TNRをしていると、 知らない方から頼まれたり、いろいろなことがあります。
H駅で 時々餌をやりに来ている方から、 どうしても気になっている猫がいて、うちで保護したいから捕まえてください、と
頼まれました。 最近姿がないからとても心配しているとのこと。
虐待のうわさもある地域なので 何としても保護してあげたいとおもいました。
早朝にその方から 「猫が来ている」 と連絡があり、すぐにかけつけました。
やせて、小柄な黒猫で、 私も1度見かけたことのある猫でした。
ポツンと1匹で じぃ~っとうずくまっていた猫です。
無事に保護できて どんなに嬉しかったかわかりません。
お宅まで一緒にお届けして、 ケージに移すまで 協力して、 くれぐれも脱走は注意ですから、何をするにもドアは閉めきって、・・・
と、お話して帰りました。
TNRが失敗ばかりだった中で 一つ素敵なことがあって、本当に本当にうれしかったです。
翌朝・・・・・・、
「脱走した・・・」
と電話がありました。
捕獲器を持っていき、 できる限り、思いつく限り やれることすべて、 やってみましたが
2週間たつ今も 保護できていません。
救いは ご飯をたべに出てきている、ということです。
飢えてはいない、 ということです。
野良猫の保護は いくら口で説明しても、理解してもらうことは難しいです。
保護して「ヤレヤレ、幸せになった・・・」と思っているのは人間だけで、
猫は「殺される!」と思っているのですから、命がけで外に出ようとします。
この一件で、ますます気持ちは「奈落の底~」 ですが、 姿が確認できているので、
あきらめないで 保護できることを祈っています。
のら猫TNR活動費用にカンパのご協力をどうかよろしくお願いいたします
ゆうちょ銀行
10540 60753671
トキトウ ミカ
ふたつのクリックで大きな後押し
よろしくお願い致します~。