満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

『ぼくのエリ 200才の少女』

2012-01-16 03:56:29 | 映画

皆様ごきげんよう。スヌードが大体編み上がった気がするけど閉じる作業のやり方を調べるのが面倒になっている黒猫でございますよ。もう一玉分長くしてもいい気もするしなぁ。どうしようかなー。編む作業は何かしながらできるので面白いですね。


夜にTVで『バイオハザードⅢ』を観ましたが、わたしどうやらⅡを観てないようです。観てない人でも理解できるようにという配慮からか、Ⅰ・Ⅱのダイジェスト的なシーンが挿入されていたので問題なく観られましたが、それが挿入されるたび本編はぶつ切りになり、なんだかなあ。「今までの衝撃シーンベスト5」は要らなかっただろ。あと「ハムナプトラⅢ」のCMも(笑)。
今のTV番組って映画までもこうなの?やれやれだぜ。



今日はレンタルで観たDVDの感想。

『ぼくのエリ 200才の少女』(※リンク先音声注意)

学校でいじめを受けている12才のオスカー(カーレ・ヘーデブラント)は、マンションの隣の部屋に引っ越してきた少女(リーナ・レアンデション)と知り合う。不思議な雰囲気の少女はエリと名乗り、オスカーがいじめられていることを見抜き、「やられてばかりいないでやり返せ。やり返さないからやられるんだ」と助言する。エリは実はヴァンパイアで、人の血を飲んで生きていた。
オスカーはエリの励ましでいじめグループに立ち向かい、相手に怪我をさせるものの打ち勝つ。
一方、エリの父親と思われていた男性は実はエリの協力者で、エリのためにたびたび人を襲っては血を集めていたが、ある時襲撃に失敗して逮捕される。協力者を失ったエリは自ら狩りをするしかなくなり、飢えに耐えかねて自宅周辺で人を襲うが、仕留めきれず逃してしまう。一命を取り留めた被害者はその後ヴァンパイア化した挙句太陽の光を浴びて死んでしまい、被害者の恋人はエリを見つけ出して復讐しようとするが・・・?

というような話。

ヴァンパイアものの定番として、行き場がなくて淋しい人間を誘って仲間にするというような流れがありますが、この映画もそうです。仲間になるかどうかは本人の意志に任される。
主人公のオスカーは両親が離婚しており、一緒に暮らしている母親は忙しく、定期的に会う父親にもたまにぞんざいに扱われます。愛されていないわけではないけれど、大事にされているという実感があまりない。学校でもいじめを受けていることを別にしても友達がいないようで、エリがヴァンパイアであることを知っても、淋しさゆえにオスカーはエリを拒みません。しかしエリの狩りを目の当たりにして、仲間になるか迷った末、選んだのは・・・?

ここまでなら少年が大人になる通過儀礼とヴァンパイアテーマを絡めた成長ストーリーとして、ホラー要素はあるものの甘酸っぱい作品として終われますが、ラスト15分でまさかの展開。びっくりしたわ。ここで終わりでもよかった気がします。
しかしいじめっ子グループは大人にバレないか常にビクビクしてるくせにいじめをやめないのは何なの。馬鹿なの?

エリとオスカーの家はマンションの隣接した部屋同士なので、彼らはお互いモールス信号でのやり取りを覚え、壁に耳をつけて隣室からのモールス信号を聞き取ろうとするシーンは何だか物悲しくも美しいです。


ヴァンパイアものとしては風変わりですが、夜しか外に出られないとか、太陽の光に弱いとか、招かれないと部屋に入れないとか、そういう古典的な要素もきちんと踏まえていて、何だか不思議な作品でした。

グロ要素は微弱です。流血が全くダメな人以外は観られる範囲かな。
既にハリウッドでリメイクされていて、DVDも出たようですね。
上記リンク先を見てみたら、冒頭の予告動画で「ここ20年でNo.1のスリラー!(スティーヴン・キング)」とありましたが、え、スリラー・・・?
オリジナルはどう見てもスリラーではなかった。ハリウッド版相当違うのかな。

