歯に虫歯が無くても、歯を支えられなくなってしまったら残念ながら歯を抜くことになります。現在の歯を抜く理由の1位は虫歯ではなく歯周病です。歯周病の恐ろしいところは『自覚症状が比較的無い』という事です。歯肉が多少腫れた状態ではどんな方でも気が付きにくいのです。ブラッシング時の出血によって気が付く方もいらっしゃいますが、それ以前に腫れていたはずなのです。さらに進行すれば歯がグラグラと揺れてきます。ここでほとんどの方が気付くのですが、この状態で歯科医院に駆け込まれても手遅れになった状態である可能性が高いのです。もちろん極力歯を抜かないで治療いたしますが、残念ながら歯を残すことにリスクが高い場合は抜かざるをえません。
歯科口腔内カメラ
また、ある程度進行した状態を治療する場合には、外科的な処置(歯肉を切ったり、歯を支えている骨を整えたり、つまり出血を伴う処置の事です)が必要になりますし、当然元通りになるのではなく歯肉の見た目は劣ってきます、いわゆる歯の根が見えたになってしまうこともありえます。できるだけ治療をしないようにしていきたいのです、やはりここでも予防する事が最高の治療だと私は考えます。つまり定期健診がとても重要なのです。
歯周病は生活習慣病でもあります、患者さんそれぞれにあった生活指導をさせていただく事もあります。当然患者さんによって状況が異なりますので、それぞれに対して細かくお話しさせて頂きます。ただ、特に血糖値、つまり糖尿病との合併することで症状の悪化が指摘されていますので、是非ご注意をしてください。
これまでの歯周病治療は原因となる細菌を、器具を使って取り除くものでした。歯ブラシで歯に付着した細菌の数を減らし、歯石取りで細菌の住みかを取り除き、深い汚れは歯周外科手術で歯ぐきを骨から剥がして汚れを取り除く治療が主流でした。これだけ頑張っても全ての歯周病を改善させるのは不可能でした。歯周内科治療はこのような従来の治療法に加え、薬で歯周病を治療しようという考え方です。この治療法には5つの大きなポイントがあります。
マイクロモーター
① 位相差顕微鏡での菌の確認
カビ(カンジダ)菌
カビはどんな人の口の中にもいます。空気中を飛んでいますし、食物中にも入っています。歯ブラシで清掃していても磨きづらい部分に溜まり成長していきます。カビですので臭いがあり、ネバネバした感じもあります。カビが溜まって成長すると歯ぐきに根をおろし、炎症を起こして簡単に出血するようになります。カビが根を下ろすときに酸を出し、知覚過敏を引き起こすこともわかってきています。
スピロヘータ
本来口の中にいてはいけない、いわゆる悪玉菌です。動きが速く、この菌がいると他の悪玉菌も増えてきます。この歯周病菌がいるということは現在歯周病が進行している状態か、将来歯周病が非常に進行しやすい状態にあるといえます。逆にこの菌がいないと歯周病は進行しづらいことになります。
歯科口腔内カメラ
また、ある程度進行した状態を治療する場合には、外科的な処置(歯肉を切ったり、歯を支えている骨を整えたり、つまり出血を伴う処置の事です)が必要になりますし、当然元通りになるのではなく歯肉の見た目は劣ってきます、いわゆる歯の根が見えたになってしまうこともありえます。できるだけ治療をしないようにしていきたいのです、やはりここでも予防する事が最高の治療だと私は考えます。つまり定期健診がとても重要なのです。
歯周病は生活習慣病でもあります、患者さんそれぞれにあった生活指導をさせていただく事もあります。当然患者さんによって状況が異なりますので、それぞれに対して細かくお話しさせて頂きます。ただ、特に血糖値、つまり糖尿病との合併することで症状の悪化が指摘されていますので、是非ご注意をしてください。
これまでの歯周病治療は原因となる細菌を、器具を使って取り除くものでした。歯ブラシで歯に付着した細菌の数を減らし、歯石取りで細菌の住みかを取り除き、深い汚れは歯周外科手術で歯ぐきを骨から剥がして汚れを取り除く治療が主流でした。これだけ頑張っても全ての歯周病を改善させるのは不可能でした。歯周内科治療はこのような従来の治療法に加え、薬で歯周病を治療しようという考え方です。この治療法には5つの大きなポイントがあります。
マイクロモーター
① 位相差顕微鏡での菌の確認
カビ(カンジダ)菌
カビはどんな人の口の中にもいます。空気中を飛んでいますし、食物中にも入っています。歯ブラシで清掃していても磨きづらい部分に溜まり成長していきます。カビですので臭いがあり、ネバネバした感じもあります。カビが溜まって成長すると歯ぐきに根をおろし、炎症を起こして簡単に出血するようになります。カビが根を下ろすときに酸を出し、知覚過敏を引き起こすこともわかってきています。
スピロヘータ
本来口の中にいてはいけない、いわゆる悪玉菌です。動きが速く、この菌がいると他の悪玉菌も増えてきます。この歯周病菌がいるということは現在歯周病が進行している状態か、将来歯周病が非常に進行しやすい状態にあるといえます。逆にこの菌がいないと歯周病は進行しづらいことになります。