岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

!友達が落ちた#

2009-10-31 21:09:06 | 日々の暮らし

   
「友達が落ちた」と言ったら大概は僕の友人だから山の岩場から墜落したのだろうと思うし、その方がもっともらしくて聞こえも良いのだが(苦笑 

冒頭の友人 Aさんは脚立から落ちたのだ。 それも自宅で庭樹の剪定作業をしてる最中で結果腰の一部の骨が折れたそうだ。

       
上の写真の曲線を描いた金物が植木屋さん御用立つの脚立で三脚脚立と言い、一方が幅広の二点の支点で後方に一本脚の支点が付いたものだ。

問題はその一本脚の支点が使用中に突然折れたとのことだ。
       
      これがその折れた脚だ。

足場が平坦でなく、且つ周囲のスペースがなかったりする庭で樹の剪定などに使用する脚立は常に最善の使用角度を保てるように一本脚の部分に工夫が施されている。

それは一本脚の部分で、パイプ同士が刀と鞘の様に差込合っていて一本の支柱になっているのだ。

一点穴の明いたパイプにそれより一回り小さく等間隔で穴が明いたパイプを差込、穴通しにピンを差すことによって長さを伸縮し自在に脚立の傾斜を可能にしているのだ。

今回の問題は等間隔で穴が明けられている内側のパイプのその穴の明いた部位で折れたことだ。

僕の家にもこれと同じく三点脚立はあるがスチール製で重い。 しかし折れたこの製品はアルミで非常に軽い。

軽くて強いのはチタンである。 アルミも錆びに強くて軽く使い勝手は良いが柔らかく曲がり易い。

見たところピン刺しの穴の明いたところ、すなわち接点の一番少ない箇所で折れているのだ。

この穴はパイプの径に対して大きすぎないかと思うのは僕だけじゃないのでは

例えば住宅や車庫の柱にドリルかなにかで穴を開けておいたらどうなるだろうか?

穴が大きければ大きいほど地震等が襲ったら、その穴の部分から柱が折れるのは容易に想像出来る事ではないだろうか。

持って回った言い方に聞こえるかもしれないが、要はこの穴の大きさが一本脚の柱を支えるには充分だったのかと問いたいのだ。

それともう一点、アルミを加工する際の押し出しという形成時に繫ぎがなかったのか問いたい。
       

アルミの固まりから製品を加工する際に勿体ない理由で繫いでいくということを聞いている。 (元来安全性に関して勿体ないなどの言葉は存在しないものと思うが・・)

しかし、そういった場合は強度的に問題になるような部位では行なわないのが普通とも聞いている。

今回折れた製品は数年前に買ったものだが、友人はたまの休日にしか使わず使用しない時は納屋に保管していたから腐食もせず買ったばかりのような輝きも残っていたし、開き止めも使用し使い方に問題はなかったと言っている。

なのに脆くも折れた。 気の優しい友人に成り代わって問いたい。

買って数年が過ぎると保障もなくなり売ったお店も面倒を見てくれず、怪我した本人が泣き寝入りするのが殆んどと言われている。

生もの食品ならいざ知らず、安全性が重視される脚立で腐食もないのにこんなことがあっていいのか納得のいく答弁がほしい、ハセガワ工業さん。
(こんな誰が見るか分からない小ブログで訴える僕もかなりの小心者でありますがヨロシクお願いします)


「山形朝日連峰と月山の旅」

2009-10-31 14:50:37 | 山登り
台風18号が富山を通過した翌日に僕ら村の登山隊「小杉トレッキング倶楽部」のメンバー数名で山形は紅葉の朝日連峰の大朝日登山に出発した。

今年の春から決めていたことで台風は予想外だった。 スタート時にはまずまずの天気だったのだが登るにつれ崩れ出しミゾレ交じりの雨が降りだした。

山頂に立った時は全く視界が利かない様な状況であったがそれでも僕にすれば久しぶりの山であって紅葉も少しばかり晩かったが充分に満足のいくものだった。

       


       

       

       

       

       

       

       

       

       

