昨日からムズムズしてた山行き、今日早速に実行に移した(笑。
先日カミさんに風を引いて弱ったところを見られているのでもちろん内緒で。
朝一番に今日で年度内最後の学校給食用の大根を配達し、他の用事も済ませ家を出たのが10時近く。
向かった先は町のシンボル負釣山(959,3m)で左手前の黒い山裾から入る。
林道途中で車を捨てスキーを履いて進む。 幸い誰かがスノーモービルを走らせた後で陽のあたらないこともあって硬く締まって走りやすい。
登るにつれ陽が射して一昨日のものかウサギの跡が先行するだけに。
50分ほど行っただろうか、負釣山の看板が現れ、その奥の登山口にスキーをデポし輪かんに替えて出発。積雪は1mといったところか。
陽が射してきて雪が緩み歩き出しから脚が重い。 輪かんを上げる度に一緒に雪が絡んでくるからだ。
それでも正月以来の山行、僕にしたら久し振りの山で多少雪は重くとも心は軽い(笑。
ここでも先行者はウサギたち。 こんな良い天気に誰も来ないなんて勿体ない話だ(笑。
目指すはあの頂、かなりの長丁場だ。 負釣山は高々1000mに満たない山で夏場であれば登り1時間40~50分といったところ。
だが冬場では積雪によっては丸一日は掛かる場合もある。 お正月に行った2750mの硫黄岳には丸々負釣の標高差分登っても5時間程だったのにだ。
おまけにこの山は急峻だ。夏場はトラ縄を頼りに奮闘しなければならない箇所が随所にある。
風は西から強く吹き枝葉は東に伸びて、雪も東側へ大きくせり出し雪庇と呼ばれる。
もう山頂は近い。 先行するウサギの跡は頂上まで続いてるようだ。
急登には輪かんを蹴りこみ、ピッケル代わりに手を雪中に差し込み身体を上へと引き上げていく。一歩一歩と
最後の一登りを終えれば頂上に
山頂は風で雪を吹き立たしそんなに積もることはないのだが、それでも標柱は埋まり負釣の2文字だけが覗いてた。
正面少し右に白く見えるのが初雪山(1610m)一昨年はあそこで新年を迎えたのだった。 その右手には
長栂山に朝日岳、そして白馬や旭日岳などが広がる。 そして足下には
黒部川扇状地の真ん中に僕らの町が見渡せる。 家から手にとる様に見える頂に立ち今度はこちらから我が家に見当をつけてみる。
何時ものことだが尾根筋を辿り自分の歩いてきた道程を考え、人はよくもこれだけ歩くものだと感心する。
車社会の現代なれど今朝に仕事を終えて今ここに立ってることが我が事ながら感心もし、まだもう少し頑張れるぞと勇気をもらう。
先日カミさんに風を引いて弱ったところを見られているのでもちろん内緒で。
朝一番に今日で年度内最後の学校給食用の大根を配達し、他の用事も済ませ家を出たのが10時近く。
向かった先は町のシンボル負釣山(959,3m)で左手前の黒い山裾から入る。
林道途中で車を捨てスキーを履いて進む。 幸い誰かがスノーモービルを走らせた後で陽のあたらないこともあって硬く締まって走りやすい。
登るにつれ陽が射して一昨日のものかウサギの跡が先行するだけに。
50分ほど行っただろうか、負釣山の看板が現れ、その奥の登山口にスキーをデポし輪かんに替えて出発。積雪は1mといったところか。
陽が射してきて雪が緩み歩き出しから脚が重い。 輪かんを上げる度に一緒に雪が絡んでくるからだ。
それでも正月以来の山行、僕にしたら久し振りの山で多少雪は重くとも心は軽い(笑。
ここでも先行者はウサギたち。 こんな良い天気に誰も来ないなんて勿体ない話だ(笑。
目指すはあの頂、かなりの長丁場だ。 負釣山は高々1000mに満たない山で夏場であれば登り1時間40~50分といったところ。
だが冬場では積雪によっては丸一日は掛かる場合もある。 お正月に行った2750mの硫黄岳には丸々負釣の標高差分登っても5時間程だったのにだ。
おまけにこの山は急峻だ。夏場はトラ縄を頼りに奮闘しなければならない箇所が随所にある。
風は西から強く吹き枝葉は東に伸びて、雪も東側へ大きくせり出し雪庇と呼ばれる。
もう山頂は近い。 先行するウサギの跡は頂上まで続いてるようだ。
急登には輪かんを蹴りこみ、ピッケル代わりに手を雪中に差し込み身体を上へと引き上げていく。一歩一歩と
最後の一登りを終えれば頂上に
山頂は風で雪を吹き立たしそんなに積もることはないのだが、それでも標柱は埋まり負釣の2文字だけが覗いてた。
正面少し右に白く見えるのが初雪山(1610m)一昨年はあそこで新年を迎えたのだった。 その右手には
長栂山に朝日岳、そして白馬や旭日岳などが広がる。 そして足下には
黒部川扇状地の真ん中に僕らの町が見渡せる。 家から手にとる様に見える頂に立ち今度はこちらから我が家に見当をつけてみる。
何時ものことだが尾根筋を辿り自分の歩いてきた道程を考え、人はよくもこれだけ歩くものだと感心する。
車社会の現代なれど今朝に仕事を終えて今ここに立ってることが我が事ながら感心もし、まだもう少し頑張れるぞと勇気をもらう。