岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

里山にリュウキンカ咲いて

2008-03-28 23:59:55 | 日々の暮らし
今朝は時おり細かい雨が降っていて風は2~3mほどだが、この後強まるとのことで物が飛散しないか見て回る。ハウスの小脇にはいつのまにやら土筆が競って顔を出している。

     
例年だともう少し後、田起こしが始まる頃だと思っていたが、今年は桜の開花も一週間から10日ほど早まるとの予報だ。


昨日に引き続き小型機械の整備をするが、思わぬトラブル箇所を見つけ思案する。 が、そんなときの強い味方がここ

       
農機具スクラップ置き場だ。 ここは僕にとって宝の山で、こまめに訪れチェックを入れることは機械を長く使ううえでの大事なポイントなのだ。 

それでも無いものだけを注文することと、決して新しいものを欲しがらない。 まぁ確かに買えないのも現実なのだが、これが規模の小さい農業を続けていく コツだと考えている。 


昼近くになって行きつけの園芸店へ出掛ける途中で姉の家に寄っていく。

      
この道の突き当たった奥に姉の家がある。 秋にはイノシシや熊が現れる里山である。一昨年には玄関先に熊が現れ、義兄さんに家の柿の木を全部伐らせたほどの出来事があった。 そして昨年は僕らの町で初めての犠牲者が出てしまったのだ。

そんな現実があっても僕の姉は山登りが大好きだ。今年も多くの山行計画を立てているのだろう。

時には一緒に山へ出かけることもある姉を、僕は近くの園芸店へ出掛ける際は大抵尋ねることにしている。

     
南向きの裏山には梅の花がもう散り際を迎えていた。 そして、家の庭ではリュウキンカが黄色い花をつけ山へ誘っているようだった。

     
リュウキンカは山で、それも幾分湿地帯でよく見かける花だ。水芭蕉の傍によく咲いていている。 眺めているとフツフツと山へ行きたい気持ちが堪らなく湧いてくる。