今日の未明から増した風はみんなの出勤時間には風雪に変わった。
車は日中でもライトを点けて走り、僕の藁加工小屋の窓はべったりと雪が張り付いて外の様子がなかなか窺えない状況だ。
普段ならもう帰ってきてるはずの息子がまだ来ない。
残業なのか、雪道で車が進まないのかまだ帰らない。
お腹が空いてきたのだが・・
出来るだけ揃っての我が家は夕飯はまだ先か(苦笑。
岩手県山田町の震災がれきが昨日富山に運び込まれた。
これは僕らの地域で運営される広域圏事務組合で、僕の家から2k余り離れたところにある焼却場が受け入れるために試験的に運びこまれた10トンであり、明後日の23日に試験焼却される。
昨日の説明会でもいろんな意見が出、危ぶむ声も聞かれたが・・
まもなく2年経とうとするのにいまだ復興進まぬ震災後。
現地には100年分とも言われるがれきの山が残っている現実を踏まえれば、基準値を満たしたものを受け入れるのに何の躊躇がいろうか。
もし震災直後から動き出していれば、多くの皆さんが受け入れに拒否を示すことはなかったかと思う。
復興の大きな遅れが、多くの憶測を生み、更なる遅れを生んだかと思う。
いいことだけ共有して、災いだけは避けたいのは誰にも共通することだと思うが、国難にあたって心は一つに出来ればと願いたい。
年が明けて村の神明宮に於いて、還暦の儀を受けた。
毎年同じ日に決まっていて、今年は平日だったが、友達がわざわざ休んで写真まで撮ってくれた。
昨年より心の準備はしてはいたが、出来るものなら避けて通りたかった還暦(苦笑。
生きてる限りは全てに平等に生きあたるらしい(苦笑。
それから四日後の一昨日に実家の母の一周忌があり出掛けた。
亡くなった日も、お葬式の日も晴れだったように、この日も穏やかな日になった。
人は年老いて我がままになり、介護される身となる。
それは還暦を境に歳を重ねる毎に子供に還るということらしい。
90過ぎまで生きた母を越せるかわからないが、還暦を迎えた今日を境に僕はスタートを切る。
向上心と好奇心を持ち続け、動ける間は人生楽しくと誰もが願うことを、秘かにかつ真面目に作戦を練る今日この頃である(苦笑。
人生これから、仕事も遊びもこれからだぞー!!