山頂直下に避難小屋はあったが僕らは往路下山を決め惜しむように来た道を下った。

登山口の古寺鉱泉に戻った僕らはこれも予定の行動で出羽三山の一つ月山へと向かった。

日没にあわせ林道脇でテントを張り、翌日の早朝には登り口の月山八合目より低く垂れ込めたガスの中を山頂をめざし歩き出した。

ここでも高見へ進むにつれ視界は曇り気温も一気に下がり体温を奪ったが周りの草木に水滴が凍ってまるできれいな芸術作品を見てるようだった。

山頂が近づくにつれ風は吹きすさび木道はもちろん岩場の足下も凍り正に冬の装いだったがここでも僕の心は浮き立っていた。

これまで労働だけで運動らしいこともせず、家を出るときはあんなに心配していた脚への負担が表れずに僕はルンルン気分で山頂の社を後にした。

       

       

       

       

       

       

       

       

「山形朝日連峰と月山の旅」

2009-10-31 14:50:37 | 山登り
台風18号が富山を通過した翌日に僕ら村の登山隊のメンバー数名で山形は紅葉の朝日連峰の大朝日登山に出発した。

今年の春から決めていたことで台風は予想外だった。 スタート時にはまずまずの天気だったのだが登るにつれ崩れ出しミゾレ交じりの雨が降りだした。

山頂に立った時は全く視界が利かない様な状況であったがそれでも僕にすれば久しぶりの山であって紅葉も少しばかり晩かったが充分に満足のいくものだった。

       


       

       

       

       

       

       

       

       

       

山頂直下に避難小屋はあったが僕らは往路下山を決め惜しむように来た道を下った。

登山口の古寺鉱泉に戻った僕らはこれも予定の行動で出羽三山の一つ月山へと向かった。

日没にあわせ林道脇でテントを張り、翌日の早朝には登り口の月山八合目より低く垂れ込めたガスの中を山頂をめざし歩き出した。

ここでも高見へ進むにつれ視界は曇り気温も一気に下がり体温を奪ったが周りの草木に水滴が凍ってまるできれいな芸術作品を見てるようだった。

山頂が近づくにつれ風は吹きすさび木道はもちろん岩場の足下も凍り正に冬の装いだったがここでも僕の心は浮き立っていた。

これまで労働だけで運動らしいこともせず、家を出るときはあんなに心配していた脚への負担が表れずに僕はルンルン気分で山頂の社を後にした。

       

       

       

       

       

       

       

       

なにから語ろうか 「大根のこと」

2009-10-30 21:31:23 | 日々の暮らし
                  
       いまだ咲き続ける我が家のコスモス

今月の8日の台風以来PCの前に向かうことが殆んどなかった。

その間好きな山登りや友人達との旅行等など話題作りには事欠かなかったのだが、・・

疲れがひどく一日の終わりには殆んどグッタリで気力が湧かなかったというのが本当のところ

随分と焼きが回ったものだと感じてるところへカミさんが 「心配だから次の定期検診を待たないで診てもらったら」と言うが、
「なぁ~に、慣れない遊びが続いたからさ」と答えたのは僕自身はそうだと思っているからで、昨日くらいから幾分体調も戻ってきた感じだ。


さて、何から話そうかと思って先ずはず~っと前から考えていた大根のことから

8月の種を蒔き終えたころからモヤ~っとだが自分の心のなかで直売所への出荷などを止めようかと考えていたのだ。

元々は西瓜の後の大根が美味しいことから、知ってほしい食べてもらいたいくらいに栽培し始めたのだ。

それが直売所に出し、学校給食に出荷するにつけ仕事が増え、本来西瓜と稲作りが終われば桟俵を編み、その合間に好きな山登りや趣味のことなどに没頭するといった当初の目論見が大きく違ってきたのだ(笑。

それに加え今回考えさせられる大きな要因がこの春にあった。

バアチャンが骨粗しょう症の重症と診断されたことだ。

そのため今春から人手を多く頼みバアチャンに仕事をさせないようにしてきた。

今後の桟俵編みも自分一人で編むつもりであれば尚更にバアチャンに負担が掛かる様なことがあってはならないのだ。

尤も当のバアチャンは大人しくしていたのは最初だけで、僕に隠れて田んぼの草取りやら何やらと動き出し、今では平然と自分の畑仕事に精を出してるのだから何をか言わんやある(苦笑。

