岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

彼岸の中日

2008-03-20 23:05:06 | 日々の暮らし
今朝は雨、それもとても寒い朝だ。 一枚余計に羽織り、明るくなるのを待って畑へ向かう。

     
昨夜からの雨で畑の通路(溝)が、川になっている。 こうやって雨の後を確認することで、通路の高低を見極め晴れた日にその修正をするのだ。

時折雨が止むが、今日は一日お日様は望めそうにもない。

     
左端の小川の奥山には雨雲がかかり後の北アルプスは雲の中だ。

この前のフキノトウの場所に行って見ればこんな寒空にでも元気に顔を出している。

     
ありがたい、その中から家族分だけ戴いていく。 あぁ春の匂いがたまらない。

今日は彼岸の中日、春分の日だ。この日天気が荒れると後々どうなるのかと、これまた気に掛かるところだが。

     
雨の日は玄関の風除室の中に国旗を掲げる。 中ではバアチャンがおはぎの支度に取り掛かっている。

僕は明日からの西瓜の苗作りのための床土のポット詰めの準備や、機械の整備に掛かる。 

     
リヤカーの修理もその一つ、外仕事が出来ない日こそこういった仕事を積極的にこなしておく。 土を混ぜるミキサーなどの電源の配線など、諸々の仕事は何ほどでもあるのだ。

お昼にバアチャンが呼びの来た。

     
おはぎが出来たのだ。昨夜から小豆を煮て準備をしてたのだ。 僕らの方ではおはぎのことを、「かいもち」とか「ぼたもち」等と言う。

今の家庭では親や嫁はんがこさえた物を無理をしてでも戴くという暗黙のルールというか義理人情がなくなったようだが、僕はちゃんと今日も10個戴く。

こう書くと 「何故に?」 と思われるでしょうが、ここで僕が「何で4人しかおらんのにこんなに沢山作るんよ!」なんて言ったらお終いでしょ(笑。

昔人間はなんて言ったら怒るかもしれないけど、喜ばせようと思って作るんですよね、あの年代の人たちは。 だから応えてあげるのです。

何時にない腹いっぱい食べた僕は食後珍しくお昼寝をした。 これも雨の日ならではのこと、先日からの疲れも出て、気がついたら2時をチョット廻ってた。

一日を終えて今日は終日寒い日だった。夜に入っても月夜の分だけ冷え込みが一層増し、風も止む事は無く家のミーはストーブの前で円く、まるで冬の光景だ。

      
これまで夜は納屋住まいの多かったミーが身体も弱まってきたせいか、家の中で過ごすことが多くなった。 ミーも僕にも早く暖かな春が待たれる。