

またまた天災地変だ、今度は北海道厚真町とその周辺。
2日ほど前 台風21号の防風で大阪方面に大きな被害が
でて関西空港はクローズに、更に丁度2か月前西日本豪雨で
甚大な被害が出たばかり。
今度の北海道の地震も大きい、電気は295万所帯全て停電
(一部回復したよう?)、鉄道は全てストップ、新千歳空港
もクローズ。
事実上孤立に近い、本州方面への脱出ルートは函館ー青森
フェリーのみで大勢の人が押し寄せている。
孤立と言えば2か月ほど前、我々は呉の孤立を経験した、更
に2.3日だったが広島市も孤立した。
その復旧工事の最中に連続しての天災だ、その度に多くの犠
牲者、そしてそしてインフラの破壊だ。
今回も今から夜を迎えるが電気が止まっていてはさぞ不安だ
ろう、オール電化の家なんかは手も足も出ない状態。
その停電の原因は、発電量と使用量のバランスが崩れると自動
停止するのだとか、更に発電を再開するには水力発電で電力を起こ
し火力発電に廻しやっと火力発電が出来るのだとか・・・
素人には分からないが、そんなに簡単に全電源断になるシステム
が理解できない。
毎度・毎度問題が出る、山沿いの住宅や砂防ダムのこと、断水
問題、海の上の空港の弱さ、今度は電気、もっと振り返れば3.11
の津波と原発、更に阪神では火事と高速道路の落下等々。
政府や自治体にお願いしたいのは、天災地変の多い国であること
を自覚したインフラの強化だ、もちろん限界はあるでしょう。
現状は天災・地変を織り込んだ強化策を取ってあるとは、とても
思えない、それどころか橋梁は耐用年数が過ぎているものさえある
と聞く。
諸外国への寄付や投融資、イージスの購入よりも先にやるべきこ
とが山ほどあるのでは。