左後足の交換まで順調でしたが、、古い車をメンテするのはすんなり行かないものです。。。。。
昨年秋頃からでしょうか、急な段差を超える際、「ゴトゴト」と大きな音が発生していたのは気になっていたのですが・・・・・・やはり↓
人間で言う足首にあたるハブナックル支持ブッシュがボロボロ! これじゃ振動・衝撃を吸収せんわ、走行中に関節がかくかくしてタイヤの角度がふらふらするわで安定しない。これ以上悪化するとタイヤだって変な減り方するかも・・・。
拡大したら↓ほれ! 酷いもんでしょう!
4年前の左後足の時も同じ状態だったので、、、この車が平成9年車なので逆算すると・・・・約10年経過するとブッシュの傷みが発生しているかも知れませんぞ・・・・・。 ご注意を!
ブッシュを外すのに正規な方法だと、ハブナックルを足回りリンクから全て外し、圧入機を使いブッシュの脱着を行うのだが、ここはプライベータの創意・工夫である物で勝負!
登場工具は、①簡易バーナー ②金鋸 ③30mm用インパクトのコマ ④ハンマー(小・大)。
まずは簡易バーナーでゴムのところを焼き、中心の鉄の部分を取り除く。次に金鋸で周りの金属リングの一部に切り込みを入れる。ほんでもってリングが緩んだところをマイナスドライバーとハンマーで「コンコン」する。 するとこのとおりブッシュが外れます。~お見事!~
*勢い余ってハブナックル部にも切り込みを入れちまったぜ! 畜生!
次は挿入するブッシュを用意せねばならないのだが、4年前に使った裏技を今回も・・と思い、不要になったリヤショック下部のブッシュを再利用することにした。
万力に挟んで金鋸でギコギコやったのだが・・・残念! 周りの金属がへばりついてブッシュが抜けてこなかった。。。残念!!
ブッシュの再利用は断念し、ホンダCARS店へブッシュとボルトをオーダした。釧路と札幌に物があり、ラッキーなことに翌日9時に入荷するとの事! Good、Good!<午後2時にオーダしたものが翌日朝9時に入荷するとは自動車業界の物流システムはさすがである>
話を作業に戻します。
左後足のロアアームの付け根ボルトも錆びていてグラインダーで切断しなければならないのだが、、、マフラーが邪魔で切断作業が出来ないので、マフラーを外すことに。
社外マフラーならたいがい2分割なんだが。。。。。
さーいよいよボルトを切断します。
仲間内での話なんですが、高年式のホンダ車は「錆び」にご注意を! この車だけでも大ぐくりに3箇所目の癒着錆び。ちなみにト○タ車では経験なし。
グダグダ言いながらも右後足の組み立て完了!
長~いマフラーも取付けて
ここのボルトもマフラーと癒着していて、あっつ!癒着4ヶ所目になったYO。 なのでグラインダーで切断後及び削り取りました。 ほんまどーにかせーや! 錆びホンダ!も~!
足回りを全バラしたらちゃんとアライメントを調整しましょうネ! タイヤがあっちゃこっちゃ向いていたらハンドルが取られるかもしれないし、何よりタイヤが直ぐ減る事があるので、経済的に打撃をうけるで~。。
このゲージ(4輪1set)は約10年前に6万円で購入しましたが、30回以上は使っているので十分元は取っています。アナログ機材ではありますが、4輪のトー(内股・外股)、キャンバー(傾き)、ホイルベース(前後タイヤ間隔)が測れるのでCARトーには欠かせないツールです。
本当は、車体を台の上に載せながら調整できる数百万するトータルアライメントテスターがあれば良いのですが、、、、これで稼いでいる訳ではないので・・・・・でも欲しいですが。。。
ちなみに外した部品郡です。
今回特に長くなりスンマソン。 ではまた、、、チャオ!
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