岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

アンデス

2009-11-25 22:36:26 | 日々の暮らし

       
今朝の北アルプス、真ん中に負釣山、後ろに右は白馬岳で左に朝日岳。

今日は明け方少し雨が残ったが、お昼頃にはお日様も出ていい天気になった。

朝9時の予約で歯医者へ行って、帰って畑の収穫作業。 干し大根の注文が入っており、毎日のように採っては干す作業が続く。

       
そんな中、ジャガイモの収穫をした。 この頃のようにあまり寒くならないようならもう少し太らせてもいいのだが、雨の晴れ間にと思い掘った。

       
左の白は農林1号で、右の赤はアンデス赤。 どちらも初夏のものに比べ収量は少なく、貴重な冬の食材。

       
早速に赤のアンデスをポテトサラダで頂いた。 外は赤でも中は薄い黄色で、他のものと比べ幾分甘味があるか。

農のもの作りは、こうやって出来たものを味わう楽しみに尽きる。 だからこそ3Kなんて言われても止められないのだ(笑。


フェアープレー・フラッグ持っちゃいました

2009-11-22 23:04:05 | カターレ富山
ホームでの残り試合が後2となったカターレ富山。 今日は7位の徳島ヴォルティスを迎えて16時にキックオフ。

       

       
今回なんと初めてのメインスタンド側に立っての応援。 いつもの半値のバックスタンドと違って何故か選手もゲームも近くに見える(笑。

実はこれには訳ありで、今年の8月の末だったか、友達の50嵐さんからお二人でどうぞとチケットを戴いたもの。

これまで何度と通って、使う機会はあったのだが、勿体なくて今日まできたのだ(苦笑。

そして正に今日、そのチケットを使った効果があった。 なんとなんと、ファンサービスでカミさんが選ばれたのだ。

会場をカメラが追って、大スクリーンに映り出され、目立っちゃたサポータを選びだすのだが、何故かカミさんが選ばれちゃったのだ(笑。

選ばれたご褒美に、選手入場の際のフェアープレーフラッグを持つ名誉を授かったカミさんは、我が世の春とばかりフィールドへ駆け下りていった。

       
試合が始まり、席に戻ってきたカミさんは、見ることのない下の様子や色んな話しが聞けてよかったと満足そう。 50嵐さんにも感謝。


肝心の試合の方はと言うと0:0の引き分けだった。 今日勝って順位を上げて欲しかったのだが・・

でも、まあ、内容的にはよくやったと思うし、来期に今以上の望みも持てる試合だったと僕は思う。

アウェイで頑張ってもらって、12月5日のホーム最終戦を熱く熱くして欲しい。 頑張れカターレ!


こだわり

2009-11-19 22:26:47 | 日々の暮らし
組合の研修で訪れた新潟で、来年の豊作を願い弥彦神社へ寄った。

       

       
前もって申し込んであったので、さして待たずに拝殿へ通された。

伊勢神宮ほどではないにしろ
(比べる方が間違っていると思うのだが(苦笑)
これまで経験のなかったような立派な祈祷をしていただいた。

今年も収穫を終えてからというもの、色んな思いを懐き今日まできたが、道は一本、踏ん切りがついた。 

決して大袈裟なものではないのだが、来年も思う道でやろうと、密かに決意した。


その余韻が残る今、我が家に帰りて、家人にお風呂を勧められたが・・

ご利益と決意が流れていきそうで、とても落とす気になれない僕は変人だろうか(苦笑。


貰い物ですが

2009-11-17 21:33:56 | 日々の暮らし


       次郎柿
       
今朝ほど村のY子さんに戴いた。 昔はよく見かけた次郎柿で、程よい甘さにしっとりした硬さがいい。

昔のようにものが無いときは、庭に柿や栗や、桃に梨、春には杏やスモモにと実に生るものなら一通り植えてあった。

それらは僕ら子供の頃には大きな楽しみの一つであったものだ。

今、家に柿が生っていても自分から取って食べる子供は皆無だとも聞く。
飽食の時代にあって、それが良いか悪いか詮議するつもりはないが、物の価値観が随分と変わったことに驚き、物は無かったが、昔のほうが豊で有りがたさを知っていたように思う。

そんな僕らだから(笑、貰った柿は皆して朝昼夜とキッチリ戴いた。 雨で表面は傷んでいるが、美味しかった。

そのY子さんには先日も梨を戴いていた。 実は大きく立派なものだったので、勿体なく食べずにマタイ(仕舞う)してたのだが、今夜思い切って戴いた(笑。

       
栃木県の「にっこり」とい名の梨。 ご覧のように家の平種なしと比べて大きいこと。 味は「南水」のような高い糖度はないが、サッパリした甘さでシャリ感もあり満足するものだった。  

