肉の炎症が取れず、歯肉の腫れや出血・口臭で悩まれ、歯周病で歯を失う方は多くいらっしゃいます。

21世紀に入ってから始まったこの「歯周内科治療」では、簡単に薬で治すことが可能になり、今までの歯周病治療と比べても患者さんの負担が軽く、治療計画に沿ってきちんとケアをすれば、2週間程度で驚くほどの改善が見られる治療です。
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歯周内科治療方法
位相差顕微鏡により歯周病の原因である菌を特定し、その菌や体質に合った薬を服用することで歯周病を治療していきます。また、位相差顕微鏡で確認した菌の画像を用いる事で、わかりやすい説明を行うことができます。

患者さんに自分の口の中の状態を知ってもらうことで、治療の意識を高め、より治療に積極的になって頂きやすいこともあり、位相差顕微鏡による検査が増えています。今までの歯周病治療で改善が見られなかった方も、是非1度ご相談下さい。

治療を繰り返せばダメージは蓄積し、歯の寿命は短くなっていきます

2018-10-31 11:16:36 | 日記
「痛くなったら行く場所」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
たしかに歯科医院は虫歯や歯周病といったお口のトラブルを治療する場所です。しかし、一度虫歯や歯周病になってしまうと、たとえ治療を受けても完全に元通りになることはありません。

治療を繰り返せばダメージは蓄積し、歯の寿命は短くなっていきます。そのため、治療が必要になる前から歯医者へ通って病気を予防するという考え方が、近年とても高まってきています。実は、欧米ではすでに「歯医者は予防のために通う場所」という考え方が主流になっています。そして、その意識の違いは、85歳時点での歯の平均残存数の差に顕著に表れています。
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アメリカでは15.8本、スウェーデンでは19.5本なのに対し、日本はなんとたったの7本。予防をしっかり意識して歯医者に通っているかどうかで、ここまでの差が生じているのです。残念ながら日本はまだまだ予防歯科後進国。1人でも多くの方が「予防のために」歯医者へと足を運んでくださることを、切に願います。

プラークの染め出し
染め出し液を用いて、ブラッシング後に口腔内に残っているプラークをチェックします。これにより、ブラッシングが行き届きにくい箇所やブラッシングの癖がわかります。

ブラッシング指導
プラークの染め出しの結果を踏まえ、患者さま一人ひとりに合わせた適切なブラッシング方法をお伝えします。

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)
通常のブラッシングだけでは除去できないプラーク・歯石を専用器具で取り除き、虫歯・歯周病の予防につなげます。
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フッ素塗布
歯質を強くし、虫歯菌への抵抗力を高める働きがあるフッ素を歯の表面に塗布します。ごく初期の虫歯では、この処置によって治癒が期待できるケースがあります。


歯垢や歯石を残さないことが大切です
歯科医院でのメインテナンスは、むし歯や歯周病を予防し、健康な状態を維持していくためにはとても大切です。細菌の集合体の歯垢は、毎日の歯磨きで除去することが出来ますが、深い歯周ポケットの中や歯並びの悪い所にある細菌は歯磨きだけでは取れません。また、歯石になってしまった部分はいくら頑張って歯磨きをしても自分では取ることができません。