岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

お蔭様で餅つきも終了

2008-12-29 19:29:35 | 日々の暮らし
先日からやることは沢山あるのに身体の調子が今ひとつで嫌になった(笑。

ただただ寒く身体が冷えるのだ。今日に至ってはお腹の具合も悪く痛みが出てきた。 年のせいにすれば家のバアチャンや近所のお年寄りに格好がつかず弱ったものだ。

pc だって先日の雷で散々な目に遭ったし、年末になってなんなのだよって感じだが、・・  まぁいいか悪い事は年内で終わらせたほうがって思うことにした(笑。

       
一月に出番を待つ大根は先日来の寒さに耐えてるだろうか露地ものの悩みだ。 それにしても相も変わらずネズミによる被害は収まらない。

       
先日Nちゃんを尋ね職場である球根農家の山崎さんちを訪ねたらチューリップの切花を戴いた。
今も最盛期で梱包発送作業に余念がなく早々にお邪魔した。

       
それからこれは一昨日友人たちが集まっての忘年会での一コマ。
皆して携帯を取り出し番号を交換し合ったり機能を確認しあったりしてるのである。

一昔前ならこんな光景若い人たちの間では普通に見られたものだ。
それがいい年をしたオジンがてんでに携帯を取り出し情報交換しだしたので可笑しくて思わずシャッターを切った(笑。

さて、とり止めもない話になっていったが、昨日28日には我が家の餅つきだった。

29日は苦餅と言って嫌い、それより遅れると僕の家出(笑、が入るので28日と決めている。

      
      
時おりアラレが降りとても寒い朝だった。 息子が加わりバアチャンの手を打たないよう声を出しついた。 ヨイショ! ヨイショ! と
   
   今年もありがとうヨイショ! 来年もお願いしますヨイショ!
                           

大根の詩

2008-12-25 19:38:23 | 漬物のこと

       
       
       
       
        
                                                                           
            
         
       
            
       
       
       
       
       
       
       
      
         


クリスマスに赤大根を

2008-12-24 19:17:59 | 日々の暮らし
今日はクリスマスイブ、我が家も例外ではなく今夜はそれなりに準備があるらしい(笑。

ホワイトクリスマス、いわゆる雪のないクリスマスなんかはこの頃ではちっとも珍しくはなくなったのだけれども、全く冬を感じさせない異常な今日だった。

昨日降った雪も朝のうちだけで今日に至っては里山でさへスッカリ融けてなくなったいた。  我が家のツリー越しに見る朝日岳だけが白いマントを羽織って存在感を見せている。

春のような陽気の下タクアンを漬ける。 今シーズン三回目のタクアン漬けだ。

       
配達に来た郵便やさんが おっ!サツマイモですかと言った。 
干して葉っぱを切り離した赤大根はホントそれらしく見える(笑。

       
元々が少々辛味があるため唐辛子を控え、塩分よりザラメ糖を幾分増やし、リンゴやミカンなどの皮を多用した。 今から2月の食べ頃が楽しみだ。


暮れも近づきバアチャンは次のかぶら寿しの支度に鱒を三枚に下ろし余念がなく、 僕も餅つきを控え杵の修繕をする。

        
クリスマスが終わると大歳まではアット言う間もない。 
毎年の事で進歩がないが(苦笑、大日本年末年始党主催のスタートラインに立たされ後は狂走曲に背中を押されて走るのみだ 
                         エイエイ オッー!!(猛爆

たくあんを戴く

2008-12-22 23:06:01 | 漬物のこと
昨日の冬至を境に天気は大荒れ。 午後からはミゾレも混じり風が吹き荒れた。

   そんな今夜は昨日に引き続きユズ風呂だ。 

       
戴いたユズはとてつもなく大きく香りはお風呂場全体に溢れた。

戴いたと言えば広島のお友達から自然熟蜜柑を戴いた。 
普通ミカンもバナナと同じく少し青いうちに摘み取られると聞いている。

       
このミカンは樹上で完熟させられたものなのか。  どこか柔らか味と言おうか温かみのある甘さが美味しかった。

樹上と言えば我が富山の魚津産のリンゴもそうだ。 此処より北上すると霜の降りるのも早く完熟する前に摘み取らざるを得ないと聞く。

南下してもリンゴの栽培に適さず、ここら辺りが丁度最適と言われ今では評判も上々で中々手に入りづらくなってきてるとの事。


さてさて、こうも寒くなってくると恋しいのはタクアン。 今年初めて漬け込んだ日から今日で35日。 樽に付けた表示には今月25日が開封と書いておいたのだが、窓をピューゥピューゥ吹きすさぶ引き籠りの音を聞いてると無性に食べたくなってきた(笑。