それにしても成長しきる前に不死になってしまうと生活面で色々不利だろうなあと思います。単独じゃ部屋も借りられないし、成長しないからあまり同じ場所に留まれないし。今後の人生?もハードモードだよ。
全体的に面白い部類に入る映画でしたが、長年生きてる割にはエリは狩りが下手だなと思いました。毎回あれじゃすぐ騒ぎになっちゃわね?
長年生きてるんだから自ずとバレにくい狩り方を身に着けていてもよさそうなものですが。

ゾンビといいヴァンパイアといい、条件が厳しすぎて生きづらそうだなあ。生きてるかどうか微妙だけどさ。

スヌード

2012-01-14 05:13:24 | 雑記

皆様ごきげんよう。またしてもこんな時間になってしまった黒猫でございますよ。あーもー。

ところで今、というか、前の冬から、友達の間でスヌードが流行っています。
首に巻くループ状のマフラーのようなものです。

これを前の冬まで勤めていた職場の人のひとりが自分で手編みして、何それすげー、となって、でもマフラーみたいなもんだから意外と編めるかも、というので、何人かが真似して手編みしていました。
で、この冬、忘年会でその職場つながりの友達と会ってみたら、全員スヌードしてた。どういうことだってばよ・・・。
訊けばほぼ全員が自分で編んだといいます。やってみると簡単らしいです(※模様編みなどにしなければ)。
そして一度編むと違う色や編み方で別のを作りたくなるものらしく、みんな複数持っていると言います。


わたしも自分でマフラーを編んだことはありますが、あの、編み図っていうの?
財宝の隠し場所かなんかを記した感じの謎の図、あれがわたし解読できない。×マーク多過ぎね?宝ありすぎだろ。
しかも「メリヤス編み」とか「裏編み」とか言われても「あーアレね」とはならない。編み棒と毛糸を手にしてみれば、作り目をして何らかの編み方で編めるとは思うんですが、それが何編みなのか理解してません。身についてない証拠ですね。

で、スヌード編みにハマっている友達に会うたび、わたしの分も編んであげるよ、と言われるんですが、今となっては毎日会うわけでもないし、気軽に頼むのも気が引けます。

そんなわけで、暇だしとりあえず自分で一本(ていう単位なのか?)編んでみようと思い、今日毛糸と編み棒を買ってきました、100円ショップで。
ここからして既になんか間違っている感がありますが、まあ練習なので安く上げたいのです。うまく編めたら次はちゃんとした毛糸でやればいいし。

でも今100円ショップでもウール100%の毛糸が買えるんですね。いい時代になったものよ・・・そう思いながら、無難な茶系の毛糸を選びました。
経験者によると、幅にもよるけど一本作るのに4~6玉必要とのこと。
編み物をするとき何が一番困るかって、編んでいる途中に毛糸がなくなって買い足しに行ったらもうその毛糸が売っていないってケース。結構ある気がします。でもたくさん買って余っても困るんだよね。

なので、一応多めに、と思い、6玉買ってきました。
色は単色ですが、撚りが変わっていて、太さが太くなったり細くなったりしています。友達もこういうので編んでいて、こういうタイプの毛糸のほうが編目の粗が目立たないと言っていたので、そういう意味でもいいかなと。

で、ネットでちょっと作り方を調べて、とりあえず一番技術の要らなさそうな一目ゴム編み(これもよく知らなかった)でひたすら編むという手法を選んで、ひたすら編んでみました。

が。

アレこれ一玉の毛糸の量超少なくね・・・?

今二玉分編んで、三玉目に突入したところにも関わらず、20cmくらいしか編めてません。昔マフラー編んだ時は一玉でこれくらいは編めたような・・・。
あ!100円ショップだから?100円ショップの毛糸だから毛糸の長さが短いの!?そうなの!?
・・・うっわーやられたわあ。これじゃあ買ってきた6玉分じゃあ首に巻けるほどの長さになるかどうか。ぐぬぬ、買い足さないと。


作る前に編み方を調べたら、こういうのって大体毛糸メーカーが編み図を提供していて、材料の毛糸はメーカー名プラス型番で書いてあったりするんですね。ウチの毛糸以外で作ろうって肚なら適量なんて知らねえよって話なんでしょうか。それにしたって「○○(毛糸名)を×玉(△△g)」って表示には馴染めません。料理じゃないんだから、グラム数書かれても。あんま参考にならなくね? うーん、独特の世界だなあ。