ともかくカミさんにも打ち明け、今後は直に注文が入ってるお客さんの分と自家用のものだけに限ることに決めた。

「身の丈」という言葉があるが、知らずのうちに自分の度量を超していたのだと思う。

もとより経営者には向かずその器量もなく、純に百姓でありたいと願っていた自分を逸脱し無理に背伸びを始めてた事にようやく気付かされた想いだ。


台風がやってくる

2009-10-07 09:01:07 | 日々の暮らし
台風18号の予定進路が発表された。

ナント台風のど真ん中が富山へ抜けると言うらしい。

その後日本海側に沿って走り北海道に上陸とのことで9日から出発予定の山形県内での登山が危ぶまれるが・・なんて言ったって田畑が心配だ。

実は来期の西瓜の予定地での仮畝作りがここズーット天候が安定せず取掛かれないでいるのだ。

そんな訳で稲刈りが済んだ時点で機械でつけた排水用の溝の整理に今朝から追われている。

もちろん育ち始めた大根も心配だが・・ 天気には勝てない。

今では儘にならないのが人生だと割り切っているはずなのだが・・

先程畑から戻り遅い朝食をとりながら台風情報を聞いていて、現実が迫ってくるとあたふたと慌て奔走する自分にハット気づき可笑しくなった(苦笑。

食欲の秋に勝てるか(苦笑

2009-10-05 22:06:06 | 日々の暮らし
川へ遡上する前に海で捕らえられた鮭が三匹

       
友人のSさんが持ってきてくれたもの。 このSさん、漁師さんにも友達がいてこれまでもしょっちゅう頂く。

つい先日も、一本頂たものを鍋にして翌日その残で雑炊にしたのだが、これが実に美味しかった。

新米が出るこの時季は全てにおいて食べ物が美味しい。 畑でまだ生育途上の大根や蕪の間引いたものでさへたまらなく美味しいのである。

そんな食欲の季節、友達に梨狩りを誘われた。

仕事の方はといえば、お米の後片付けがまだ残り、畑の方も手が掛かる上に来期の西瓜の準備がまだ手付かずなのだが・・

しかし・・これも大事な生き抜きと、当日の行き先などの段取りを買って出た。

で、行った先は信州は下伊那郡松川町の原りんご園さん。 梨は「薪水」と「越後」を掛け合わせて出来た「南水」。

    原りんご園さんのHp「梨」にも僕ら三人の写真が載ってますよ
         

昨年にその味を知った友人達が今年も是非にとの思いで今回此処を選んだ。

結局この日都合が付いたのは僕ら三人だけだったが、出かけるときは降っていた雨も着く頃には止んで青空が広がり最高の行楽日和になった。

       
一人で南水を三個にリンゴの秋映を一個たいらげて満足そうにトドの昼寝のSさんである(笑。

富山と同じで夏の日照時間が少なく気温も上がらなかったらしく、本来の大玉は無く糖度も幾分低かったようだが、それでも充分に美味しかったし楽しめた。

帰りは当然の如く地元お勧めの蕎麦店へ寄り、その後も温泉を回り立ち寄った先々で食べてはと満足満足の一日であった。

で、その見返りというわけではないが、数日後に控えた村の登山隊による山登りで皆の脚を引っ張らないように遅まきながらトレーニングを開始した。

       
    町の総合体育館の一角にあるトレーニングルームだ。  

脚を引っぱらないようにと謙虚なことを言ったが、

実は言い訳になるかもしれないが、8月に入った頃より身体への負担が大きく(分かってます歳だということを)、バテないようにと盛んに食ったのが基で体が一回りも重くなったのにこの時季で(苦笑・・ いやはや

これでは山なんぞへ行った日には確実にへばるぞとこの頃になって焦りまくってるわけで(苦笑、 情けない。