ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(3月第三週)マガジン・チャンピオン編

2008年03月15日 23時55分58秒 | 週刊マンガ誌
ケンジン氏は所用により不在です

マガジン編
スタンドバイミー(新連載)
戦火に巻き込まれた現代日本が舞台、というなかなか変わった切り口の物語。
そういえば「最終兵器彼女」があったか
今回の話は、自衛隊へ送り込まれようとしている高校生友也の身代わりに、クラスメートのユキが自衛隊への入隊を決意した…というところまで。
一見心を打たれるようなユキの行動ですが、ちょっと考えてみるとなんか違和感が。
そもそも、友也が自衛隊へ送り込まれるようになったのは普段の素行に問題があったからです。
規律を乱す行動を普段から取っていれば、学校から切り捨てられても仕方ないんじゃないですかね。
(学校が「志願者」と嘘をついていることも問題ありですが、とりあえずスルーします)
つまり、ユキのやったことは「バカがバカやっていることの報いを受けようとしているのを、自らを犠牲にして守った」ということです。
これじゃああまり共感できませんよ。
基本設定は良い感じなので、今後の展開で盛り返して欲しいです。

ハンマーセッション
キタコレ!
「養子」という予想が当たった上に、「蜂須賀の」というところまでズバリ的中。
ま、本気を出せばこんなもんですよ。(えー)

ヤンメガ
「無理難題をクリアできたら留年なし」とか「時間オーバーしたらアウト」とか、補習ってそういうものじゃないのではないかと。
あれじゃただの罰ゲームじゃんw
ま、前会長がキレる展開は予想通りでしたが、そのエネルギーがそのまま掃除に向かうとはちょっと意外。
普通に考えたら教師をフルボッコにするような気がします。
それでも留年は回避できるでしょうし。
退学という形で(爆)


「逆から読んだら『鏡』だ、気づけ」って、それは無理だろうwww
久しぶり(初めて?)の福本節全開発言でした。

未来町内会
車はエンジン音があることによって、周囲に危険を知らせている。
切り口は至極まっとうなんですけどねぇw
そもそも豆腐屋だって車で売りに来るだろうから、何も考えずに特攻したら危険なのでは。
さて真面目に考えますと、本当に物音がしないぐらい静かな車があるならば、完全に歩行者と分離するのがもっともリーズナブルですかね。
要するに、自動車専用道路を作って、そこ意外走れないようにする、と。


チャンピオン編
フルセット!(最終回)
そこそこまとまった終わり方ですが、打ち切りなんでしょうねやっぱり。
何が問題だったのかと言うと、火野がバレー部員としてそこそこのレベルまで到達してしまった時点で、この作品の持ち味が終了したということです。
それまでは、病弱な自分の身体を押してバレーを始めるとか、部の存亡自体が危ぶまれているのを各方面の努力で繋ぎ止めるなど、ドラマ面を重視した内容でした。
しかし、一度チームが機能し出すと、あとは単なるスポーツマンガでしかありません。
そもそも会田が主役にも見えますし。
だからと言って内容が悪いわけではなく十分面白かったと思いますが、プラスアルファが足りなかった結果がこういう形になったのでしょう。
連載を張って行く実力は十分あるので、次回作に期待です。

不安の種+(最終回)
日常にあるの不安の種を紹介し続けた作品でしたが、終盤は微妙に浮世離れした話が多かったような。
何か違和感を感じて振り向くと異形の怪物が、ってパターンです。
悪霊ならば何でもありなのかもしれませんが、そういうのって逆にリアリティ無いですよね。
私が一番好きだったのは、割と最近のですが…
 いつも同じビルから飛び降り自殺をする夢を見る。
 ある日バイトの面接に行くと、その場所は夢に出てくるビルだった。
 結局その面接には行かなかった。
ってやつです。
そんな形の、日常にありそうな漠然とした不安をもっと見たかったですね。

パニッシャー
ちょwwwこれはwwwww
あの予告カットがこういう形で出てくるとは。
でも、今回出てきた男はどうみても三下っぽいしなぁ。
となると、敏行(仮)が仲間入りすれば辻褄合うのかな?
あれは「アルト&敏行」の姿を描いたってことで。
ミルキィは…目的を果たして離脱したあと、じゃダメ?(笑)

現代怪奇絵巻
「3月に出るのに4月号」は確かにあるあるw
ただ、これを上回るのは「年が明けてないのに1・2号(合併号)」です(爆)
しかも1冊だけならいざ知らず、大抵3・4号まで年内に発売されますよね?
これ本当に意味分からないので何とかしてください。

ドカベン
作中では開幕四番と大売出しの中田翔ですが…
答え:開幕2軍、現実は非情である(何