兎に角一本編むだけ編んでみようと思います。なんかもう既にあんまり素敵じゃない感じが漂い出てきていますが、最後まで頑張る。
オサレスヌードで女子力上げるよ☆(棒読み)


北京故宮博物院200選

2012-01-13 05:37:06 | 博物館・美術館等

皆様ごきげんよう。今年一番の寒さになるという天気予報に尻込みして外出する気になれず、20時頃やっとジムに行った黒猫でございますよ。新年早々だらけ放題。駄目人間の極致ですが、ギリギリのラインでどうにかサボらずに行くことができましたとさ。

さて。

話は変わりますが、わたくし昨日(というか水曜日)、東京国立博物館で行われている特別展示「故宮博物院200選」に行って参りました。

開催前からチケットは買っていて、平日休みの友達と一緒に行きました。

わたくし博物館・美術館に行くときは、基本的に多少並ぶつもりで開館前に着くようにしております。だってやっぱり朝一が一番混まないよ。
混んでいてもまだマシな状況で観られるのはやっぱり開館直後だと思います。午後からとかだと人だかりで展示物が見えなかったり、人数の多さに比例してマナーの悪い客に苛々させられたりする確率が上がります。
なので、今回も開館前に待ち合わせして行ってみました。

が。

着いてみてびっくり。アレ、何コレコミケ?っかしーな、ちょっと前に済ませた気がするんだがな・・・。
と思うような行列。マジびっくりしたわ。

東京国立博物館の特別展示は、わたしが行ったことのある限りでは平成館という、ちょっと奥にある建物で行われます。普通に門から歩いて2分くらい?
でもね、歩けなかった。歩けなかったわー。何故なら門を入ってすぐのところに行列ができていたから。

わたしが前もってチケットを買うようになったのは、当日行って窓口でチケットを買う列に並んで、更に入場の列に並ぶという二度手間が嫌だったせいなんですが、コレチケットの有無あんま関係ないわ。長蛇の列だわ。

並びながらすごい人だね、と言い合ったんですが、まだ開館していないんだからしょうがないね、と思いました。開いてないものは入れない。だから並ぶ。道理です。
が、開館時刻になって、少しではありますが列が動いてしばらくして、キュレーターらしき女性が「清明上河図をご覧になりたい方は入館してからまた並んで頂くことになります。今の所待ち時間は60分です」と触れ回りました。
なん・・・だと・・・。

「清明上河図」というのは今回の展示の目玉で、且つ公開が1/24まで。わたしはこれを知ったため「1/24までに行きたいんだけど都合合う?」と友達を誘ったのでした。展示期間が短いとはいえ、冬休みも終わった平日だし、別に余裕で観られるだろう、という規模的観測のもとに、何の下調べもしないで行ったのがそもそもの間違いだった。そう、間違いだったんだよ・・・。

並んでいるうちに館内には入れたんですが、キュレーター情報は更新され、「ここから90分待ちです」と。
っかしーな、ディズニーランドに来たつもりはないんだけどな・・・そもそも周りほぼ高齢者なんだけどな・・・。

わたしから誘ったので、もしかしたら友達はそこまでしたくないかもと思い「どうする?」と訊いたら「イヤここまで来たら観るでしょ」と。友よ・・・!
そんなわけで並びました、ああ並んだとも90分。

ほぼ屋内での行列だったので冬コミほどの辛さはありませんでしたが、ここまで並ぶという予測を全くしていなかったので、結構疲れました。
待っている間に新聞の号外的な配布物で「清明上河図」の予習。行列の途中で欲しい人は取れるように置いてあったので、「あそこまで列が進んだら二部取るね」と友達に話していたら、前に並んでいた老紳士が「話が聞こえたのでよかったら」と、わたしたちの分も取ってくれました。紳士ありがとう・・・すてき!