僕らは自分の庭には無い柿を食べたり、栃木へ行かなくてもこうやって地元の名産を戴くことが出来る。 これは物流の発達ばかりではなく、人と人との繋がりがあるからなんでしょうね。  感謝。




明日から一泊二日で新潟の方へ出かけてきます。 目についた物がありましたら、報告がてら載せたいと思います。 では


痛みと思いでは年齢と共に遅れてやってくる(苦笑

2009-11-15 09:47:42 | 日々の暮らし

もう鮭の簗場もお終いで、卵に用のない身の燻製作りが始まったと聞いていたのに

       
鮭を戴いた。 お腹には立派な筋子がタップリ。  早速カミさんが熱めの湯で解しイクラにして味付けし、戴いた。


さて、表題の「痛みは・・ 」はこの鮭とは全く関係なく、自らの不注意から起こった、なるべくしてなった不祥事。

事は一昨日に、農機具を洗車するためポンプで川の水を汲み上げて洗うのだが

このポンプを一回毎に設置するのも面倒なので川の近くに固定したらと思い、架台を作るため溶接機を使ったことに始まる。

溶接時の強い光りから眼を保護する為の面があるのだが、たまたまこのとき面のサングラス状のガラスが割れてて非常に見づらかった。

本来ならここでガラスを取り替えるのが妥当なのだが、僅かの時間を惜しんだ僕に不幸の種はあった。

昔とった杵柄ではないが、面無しで溶接を済ませたのだ。

で、事も無くおわり、出来栄えに満足し、その日は過ぎていったのだが・・

翌朝というか、まだ明けきらぬ早朝に痛みに起こされた。 眼が強く痛み、開けられないのだ。 

しまった#やっぱりやられたか・・ と思ったのも後のまつり、以降昨日丸一日眼を冷やし床に就く羽目に・・。


これと同じおもいをしたことがある。 ズーット昔、今より若かった頃だ。
この時は溶接に慣れず、面を使うのが不便で横着し裸眼で行なったため、その日の夕方に強い痛みに苛まされた痛い想い出が何度かある。

歳のせいとは言いたくないが、そんな痛い想い出も容易に思い出せなくなっていたのだと思う。 

加えて、若かった頃に比べ症状の伝わりに丸半日は遅れる事と、回復にも時間が掛かったことに心ならずもショックを受けた(苦笑。


別れの日がやってきた

2009-11-13 22:50:16 | 日々の暮らし

       
今朝の西瓜畑跡。 沢山あった大根もすっかり少なくなった。

天気の方は20日頃まで愚図つくようで、それ以降に晴天が続くようだと耕して田んぼに還そうと思っている。


       
今朝取った干し大根用。 間に茶色く細身のものは牛蒡で、柔らかくサラダにもいける。

一緒に植えた赤大根がようやく干し大根に適した太さに育ってきたし、蕪も秋ジャガも、もうそろそろだ。

別の畑では冬用に植えた白菜やキャベツにブロッコリー等なども順調に育ってきた。

こうやって命の元が次々と生まれ、育ち、輝いていく中で、一緒に生活を共にしてきた猫のミーが17才の生涯を閉じた。

丸一日指定席に横になったきり身動き出来なかったミーが、家族が揃った夕食の場に突然、それもやっとの身体で現れた。

カミさんは、みんなに挨拶に来たのやろうね、と言って毛布を敷いて横にさせ、カイロを入れて介抱した。

その翌朝ミーは息を引き取った。 17年間、当たらず触らずの距離を置き、邪魔にもならず、さりとて丸一日も姿を見ないと皆で探し回り、此処1年が最も家族と濃く触れ合った時間ではなかったろうか。

日当たりで勝手口や家の様子が窺える場所に家族みんなで送ってやり、山やの僕の提案でケルンを墓標にした。

       

山の祭事

2009-11-09 20:50:45 | 山登り

山好きな僕は村の登山仲間と作る同好会の他に社会人山岳会に席を置いている。

近年縁遠くなりつつあり、恥ずかしながらも席を置かさせていただいていると言うのが実状。

その魚津岳友会で一年の山の無事を祈念し祝う、「ザイル祭り」なるものが恒例としてあり出席した。

       

