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短文


我是三四六岁 
(旅の相棒募っています 乙女)

売り言葉・かけ言葉

2011年05月18日 06時45分56秒 | my 徒然

 

パソコンやモバイルでアクセスして商品を買うぐらいだから、「バナナのたたき売り」などという言葉を知っている若者はどれくらいいるでしょう。よく演芸の余興で見かけるあの口上には、テンポと歯切れの良さに惹かれて売り場に人が群がるのでしょう。

 

そのような売り言葉・かけ言葉を思い出したのは、マッサージを受けているときでした。

 

たいてい、背中の凝りなど自覚しないで暮らしているから、体が要求したした頃に出かけると、予防にもなるような気がします。願わくば、施術師が充分活力がある時間をと、でかけています。

 

あちこち試しても、「凝っていますねえ」「年期が入っていますねえ」と大抵、返ってきます。気にまかせたようにジムに出かけたり、歩いたり、ヨガ指導者講習で身についたストレッチをするぐらいだけれど、毎回同じような言葉ばかりです。

 

ある時、「これは、誘い文句なのかしら」とも背中や肩をさすられながら、思いました。

 

「しっかり揉んでおきます。きっと楽になります」「凝りがとれましたよ」そう言葉かけしてくれたら、快感も満足度も違って、また出かけるでしょうに、と営業ツールも教えずに店を去り、相変わらずより良い店を試している始末です。

 

ひょんなことに、「日本に連れて行きたい」とまで思った女性を思い出してしまいました。中年女性の按摩はとても上手で、店を出ると活力が戻るくらいでした。

 

体が満足すると、顔つきも変わり、言葉が少なくなって、伝えられなくなります。それが、店を出る時の施術の良さの証になっています。 

マッサージはさておいて、会話から、同じゲームモードに拘っているのだろう、と日常会話でも、気づく時があります。

 

お互いが元気になれるような声かけができると、円滑になり、活気がわくでしょうに。


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