屋内に入り並び始めた時に時間を見ておいたんですが、本当にほぼ90分で実物の見学に辿り着きました。
でも実物を観られたのは2~3分。
「パンダ行列みたいに「立ち止まらないでくださーい」って言われたらやだね」とか話していたんですが、立ち止まるなとまでは言われませんでしたが、「どんどん前に詰めて下さい、間を開けないで下さい」とは言われました(´・ω・`)。(※「清明上河図」は縦25cm、横5mくらい)
なのでそんなにゆっくりは観られなかったよ・・・。
でもかなりの横幅とはいえ、あんな面積に当時の習俗と約800人を描いたというのはやはり一見の価値があると思います。色も少し残っていました。

「清明上河図」を観たい列に並ばなかった人は、ほぼ現物を観るチャンスはないと思って頂いて間違いないと思います。一応テープ的なもので区切られた後ろから観られる体にはなっていますが、観るために並んだ人の列がすごいので、現物は見えないかと。(でも壁に拡大コピーあり)
拡大したものや、動画の解説などがあるので、現物じゃなくてもいいや、という人なら、観る列に並ばなくてもいいと思います。
でもこの作品が中国国外で展示されるのは初めてだということと、今回の展示の目玉だということで、折角来たんだし、観たかったのです。
ほんの短い時間でしたが、すごく細かい書き込みに驚嘆しました。この作者、絶対米粒に般若心経書けると思うわ(笑)。

しかし「清明上河図」鑑賞のために、通常ならもう見学を終えているくらいの時間と忍耐力を費やしたわたしは、その後他の展示物を観る際にもう忍耐心が残っておらず、乾隆帝の治世の巻物の展示などで人だかりができているともう並ぶ気力が残っておらず、飛ばしてしまいました。もうダメ、今月分の行列忍耐力は終了したんだよ・・・。

「清明上河図」はメインではありますが、この列に並ばないで他の展示メインと決めれば多分じっくり観られるんじゃないかと思います。巻物系は飛ばしてしまいましたが、天子と皇妃の衣装は特に見事でした。毛皮で裏打ちされていたりして、やっぱり中国寒いんだろうなあ、と思うと、わたしには無理だと思いました(何が)。
「清明上河図」を観たい方は展示が1/24までだそうですので、お早めに。でも平日で上記の有様だったので、土日に行く方は相当早めに行って並んだほうがいいかもしれません。

わたしは年に5~6回くらい美術館や博物館に行くんですが、今までの見学人生でこんなに並んだのは初めてでした。びっくりしたわぁ。



出てから撮った。今思えば行列を撮っとけばよかった。悔やまれる。


この後、わたしが上野に来た際によく行く南インド料理屋アーンドラキッチンで遅めのランチ。ランチBをチャパティで。美味しかった。今年初カレーでした。



更にこの後不忍池の辨天堂にお参りをして、おみくじを引きました。
大吉ヒャッハー!YES!
でもこのおみくじも「最初はうまくいかないが最終的にうまくいく」的なことが書いてありました。年の後半に期待していいのかしら。



大吉だったので持って帰ってきた。フヒヒ。

そして更にそのあと科博に行ってシアター36Oを友達に見せました。事前に調べて、1月のプログラムが恐竜のと宇宙のだったので。(わたしはこの2つがおすすめ)感動してくれたのでよかった。あれはいいものだ。いいものだ、実に。


なんか色々しましたが、まとめの一言。
北京故宮博物院200選、これから行く人で「清明上河図」を観たい人は最低でも90分待ちの覚悟して行って下さい。パネェよ、マジで。平日でご覧の有様なので、休日に行く人には健闘を祈るとしか言いようがない。
逆に24日以降はもしかしたら普通に空くのかもしれません。わかんないけど。


やーとにかく疲れたわ。
にも関わらずこのあとジム行って普通に運動したので、案の定翌日起きられなかったわ。ま、割といつも起きられないんですけどね。

『ロボット』!!!!!!!

2012-01-12 16:06:33 | 映画

皆様ごきげんよう。昨日久しぶりに早起きをして一日中色々したため、疲労抜けきらぬ黒猫でございます。
そんなことはどうでもいいの。

あのね、ラジニ主演作『ロボット』の公式サイトができたよ!!!

