


農業用のマルチシートの穴あけ器。
一般的に市販されているのは、円筒形の先がギザギザに成っていて、その
ギザギザをマルチシートに押し付けて穴を空ける。
ところが30〜40くらいの穴を空けるのは便利だが、沢山の穴を空けるには
効率が悪い。
そんな大量型の穴あけは、昔から火で筒を温めて穴を空ける、農家の方が
夫々パイプの筒に持ち手を付けた柄杓のような穴あけを持っている。
熱で焼け切るので、ギザギザが無い綺麗な円にスポッと抜ける。
そんなスポッとの円をくり抜きたくて、穴あけ器作りに挑戦したが見事に
失敗してしまった。

円筒形の筒を加熱出来れば出来るはず・・・この単純発想のもと缶詰の空き
缶を電気鏝に引っ付けてやってみた。
半田ごての先を外して、代わりに缶詰の空き缶をネジめ、マルチシートに
当てて見るとサーっと切れるのは鏝の当たっている個所だけ・・・
結局3回ほど回さないと穴が開かない、しかもギザギザハートよりもっと形が
悪い。
要は温度が足りない・・・と言うことでしょう。
電気が駄目なら、やはり火だ 挑戦してみるか・・・・