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sekiの徒然日記

旧布野村に週末帰農を始めて18年で遂に解散。今後は尾道からsekiの徒然日記として再スタート。

里山資本主義   布野ダッシュ村尾道分村発

2012-07-15 19:43:58 | 時評
 
 広島ブログ
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 最近、里山資本主義なる単語をチョコチョコと聞き出した、村長のネタ元はNHKと中国新聞だ。

 NHKは「里山資本主義」として特集番組を組み2回ほど放映、中国新聞は里山資本主義のタイトルではないが、広島県の村興しの歴史ともいえる「過疎を逆手に取る会」の取り組みを核に特集記事。

 里山資本主義・・・その名のとおり第一次産業の農林水産業を活用して、過疎地で生産・加工・販売・投資のサイクルを回し、地域での自立・雇用拡大更にはUターン者を拡大するイメージのようだ。

 過疎地に片足突っ込んでいる村長のみならず、中山間地域や限界集落に関係する方は、そーなってほしい、しかしほんなに巧いこといくかいなーと期待と不安を交えて見られたと思う。

 村長も興味深々と期待を膨らませて、テレビも新聞も見させてもらった、岡山の真庭郡かどこかの製材所の社長の挑戦、周防大島での若者の取り組み等大いに期待したいものだ。

 少し気になったのは、中国新聞の特集もNHKの特番も「過疎を逆手に取る会」のメンバーが主力戦闘機に見えたことだ、誤解の無いように言っときますが、村長「過疎・・・」が決して嫌いではありません。

 むしろ凄いことを30年間に渡ってよく頑張っていると感心している、何故そう感じたか・・・一つは他にも色んなこと取り組んでいるところを知りたかったこと。

 もう一つはその少し後、偶然 多分NHKと思うが隠岐の島の村興しの特集番組を見た、こちらは町長の強い信念とリーダーシップのもと数々の施策が実り、事業が軌道にのり見学者が押しかける・・・

 まぁ、各自治体職員や議員さんの視察にはさほど期待はしませんが、私が一番感心し納得したのは、人材の確保・育成によって各事業や施策が成功?していること。

 やはり村興しも人材と自治体の本気度です、中山間地域に入れば入るほど若者も色んな意味の人材が不足、そんな地域で地場のマンパワーだけで活性化ましてや里山資本主義まで到達できないでしょう。

 自治体が広域連合が、あるいは道の駅のような3セクが、色んな異色の人材をスカウトしたらどうか、既に●●支援隊とか観光事務局の公募が行われ成果もでているようだ。

 若者のスカウトが一番いいが賃金面の負担が大きければ、団塊世代の知識・ノウハウを活用すればいい、日本全体ではこの種のことに心意気感じる人多いのでは。

 少し長くなったので本日はこれで止めますが、ホント過疎地に人材確保必要です。

 打ちながら 色々考えさせられました・・・