公開日も決定!5/12(土)だって!やだ、思ってたより早い!嬉しい!!!
さースケジュール帳に書き込まなきゃ!!!!
『ホビット』に次いで『ロボット』も!なにこの嬉しいニュース。何この韻を踏んだ感(笑)。

でもサイトトップはアイシュなのね・・・うしろは全部ラジニだけど(笑)。
まだあまり中身はないみたいだけど、これからの充実を期待。あと当然のように当日何かイベントを期待!!え、あるよね?

今年は色々映画公開当たり年になる予感。うれしいなあ。

あともう一つ、わたしがすごく期待している『コブラ』の実写映画は←のリンク先の画像を観る限り2013年の夏の予定?日本のコミックが原作なんだし、世界同時公開にしてほしいな!少なくとも日本での公開が他国より遅くなることのないようにしてほしい。何故なら期待ではちきれそうな人がここにいるから。(真顔)



黄金バット 第38話

2012-01-11 02:07:35 | 雑記

皆様ごきげんよう。明日早起きしなきゃいけないのでもう寝ようと思ったんですが、バットさんが観なさいと言っているような気がしてならないのでバットさんを観ました黒猫でございますよ。

今週は「恐竜の罠」。




今週はOP後すぐにバットさん登場、いうなれば出バットという新しい方向性を打ち出していました。アレでもこれじゃあ4分くらいで終了しちゃうんじゃね、と思ったけど、もちろんそんなことはなかった。
出バット以外にも今週はバットさんが結構喋り、なんか新しい感じがしました。しかしバットさん、「マリーちゃん」て呼んでるのね・・・。

今回の舞台は恐竜の島なんですが、出バットのあと、マゾ様によるほのぼの恐竜ツアーが催行されていて面白かったです。危険な恐竜が出たとき、突然マゾ様が「いけねえ」と仰ったのに笑いました。素の時はそんな口調でいらっしゃるのかしら。

今週、硫黄ガスの出る場所にバットさんがマリーちゃんを助けに行くシーンで、バットさんが硫黄ガスでダメージを受けていた風なのに驚愕しました。効くのかよ、つか呼吸なさっておいででしたの!?骨なのに!?
ほぼ初めてじゃないかと思える弱点の発覚。ナゾー様はこのあたりちゃんと記録取っといて次にいかしてもらいたいものです。


『ホビット』!!!!!!!

2012-01-10 16:48:34 | 映画

皆様ごきげんよう!嬉しい情報を知って大変ハイになっております黒猫でございますよヒャッハァー!


『ホビット 思いがけない冒険』予告編&マーティン・フリーマン演じるビルボの姿を公開


うわあああああああ待ってましたああああああ!!!
これで2012年生きてく理由がまたひとつ。頑張る!12/14まで絶対頑張る!!

しかし上の記事、主役・ビルボを演じる俳優さんの情報がろくにない。マーティン・フリーマン氏かぁ。やっぱりここはイギリス人だよね。あまりよく存じ上げないので公開までに勉強しときます。

ガンダルフとガラドリエルの奥方様あたりはLotR(The Lord of the Rings)と同じキャストが演じるそうで、嬉しい!そうよね変えてもらっちゃ困る。イアン・マッケランかっこいいわぁ。

これの原作の「ホビットの冒険」は、ビルボが(比較的)若い頃の話で、時系列としてはLotRより前の話になるので、LotRでビルボを演じたイアン・ホルムは全然出てこないのかな、それは淋しいなと思ったら、予告編の時点で既に出てた!(笑)わーい嬉しい。

映画『ホビット 思いがけない冒険』予告編


あー何この予告編、期待しか持てない!使われてる曲も共通っぽいです。わーわーわー。

ドワーフ隊かっこよさそう!予告の時点でトーリンイケメンすぎ。
チラっとしか出てなかったけど、グローイン役の俳優さんはギムリ役だったジョン・リス=デイヴィスさんかな?そっくり。

まだ公式サイトもないようなのでとにかく情報待ちですが、翻訳は戸田奈津子さんでは?(ありませんよね?)
そこだけは頼むぜマジで・・・。


『ナチュラルボーンキラーズ』

2012-01-10 05:32:49 | 映画

皆様ごきげんよう。謙虚に神様の仰ることを聞いて、生活態度を改めるはずなんですけどこんな時間でサーセンテヘペロ☆と思っている黒猫でございますよ。

だってね?借りたDVDがね?返却日が明日でね?
なんとか取り繕おうとする己を我ながら浅ましいと思いました。サーセン。

まあ、折角なので(?)DVDの感想を。

『ナチュラルボーンキラーズ』(※リンク先はwikipedia、ネタバレありにつき本編未見の方はご注意下さい)

