ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(3月第三週)ジャンプ・マガジン編

2005年03月18日 23時52分17秒 | 週刊マンガ誌
※都合によりぽちょむ君による単独レビューとなります

ジャンプ編
アイシールド21
セナの兄、というのは「兄貴分」ですか。
ま、これが最もリーズナブルでしょうね。
そしてアイシールドの走りと似ている理由も判明。
なんとアイシールド(セナ)の走り方の師匠という事で。
バトル漫画だと弟子側が最後に限界を超える力を出し、力量が数段上の師匠を倒す、という展開で決定ですが、この2人の場合は微妙。
そもそもセナがすでに圧倒的上にいてもおかしくありませんし。
ただ、それだと盛り上がらないんで(爆)、ほぼ互角の力量なんでしょうね。
で、場面は一転して体育祭へ。
雪光&まも姉の豹変の理由は一体?
次回に分かると思うんで(笑)、請うご期待。

ムヒョロジー
周囲の人間を使うことによって、何気ないムヒョの刑罰執行がどれだけ高等技術なのかをアピール。
さらに、理由はよく分からないまでもムヒョのロージーに対する信頼度の高さなんかも描写。
それはいいんですが、こういうのはもう少し早いうち(連載1~2回)にやっておくべきかと。
あと、大量殺人未遂とか物体無断寄生のようなごくありふれている(と思われる)行為を禁止する法律が魔法律1742条ってのは数字が大きすぎないですかね?
それまでの1700個の法律ではどんな行為を禁止してるんだか(笑)。

(読み切り)
世界観はともかくとして、内容はややありきたりですね。
弱気だけど豹変する主人公とか、辻斬りの正体とか。
でも今回一番気になったのは話よりも絵です。
細くて強弱のない線で描いてある上、背景も同じようなタッチで描いてあるため、実に平坦かつゴチャゴチャな絵に見えます。
もう少し全体的なレベルアップが必要でしょう。

ハピマジ(読み切り)
2回目の登場。
高レベルのギャグで畳み掛ける形式は前回と変わらず。
今回注目したいのは、ギャグをそれ単体で終わらせず次のギャグへのネタ振りor伏線にしている所です。
巨大消しゴムとか謎のマッチョとか。
それによって、もともとのギャグそのものの威力にプラスアルファがされているのではないかと。


マガジン編
トッキュー!!
ついに星野覚醒。
って、なぜ今回だけ?
自分よりテンパっちゃってるおばちゃん見たら落ち着いたのか?
そして手柄を上げつつも戦線離脱。
この辺のシビアな所はいいですね。
「特別に除隊免除」になったとしても、「またいざって時にやらかすだろうな」という目で見てしまいますから。
で、なんだかんだ言って忘れた頃に再登場しそう。

スクールランブル
悪の魔法使い八雲登場、…って他のクラスの生徒が乱入していいのか?
面白いからどうでもいいですけど。(ぉ
欄外のアオリにもありますけど、八雲って結構役者ですよね。
前の「手塚本先生」の時とかも。

愛と誠と彼氏と彼女(読み切り)
マガスペの「お憑かれさん」でお馴染み島田英次郎氏のマンガ。
女の子も可愛いしネタも面白いんだけど…これと同じような内容の4コママンガ読んだことあるんだよなぁ。
パクリなどとは言いませんが、知ってるネタということで破壊力は激減。

高速扉道路(読み切り)
スピリッツ「団地ともお」の小田扉氏の作品。
読んだ時はそうでもなかったんですが、後から思い出すとどんどん笑えてくるという、一風変わった面白みを持つマンガでした。(少なくとも私にとっては)
編集部員達は、読まれないのが内容以前の問題だって気づこうよ(笑)。

トト
晴れてライオンリオンが仲間入り。
つーか、本当「オズの魔法使いを」ストレートになぞっていますね。
ということは、次は木こりの出番でしょう。
…木こり?
また話に絡めづらいと言うか、現代ではリアリティに欠ける存在だな。(舞台は現代じゃありませんが)