岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

育苗床の準備に追われて

2008-03-09 22:03:47 | 農作業
今朝は、来る春祭りに備えお宮さんの掃除が行なわれた。

      
参加者は春と秋に交互に参加するのだが、晴天に恵まれ予定の全員が参加した。 ここは村時間とも言われ、6時半の作業開始と連絡が行き渡っていても、6時に集まり出して始める。そんな人達だ(笑。

これは今日に限ったことでもなければ、掃除に限ったことでもない、負けられないという意識があるのか、全てがそうだ。

       
前日からの天気に落ち葉も乾き、掃きやすくもありよく燃えた。 

宮掃除が終わって、日曜の今日もハウスの段取りに掛かる。

       
冬場は機械や沢山の道具置き場も兼ねているので、先ずそれらを片付ける。 中にはこんなものまで出てきた。

     
これは昔のカマスだが、その中央近くに鳥の巣のように円く真ん中に窪みがあるもの・・ネズミの巣だ、やられたよ真ん中が穴になってた(苦笑。

天気もよくハウスの中はみるみる温度が上昇する。 北アルプスのお山もよく見える。

      
今日のお山は奇麗に見える。 本当のことを言えば、今日くらいはザックを担いで出掛けたかった(笑。

ようやく片付けもあらあらになり、育苗床の準備に掛かる。

     
箱型に囲った場所が育苗床。 ここに根きり虫避けに薬を散布し、その上に断熱用に籾殻を均一に施す。

     
籾殻を均平にしたら上から穴あきのポリシートを敷いて、温床線の布設準備に

      
床に電線を張り巡らす為のピンを打つ。

       
電線を張って完了。 今月半ばも過ぎれば、この上に土を詰めたポットを並べ温めることになる。

一月前は4時半頃だった夕暮れも今では1時間遅く。夕日に染まるアルプスが見たくて外へ出る。

     
村の真ん中で見る朝日岳。 まるでここが一番の指定席だと言わんばかり、僕の自慢の山だ。