父親に性的虐待を受けて育った少女・マロリー(ジュリエット・ルイス)は、家に配達に来たミッキー(ウッディ・ハレルソン)と一目で恋に落ちる。ミッキーもまた虐待されて育った過去を持っていた。
交際を禁じられたうえ、マロリーの家の車を盗んだという理由でミッキー投獄されるが、刑務所を襲ったハリケーンに乗じて脱獄してマロリーを迎えに行き、マロリーの両親を殺して駆け落ちする。
そこから二人は無軌道に出会う人間を殺戮し、全国手配される。逃避行は続いたが、ガラガラヘビに噛まれ、血清を求めて立ち寄った薬局で銃撃戦の末、二人は逮捕される。二人の悪行は大々的に報道され、話題をさらった。

七年後、二人は刑務所から精神病院に護送されることに。
有名TVレポーターのウェイン・ゲール(ロバート・ダウニーJr)は、護送の前にミッキーの単独インタビューを撮りたいと申し入れ、厳戒態勢の中で生放送のインタビューが行われる。しかしそのインタビューに囚人たちが刺激され、刑務所内で暴動が起こり・・・?

というような話。


このあいだ観たゾンビ映画(※『ゾンビランド』)に出ていたウッディ・ハレルソンつながりで観てみましたが、グロ度と後味の悪さはこっちのほうがずっと高めです。どういうことだってばよ。

マロリーもミッキーもロクな家庭で育っています。マロリーの家族背景と、ふたりの出会いを描く場面で、わざわざシットコム風(「フルハウス」とかみたいに)に面白おかしく表現していますが、何それ笑えない。ブラックジョークにしても笑えないわ。

そして最初から殺しまくりの撃ちまくり、死者出まくり。
演出方法も風変わりで、アニメが挿入されたり、特定のカット(主人公二人の過去のトラウマシーン?)が唐突に繰り返し挿入されたりで、変な酩酊感のあるドラッグのような映画でした。

アメリカは銃社会なので、現実にも銃を使って大量殺人を犯したシリアルキラーが何人もいて、その中でも有名な人は服役してからインタビューを受けたり本を出したりしています。そういう人にファンがついたり持てはやされたりする現象が起きたわけですが、後半の展開はまさにそれを描いたような感じ。みんなおかしいだろ。主人公ふたりの心理も理解できないけど、このファン心理はもう埒外だわ。

主人公ふたりは確かに不幸な家庭環境で育っていますが、だからと言って大量虐殺をしていい理由にはならないし、善悪の判断がつかないというわけでもない様子。いつか捕まるというのもわからないわけではなかろうに、「ミッキーとマロリーがやったと警察に言いな」とか言い残していく意図も不明。逃げるけど見つかりたいの?破滅願望なの?
インタビューで殺人の理由などを語っていましたが、その辺もわたしの理解の範囲を超えていました。日本語でおk。そういう危険な凶悪犯に生インタビュー且つ全国に放映という神経もよくわからん。

刑務所の所長やリポーターなどの犯罪者ではない人物も皆それなりの俗物に描かれていて、正直言って誰にも共感しがたいです。

どういう結末を迎えるのかと思いつつ観ましたが、まあ想定内のエンディング。DVD特典のもうひとつのエンディングのほうが、物語としてはちゃんと終わっていた気がします。まあどっちみち後味はだいぶアレですが。

んー、なんか理不尽なまま始まって理不尽なまま終わった感じ。

どういう層に需要があるのか不明ですが、わたしは合わなかったなぁ。グロ耐性はあるんだけど、こういう後味の悪さはなぁ。
ウッディ・ハレルソンはスキンヘッドでもイケてるということがわかったのが唯一の収穫かな(笑)。