       
神主役を務めるのは会長のS。 烏帽子に白の上着は本物だが下はジャージと、妙ないでたちなれど、節回しも中々に、失礼ながら僕らの村社の神主さまより様になっていると思った(笑。

       
祭壇には実りの収穫はもちろん、新しいザイルに、酒は清酒立山と幻の瀧。

数年前までは河原などを会場に大きな焚き火を囲み、使い古した登山着などを燃やし、世話になった古いザイルを皆でつなぎ持ち、焚き火を取り巻きながら

「♪ザイルよザイルよ 繫げよ我ら♪」と唄い、
火の神に奉納したものだが、今は昨今の事情で寂しくなった。


さて、全員の玉串奉納も済み、舞台は祝宴へと移行。 これも恒例の参加者が一人一品の酒の肴を持ち寄り、順に近状報告やら昔の思い出やらに楽しく楽しく盛り上がった。

時と共に酔いもまわり、中には買ったばかりの最新の登攀器具を見せ実演するものがあれば、それを旧態の下降法で対抗するものも出て、狭いログハウスの会館は熱く熱く包まれていった。

       
久しく離れていた僕も皆の若さに(笑、圧倒され、且つ刺激を一杯に戴いた。

正直、これまでも心に隙間風が(苦笑、吹いてるような精神状態のときなんか、どれだけ此処へ来て救われたことか。

今一度自分を鍛えなおし、再度チャレンジする心と身体を持ちたいと密かに決心し、会館を後にした。


僕の大根が山へ上った

2009-11-08 19:58:42 | 日々の暮らし
11月に入り大根も最盛期を迎え、僕も昨日から干し大根を作り始めた。

       
10月並みのお天気で漬物作りには少し早いかと思ったが、出来るだけ早く食べたいと思う気持ちには勝てない(笑。

今年は10月中旬前後収穫の早蒔きは病気も入ったり台風に遭ったりで思わしくなかったが、この時期に入り順調に育ち旨さも増した。

そして今回、縁があって僕の大根が黒部の奥山へと上っていくことになった。

       
黒部峡谷の黒部川沿いには電力会社の宿泊所が幾つも点在している。

上は黒四ダムに始まり、下は排砂問題で揺れてる出し平ダムまでの要所要所に作業員が宿泊できる寮があり、毎冬にはそれらの場所で常駐する人たちのための越冬物資がこれから今月末のトロッコ電車が終了するまでの間に荷揚げされる。

その越冬物資の一つである大根が僕の畑から運び出された。 黒部奥山は僕も以前にお世話になった所。 不思議な縁を感じる。

今日はそんな物資用からなにからで900本近くが出て行った。 先日には初雪も見たが、また10月の空に戻り、暖かく水使いも助かる。 

この空まわりに今度は稲田の秋起こし(秋に耕し、稲藁などを鋤き込むことで早期の堆肥化を促す)を始めようと思ってる。



桃とブルーベリーを植えようか

2009-11-06 21:30:28 | 日々の暮らし

でっかいショベルでちっちゃな軽四に上土(田んぼの土)を入れてるところだ。

       
昨日話した桃の木を植えるのに近くの土石会社で頼んで分けてもらっているところ。

大きなショベルカーの運転手は僕の中学の同級生。 よって思い切りサービスしてくれてるようだ。なにせタイヤが潰れそうでハンドル操作が危うく、
お巡りさんに見つかったらヤバイかも(苦笑。 

       
一杯に積んだ土を家の脇の畑に運び定植場所に下ろす。 これを何回もくり返しやっと2本の苗木を植える段取りがついた。

元々ここの畑は排水が悪くて数年前に植えた苗木の育ちも悪かった。 そのため前々から土を入れて高くしたいと思っていたのがようやく今回の運びとなったわけ。

       
植え床を高くしたついでに排水溝も深く掘り下げた。 これでもう少し気温が低くなったら定植だ。

注文した苗木は西瓜の最盛期を避けて9月の上旬頃に収穫期を迎えるものにした。 今月半ば頃に届く予定でありまたひとつ楽しみが増えた。


松井選手おめでとうございます

2009-11-06 08:23:56 | 日々の暮らし
松井が巨人から去ってから日本の野球を見るのがつまらなくなっていた。

あれから海の向こうの中継や速報に一喜一憂してたものの最近は歯がゆい想いと不安が交差することが多かった。

それが昨日は全てが吹っ飛んだ。 やっぱり松井は最高だった。

決して天才ではなく、コツコツと真面目に努力する姿勢がすごく共感できて、そんな彼が最高に報われる日がやってきたことが僕は手放しでうれしかった。