

今年も砂糖キビの収穫が始まった。昔は一本一本人手で刈り取っていた。鎌で葉を落とし、幹のみ残して長いまま束ねて、それを馬車に積んで運んでいた。
現在は大型の機械で収穫し、葉を切り捨て、幹のみ適当な長さに切って、大きなネットに自動的に入るようになっている。この大きなネット毎、トラックで製糖工場まで運んで行く。
ご主人が運転する機械からこぼれたキビを後ろから、奥さんが処理していた。夫婦で息がぴったり合った。砂糖キビの収穫風景をしばらく眺めていた。
「イサクがその土地に穀物の種を蒔くと、その年のうちに百倍もの収穫があった。」 (創 26:12)