こういう銃乱射描写のある映画を観ると、日本でよかった、と思います。

神は見ているらしい

2012-01-09 04:57:27 | 雑記

皆様ごきげんよう。土曜日某神社初詣に行って参りました黒猫でございますよ。
連休初日だし、まだまだ正月ムードということで、すごく混んでいて30分くらい並んだよ。
なので超真剣にお祈りしてきました。神様どうぞよろしくお願いします。


で、おみくじに何個か種類があったので、違う種類で2つ引いてみたんですが、末吉と小吉でした。何これすごい。逆にすごい。

片方のおみくじは、一番上に何か和歌的なものが書いてあったんですが、「秋雨に立ち尽くす悲しいひとに傘を差し掛ける貴方」というような、演歌かよと思う内容が。何これどういうことなの・・・。しかも悲しいのわたしじゃなくて誰か別な人なのね。それに傘を差し掛けるあ・た・し。

何それどういう状況。

何故か両方とも割と内容が似通っていて、「人に尽くせ。焦らず時を待てばよいことあり」みたいな感じでした。左様でございますか・・・ぜ、善処します。
そして個人的に気になる勉学運、これもまた両方とも「だらけていては始まらない。生活態度を改めて勉強せよ」と。
神様何故それをご存じで!?

まあ仰る通りなので、こちらも改めようと思います・・・。とか何とか言いながらAM5時前なんですけど。


以前に誰かからおみくじとは引いた最新のものが適用されるので、よくないのを引いてしまったら何回でも引き直してもよいという話を聞いたことがあるので、もう一回引いてやろうかとも思いましたが、まあ、とりあえず謙虚に神様の仰ることを受け止めることにして、持ち帰らず丁重に結んできました(笑)。

でもあの和歌はちょっと面白かったなあ。今年の秋、誰かに傘を差し掛けてあげることになるんでしょうか。

そんなこんなのあと、バーゲン行ったり最終的には飲み歩いたりして、なかなか楽しい一日でした。
そしてまた体重が元に戻るという結果に。

・・・明日から本気出す。

『猿の惑星』

2012-01-07 02:31:24 | 映画

皆様ごきげんよう。今年初のスタジオレッスンでした黒猫でございますよ。久しぶりにやると効くわぁ。明日多分筋肉痛だわ。つれーわー、マジつれーわー。
でもマジで度肝を抜かれたままだとヤバいので、頑張ります。昨日今日と頑張ったのでちょっと体重減ったけど、今の今まで飲んでいてそれを台無しにしてたところです☆テヘペロ。

それはさておき、お正月に観てったDVDの感想をちょいちょいあげていこうと思います。とりあえず一本目は『猿の惑星』。

少し前に猿の惑星の新作(『猿の惑星 創世記』)が公開されていて、観たいな、と思ったんですが、実はわたしこのシリーズ1作も観たことがないと思い、まずは第1作を観てみることにしました。
有名な作品なので、なんとなくストーリーは知っているんですが。


『猿の惑星』(1968年版。リンク先はwikipediaです)


未知の惑星を探査する目的で4名を乗せて地球を出発した惑星探査艇が、理由不明のままでどことも知れない惑星に不時着する。この時点で船内時間では地球出発から2年弱が経過していたが、相対性理論により地球時間では既に2000年が経過していた。

船員たちはコールドスリープに入っていたが、覚醒時、乗員の一人は既に死亡しており、生き残ったテイラー(チャールストン・ヘストン)、ドッジ(ジェフ・バートン)、ランドン(ロバート・ガンナー)の3人はこの惑星の探索を開始する。
探索を開始してほどなくして、一行は人類にそっくりな生物の群れと遭遇するが、彼らは一切喋らず、知能も低そうで、原始的な暮らしをしていた。
この群れが何者かに襲撃され、テイラーは騒ぎの中で仲間とはぐれた上、捕えられてしまう。襲撃者は銃で武装した猿たちだった。

この星では猿が進化の頂点に立っており、人類は知性を持たず、馴致できない害獣とみなされていたのだ。
襲撃された際に喉を負傷したため、テイラーは喋ることができず、他の知性のない人間と同じように実験体として扱われそうになったが、猿の動物学者・ジーラ博士(キム・ハンター)はテイラーの行動からその知性に気づく。人間が知性を持っているなどありえない、と思いながらも、ジーラ博士は婚約者・コーネリアス博士(ロディ・マクドウェル)とともにテイラーの話を聞こうとするが・・・?

