仕事から帰ってきた息子に、「カキ氷」でも食べに行かないかと誘い出掛けた。 行った先は町でも老舗の甘党の店。
ところが残念な事にお店のお母さんの入院などで今夏は氷ものはやってないとの話し。 で、頼んだのは息子がチョコパフェで僕がシェーク。
酒を飲めない僕に、飲みたくない息子の二人が揃って甘党のお店でデート。 こんな光景傍から見たらさぞや気色が悪いものなのだろう(苦笑。
当の僕らはこれだけではもの足らず、次に頼んだのが二人揃って「クリームソーダ」。
息子曰く、なんでソーダは何処で頼んでもメロンなんだろう?。と
僕は答える。 そりゃぁ昔からメロンは高価なもの、苺やバナナなんかじゃ贅沢感が出ないよ。
なんて(苦笑、バカ話しのやりとりを店のオヤジさんが奥で可笑しそうに笑ってる。
僕はずーっと以前から息子に家の農業を継がないかと誘ってきた。 それは決して「やれ」とか「手伝え」なんて言葉を使った事もないし、強要したこともなかった。 むしろ寝た子の耳元で囁くように「農業っていいぞ~、西瓜は面白いぞ~」って言ってきたつもりだ(照笑。
農業って決して儲からないが、サラリーマンにはない自然に接する楽しみや収穫の喜びがある。 米作りは六十になってからでもと言うが、西瓜作りは早いに越したことはない。
その息子が僕と一緒にいる時間を苦にしないというか、煩わしく思わないでいる様にみえてきたこの頃である。
こいつはシメタと思ってよいのだろうね(ニンマリ笑。