       
取り出してきたタクアンはくちなしの実を5個も入れたせいか、まるで沢庵の素を使って漬けた様にきれいな色に仕上がった。

味は上々。 口に入れたカミさんが「今年は塩辛くないね」と言った。

毎年毎年、塩分の取りすぎで高血圧になるだは血がドロドロになるだは散々言われるので今年は1%控えたのだ。

漬物は奥が深い。 ほんの少しのさじ加減で味がガラッと変わる。 
でもそこが又面白くもあり楽しいのだけど(笑。

明日明後日にでも3回目のタクアンを漬ける。 僕にとってこれから来年の西瓜の植え付けが始まる頃までは欠かせない毎日の食材であり楽しみのひとつなのだ。

やっと肩の荷の一つがとれた

2008-12-20 20:49:32 | 農作業

       
12月20日、今年も残すところ11日だというこの時期なのに雪がない。 平野部はもちろん後ろの1000m辺りの山でさえ積雪が見られない。

思い起こしてみれば此処何年もこのような状況が多かったように思う。 いつもこの時期は正月の登山を控えて雪の少なさに危惧していた。

と言うのも僕らは滅多に登山道を歩かないというか一般的な山へは好んで行かない(笑。 

敢えて人の行かないルートを選び登るため積雪が無いと猛烈な藪漕ぎを強いられることになる。

そのため冬山はドカ雪は要らないが程ほどに雪はあったほうが快適と言うことになるわけなのだ。


さて、そんな冬山を語るこの時期に僕はまだ年内に片付けなければならない仕事を抱えて少々焦っているわけで(苦笑

その一つが西瓜の址田、つまり大根の終わった畑の後片付けである田んぼに戻す仕事だ。

先日トラクターに鋤を取り付け畝型を切り崩しておいた後に水を引き入れたところへロータリを付けたトラクターで荒起こしする。

       
この日は時おり雨の降る寒い日だったがトラクターのエンジン音とともにカラスに混じり大型の青サギが現れミミズなどを見つけ食い漁っていた。

       
僕らが子供の頃は人のいない時には田んぼに下りて餌を食べることはあっても人が入っているときや機械が動いている時にはこんな傍で見られなかったように思う。

それだけ他で餌を探すのが難しくなったのか、大型機械の導入で土が天地返しされ土中の餌が容易に現れ危険を冒してでも簡単に手に入るこちらの方が良いというのか。

仕事は特殊な畝型であったために高低差をなくすよう時間を掛けて荒くリ作業を進める。

時間を置いて翌日には代かき作業に入った。

       
天気は快晴。 ロータリより横幅が長いハローと呼ばれる田んぼを均平にするための機械をつけて均していく。

       
今日もエンジン音とともに5~6km先の海上からカモメ達が現れカラスに混じって餌が現れるのを固唾を呑むような雰囲気で狙っている。

代かきはお昼には終わり田の水を抜き明日を待つ。後は排水のための溝きりで仕上げだ。

       
で、今日大分水が引いたところへ僕の愛機乗馬ならぬ鉄輪車の登場。

       
幾分低いところ、水が残ってる所を狙って溝を切っていく。 こうしておけば来春まで乾きトラクターが載っても沈まないようになり稲作の為の耕起がし易くなるというわけだ。

この数日忘年会などもあったりして中々時間を取れないこともあったが、ようやく気掛かりの一つであった復旧作業が終了した。

大歳まであと僅か、まだまだ片付けなければならない仕事を抱え、時々なんでお正月があるの?、なんて馬鹿げたことを思ったりすることだってある。

それでもそんな僕に関係なく年末年始という一大イベントがやってくるわけで、家にあってもカミさんにバアチャンはこの頃はやけに忙しなさそうに振る舞い一向に進まない僕を横目になんか殺気立っていたりして・・