というような話。


開始15分で惑星探査隊のメンバーの一人がいつの間にかバックパック(生存のためのいろんな道具が詰まってる)を持たなくなっていたり、見つけた水場でいきなり泳いだり、何というか、一行が未知の惑星を探索するにしてはあまりにも警戒心がなさすぎるのにハラハラしました。
不時着した当初はちゃんと地質検査とかしてたのに、いきなり普通に現地の果物を食べるとか、不用心にもほどがある。なんか惑星探査隊としては行動が迂闊すぎる点が気になりました。
まあ、そのあたりを突き詰める話ではないので、細けぇことはいいんだよ!ってことで観るしかないんですが。

猿たちに捕まってからしばらくの間、テイラーは喉を負傷していて喋ることができず、そのため知性のない動物とみなされます。コレこのまま今後一切台詞ナシで行くのかな、と思いましたが、そんなことはなかった。
言語の獲得こそが猿をヒトに進化させた一因という説もあるくらいですから、言語のありなしは非常に重要なわけですが、結局作中での人類が喋らない(喋れない?)理由は明かされず。声帯など、喋るための器官は正常なのに何故か喋らない、というところまではジーラ博士の調査でわかっているらしいんですが、結局どうしてなの。次回以降への伏線として続くんでしょうか。

観ていくうちに、猿の社会が非常にいびつな文明であることが判明します。
外科手術が行える技術がある一方、移動手段は馬か馬車だったり、空を飛ぶ乗り物が存在しなかったり、全世界の地図がなかったり。知識が非常に制限されています。
「聖典」なるものに従って生活し、聖典で禁じられていることは一切禁止で、犯したものは冒涜罪に問われてしまうとか、猿の中でもゴリラのほうがチンパンジーより優れているというような風潮があるとか、キリスト教原理主義とか人種差別に対する強烈な風刺を感じました。公開当時大丈夫だったんだろうか。

公開年が1968年ということなので、もう最初の宇宙船のシーンの内装からして非常にレトロ感を感じましたが、話の展開としては非常に面白く、目が離せないまま最後を迎えました。当時は相当革新的だったんだろうなあ。BGMも妙に不安を煽る前衛的な感じで、逆に新鮮。

撮影技術も今とは違い、CGがないから全部特殊メイクなんですが、そういうのを割り引いてもたまにちょっと大雑把すぎないかと思う場面がありました(笑)。
一番「それはどうよ」と思ったのは、途中、博物館みたいなところに主人公が迷い込むシーンで、人類の剥製?を展示をした部屋があるんですが、その剥製を全部本物の人間が演じていたこと。ちょ、よく見ると動いてる動いてる!何でここケチった。模型じゃダメだったのか。展示なんだから安っぽくても構わなかろうに。

ちょっとどうなのと思う点は多々ありましたが、とても面白かったです。個人的にはとても好き。原作も読んでみたいなあ。
実は既に「続・猿の惑星」も借りてきているので、近いうちに観るつもりです。

マジで度肝を抜かれた

2012-01-06 15:39:09 | 雑記

皆様ごきげんよう。一昨日からジムの営業が再開したので通い始め、体重計に乗って出た数字にマジで度肝を抜かれた黒猫でございますよ。なんじゃあこりゃあ!えらいこっちゃ。
NASAの専門家は太陽の重力圏から生還した彗星にマジで度肝を抜かれたかもしれませんが、わたしは自分自身にマジで度肝を抜かれたよ。
この表現、ネット版の翻訳をする人が使っちゃっただけだと思っていたら、紙媒体の朝日新聞にも「マジで度肝を抜かれた」とちゃんと書いてあり、笑いました。NASAはフランクだなぁ。


昨日一昨日と、再びジムに通い始めたわけですが、もうすっかり世間の皆様はお仕事モードになってらっしゃいますのね。いつまでも休みでサーセン・・・。
でも実は1/4がハロワ出頭日だったので、新年早々ハロワに行ってきました。今年こそ仕事に就かなければ。少し頑張ります。(少しかよ)

とか何とか言いながら、またしても昼夜逆転気味が身につきつつある・・・やべえな。なんとかせねば。