年内の給食用終了

2008-12-17 22:25:39 | 農作業

       
     朝陽を受けて茜色に染まる日本海に浮かぶ雲

       
天気は明日から雨とのことだが今日は快晴だ。 今日も明るくなるのを待って畑へ出向く。 

連日続いた給食用の大根の出荷も年内が今日で最後。 12月に入ってからと言うもの毎日が胃の痛くなるような想いだった。

先日に県の農業普及所から話があったが、今年は秋野菜が例年にないよい出来になったが収穫時期は短く早々に終わったと。

僕の育てた大根も例外ではなく肥大が早く早々に老けていった。 例年だと12月に入り見られる大きさに今年は11月中には達した。

         
家のカミさんが私の脚より断然大きいと得意げに?比較してるが此処まででかくなると何ぼ味が良いと言おうが扱いが悪い。学校の調理師さん達には大変にご迷惑をお掛けしたと心からお詫びしたい。 

老けも早いことから9つある学校の各調理師さん達には僕の携帯の番号を伝えて不都合があった場合に即対応ということで了解を戴いていたが、此処まで2件2本の取替えをさせていただいた。 

ひょっとすれば調理師さん達の方で少々眼をつぶっていただいたのではないかと思う。 そうであれば尚更に申し訳ない。

これまで難なくこなしてこれたのも偶々運が良かっただけのこと、ほとほと勉強が足りないと今回つくづく思った。

冬用に蒔いた大根も今年品種を替えたのが禍し太りが悪く、挙げ句の上にはネズミにやられる始末。

         
今日も目視でこれだけの被害が見られた。 中には地上部だけではなく地下5~6センチまで食い漁ったものまであった。 

とにかく来年同じ過ちを繰り返すことは出来ない。 今年の失敗を来年の糧として活かしたいと素直に思った。


さて、クヨクヨばかりもしておれない。西瓜のあとの大根が終了したことで早速田んぼに戻すことにする。 

        
四日後には雪が降る予報も出てる。 この時季雪が降ればそれが根雪となることは充分に考えられることだ。根雪になれば来春まで耕すことも出来ず全ての予定が狂う。

明日も雨の予報に時間と競争するようにトラクターを操る。 後部に鋤を取り付け大根が立っていた元の西瓜の畝型を切り崩していく。

お昼を食べたかどうだったかも忘れ(苦笑、ようやく日没までには天地返しは終了した。 後は水を引き入れ明日には荒くリ代かきを済ませたい。

編み始める

2008-12-13 22:14:56 | 農作業
天気は少しづつ下り坂。 来週明けには氷点下が予想される為冬用大根のトンネル掛けをする。

       
これから播種するのなら必要だが、育ってきてる大根にトンネル掛けは必要ない、まして自家用なら尚更なのだが

大根によらず寒さにあうと旨味が増す。そのかわり凍ったりを繰り返すと表皮が傷み老化も進む。

それでは客先から苦情が出るのでこうやってトンネル掛けをして氷点下が予想される日にはすっぽり被い保護してやるのだ。


さて、トンネル掛けも済みいよいよ桟俵を編み始めることにする。

       
奥が先日に作ったもの。 僕の使いかっての良いように高さも角度も何回となく編んでみては手直しして調整した。

       
バアチャンも一緒に今日から編んでくれる。 年々編む速さは落ちたとはいえコツコツと確実に編んでいく姿勢は僕にとって掛け替えのないもの。

本人は老化防止だと言って憚らないが、少しでも手助けして役に立てればの心が嬉しい。

選れども選れども

2008-12-11 23:25:24 | 農作業

       
今朝の6時46分の様子。山からの御来光を仰ぐここでは日の出は遅く朝日岳の右て前朝あたりから日は昇る。

給食用の大根の出荷などもあって、遅れがちであった桟俵を編む為の藁の選りを今日から急ぐ。

       
昨年は雨にたたれ腐らせた分が多かったが、今年は藁は充分に取れた。
藁は見えてる裏側にも同じように一並びありかなりの量だ。

       
一掴みづつもっては千歯穀と呼ばれる道具に掛けて藁の古着を脱いでいく。

       
手前に櫛状の千歯穀(センバコキ)と呼ばれる昔の脱穀器(これで稲穂やキビ等の穀物を草木から分離させていた)
その奥にある左が選る前で右が選った後の藁。

千歯穀で選られた藁は元の量の2/3~半分近くまでになる。 古着が抜ける度に藁埃が舞いあがるので、晴れた日に外へ出て出来るだけ沢山やっておく事が肝心なのだが、それでも山は大きく選っても選っても一向に減らない(汗。

       
これは選った後の藁の束の山だが、これを藁を揉む機械に通して柔らかくして初めて桟俵が編めるわけで、こうやって僕らの特産西瓜は冬の今からもう準備が始まっているのだ。

今日はそんな忙しない中を実家の母の誕生日にフリースのジャケットとケーキを持ってお昼に見舞ってきた。

       
もう90近いバアチャンだけど明るい色のものをと考えたのだが、慎重145cmに29kgの身体に合うもので選べる柄もなかったがそれでも喜んでくれた。


一緒に行った姉と3人してお昼を食べてひと時を過ごした。何度も何度も礼を言う母の満足そうな様子をみて安心した。


実家の母に気遣うとやはり引き合いに出して気になるのは家のバアチャン。

今日温泉入りに行ってる家のバアチャンにはなんにもしてないのに気がひけて夕方に強風が吹き荒れてきたのでせめてもとバス停まで迎えに行ってきた(汗。

       

憎きネズミに手の打ちようもなし

2008-12-10 22:27:06 | 日々の暮らし

       
       
先日の雪はもうスッカリ融けた。 右から鋸のようにギザギザと落ち込んで同じく左からの落ち込こみとの接点が秘境黒部峡谷である。

手前の茶色く筋を引いたような田んぼは来春会場が予定されているチューリップ会場だ。

まだ話しは早いが、もしこのまま暖冬で推移すればチューリップの開花が早まりゴールデンウェークに合わせてのオープンが狂うことになりそれはそれで大変なことで、農家の苦労は続く。

この天気周りに西瓜のあとの大根畑の整理を始める。 もう必要最低限の収穫数を残し抜いていく。

       
この赤大根もそう。 大きいものは人に愛想して細かいものは干し大根にする。

       
赤大根のたくあん漬けは初めての試みでワクワクするが(笑、バアチャンは「おらぁ何十年そんな漬けもん見て知らんちゃ」って言って訝しげていた(笑。

我が家で一番の日当りのいい此処はこの頃ミーの定席で右下に毛布をあてがって貰って休んでいるのが見える。


そんななか今日は嫌な事が一つ。 大根がネズミに食べられたのだ。

       
これからに育ってきていた大事な大根がご覧のようにトウモロコシを食べた後のように芯だけが残っていた。 それも何本もだ。

早速ホームセンターや農協などを回ってなにか手立てはないかと見て回ったが屋外の露地野菜にうってつけの物はなかった。

あと一週間ほどでボツボツ収穫に掛かるかと思っていた矢先だけにガックリ。 

自分が食べる分なら諦めもつくが、こればっかりは堪忍できず、かと言って今更老齢のミーには頼めず出来ず、ただただ残念。

そういえば先だっても白菜がかなりの被害を受けたと聞いていた。 上手に下から潜りこんで中の美味い芯の方だけ食べてあったそうだ。

大根も青首の部分だけ食べてあり、辛味大根などは一切手をつけてはいなかった。 

ネズミよ自分の食い扶持くらいは自分で育てろよ・・と言いたい

       


藁の加工台を作る

2008-12-08 21:46:46 | 日々の暮らし
この頃変だ。 何が変かと言うと朝起きられない(笑。 今朝も大根の出荷が早朝にあったのだが、寝坊してしまった。

普段は早いのに今朝は変だぞと思った客先が電話をよこしてきた。  受け取ったカミさんに起こされてパジャマの上から合羽を着込んで出掛けた始末。 

春眠暁を覚えずという言葉がある。 春はとかく忙しい僕には今の時季がこれに当てはまると言うことなのか。

さて、出荷も終わって今日は藁の座布団は桟俵を編む台を作る。

かねてより桟俵を編む為に工夫した専用台が一台であったためバアチャンが手伝ってくれる日は僕が間に合わせの台で編んでいた。

使いかっても悪かったのだが、何とかやってきたと言うのが現状。 そこで来週からバアチャンも編みにでると言ってるので思い切って作ることにした。

思い切ってと言ったものの、そんなに手間暇掛かるという代物ではないのだが、忙しい最中にはチョットした思い切りがないと取り掛かれないのが実情(笑。

       
画像の左上に見えてるが、使うものは事務用の回転椅子。 得意技の(笑  スクラップ置き場で拾ってきた。

それを切ったり溶接したりで全く別物に変えていく。ほぼ一日掛けて完成。

       
塗装や細かいところは残ったが、機能的にはほぼ完成。 見た目は椅子の原型を留めてはいるが、桟俵を編む上では強力な武器(助っ人)だ。